マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の主演を務めるキャスリン・ハーンさんが、今週のジミー・キンメル・ライブ!に特別ゲスト司会者と出演し、これまでのMCUを独自の視点から振り返る歌を披露しました。
「アガサ:オール・アロング」のためにMCUを見直す必要はないと言及した上で、かわりに「私が歌で説明しましょう」として動画の7分頃から歌っています。
その内容は以下の通りです。
♪非の打ち所がないアイアンマンから始まる現代のマーベルの奇跡の物語を話そう。
アスガルドからソーがやってきた。ハルクもインクレディブルだった。
こんなに熱狂的で金になる(BANKABLE)アンサンブルはなかった。
コーラス:アイアンマンは非の打ち所がない、ハルクは信じられない、アンサンブルは熱狂的で魅力的(BANGABLE)
語り:BANKABLE だよ、BANKABLE 。BANGABLE じゃないわ。ディズニーのスパンデックスにでも入れといて。
♪ヒーローチームは銀河系にまで広がった、ディーゼルはおかしな木の声を出すだけで何百万ドルももらった。
意地悪で極悪な悪役たちとたくさん戦った。顎が紫のキン◯マみたいなサノスもいた。
コーラス:グルートは不可解でサノスは極悪非道でキン◯マみたいな顎だった。
♪スティーブ・ロジャースはシヴィル・ウォーを引き起こした。彼らは空港で戦った。
ブラックパンサーは背が高くて低いアントマンと戦った。サノスは世界の半分を殺すために指をならした。
トニー・スタークが誇りをかぶった。大の大人がみんな泣いた。
コーラス:彼らは空港で戦った。アントマンの男は実際に低い。(※ポール・ラッドさんの身長は175cm)アイアンマンの死は童貞たちを涙させた。
ハーンさんはここで「ごめんなさい、スピードアップするためにエスプレッソマティーニが必要だわ。あと800本ぐらい映画とドラマがあるもの。」と休憩を挟んで(歌い疲れて)語り始めました。
語り:ドクター・ストレンジがポータルを開いた。キャプテン・マーベルは不滅。
スタン・リーは時々顔を出す。スカーレット・ウィッチは凶暴化。
シーハルクはトゥワーク(おしりのダンス)を教えてくれた。私達は終わるまでクレジットを見続けた。
ソーは渋滞から抜け出した。アントマンは子供も縮んだ。
マーティン・フリーマンはブラックパンサーの白人の友達。ウルトロンは焼けてブラックウィドウは死んだ。
ハレルヤ、デアデビルは生まれ変わる。水面下ではシークレット・インベージョン。
どこかに3人のスパイダーマンがいた。
一晩中いけるわよ(※スティーブ・ロジャースの口癖のオマージュ)、でもタイトに行きましょう。キャプテン・アメリカのおしりのように。
そして「最後に、マーベルで一番クールで、一番ワルなのは誰か!」と問いかけた所ホークアイと返されて、「ホークアイじゃない、私よ!アガサ・ハークネス!!」として歌を再開。
♪私のキャラは誰が見ても邪悪な魔女、何世紀も前から生きていた。
ビッチだったのに今はただの一般人。彼女の新番組は、ディズニー・プラスで放送される。
これはすべて恥知らずな宣伝、それが企業シナジーというものだ!
コーラス:そう、これは恥知らずな宣伝。この曲はプロモーション。特にキン◯マの部分は。
最後に企業シナジーと説明されたようにこの番組と放送局は現在ディズニーの傘下企業であり、このめちゃくちゃな歌もディズニーの範囲内で制作されたものと言えます。
MCUを雑に振り返り、「ワンダヴィジョン」にもあまり触れることはありませんでしたが、キャスリン・ハーンさんは過去のインタビューで本作が「1億ドルの映画のようだった」と発言し、最高の作品になっているという自信を見せていました。
スタジオの幹部は「アガサ:オール・アロング」が本格的なホラー番組になる事を示唆し、先日公開されたファーストトレーラーではその片鱗も見せていまいた。
米公式あらすじは以下のとおりです。
「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。
ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。