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ゲーム「マーベルライバルズ」、ザ・メイカーとマリスって誰?

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NetEase Games と Marvel Games が制作する対戦ヒーローシューター「Marvel Rivals」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)の新たなスキンを紹介するトレーラーが公開されました。シーズン1で実装されるファンタスティック・フォーのミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズとインビジブル・ウーマン/スー・ストームに追加される新しいコスチュームは、コミックの彼らのヴィランバージョンの姿になれるようです。

リードのスキンは「ザ・メイカー」。

ザ・メイカーは 2004年のコミック「アルティメット・ファンタスティック・フォー」で初登場したアルティメットユニバースのリード・リチャーズ。Earth-616のリードとはパワーの起源や年齢が大幅に若い事など、かなりの部分が異なっており、最大の特徴はやはり悪だという事。

2008年の「アルティメイタム」事件でヒーローが大量死した際にリードとスーは破局、アルティメットユニバースのファンタスティック・フォーは解散しました。これを機にリードの思想はより暗く歪んでいく事になり、実家を両親ごと爆破し死を偽装。スパイダーマンらと戦う中で、リードはこのユニバースへの愛着を失っており、より優れた世界を求めている事を明かします。

2011年のコミック「アルティメット・フォールアウト」からこのリードはザ・メイカーを名乗るようになり、「シークレット・ウォーズ」でアルティメットユニバースが消滅した際にEarth-616へと逃げ込みました。そこで支配者となっていたドクター・ドゥームと戦うために、ザ・メイカーは616のリード・リチャーズと組んでこれに対処しました。

これ以降、マーベルユニバース全体にとっての脅威のひとつとして、ザ・メイカーが台頭していきます。そして来週から始まる「アルティメット・ウルヴァリン」でもザ・メイカーの影が見え隠れしています。

ゲーム版のデザインはコミック版にかなり忠実になっています。

このタイミングでのザ・メイカーの実装は理にかなっていると言えそうです。

そして、スー・ストームのスキンは「マリス」。

こちらはリードとは違って変異体ではなく、Earth-616のスー本人がマリスとなっている時期がありました。

1985年のコミック「ファンタスティック・フォー #280」でヘイトモンガーの攻撃により、憎悪を増幅されたスーのダークサイドが顕現し、マリスを名乗るように。元チームメイトと戦う状況になりました。

その場はリードがなんとか対処しましたが、「インフィニティ・ウォー」の最中に再度マリスが復活。ソウルジェムで一時的に抑えつつ、最終的には身体の中でスーとマリスが戦いあい、スーが身体の制御権を奪還しました。

しかしマリスの影響はスーの心にのこり、怒りやすくなり、パワーも暴力的になり、そして露出の高い衣装を好むようになりました。この後、未来からきたスーとリードの息子フランクリン・リチャーズによってマリスのペルソナは消滅したと見られていますが、誰にも真相はわかりません。

ライバルズに実装されたマリスも確かに露出度は高く、ザ・メイカーに比べると古いキャラである事から、現代的なデザインへのアレンジが見られます。

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コミックで長い歴史を持つファンタスティック・フォーは、ザ・シングとヒューマン・トーチも様々な衣装を着用してきました。マーベルライバルズの再現性を見るとそれらが実装される事は期待できそうですが、戦闘中終始燃えているヒューマン・トーチにどのようなスキンが実装されるのかは想像が難しい所となっています。

ゲーム「Marvel Rivals」は PC(Steam、Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X|S 対応で、無料プレイゲームとしてリリース中です。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。