Huluのマーベルアニメ「ヒットモンキー」で原作コミックに登場するヴィラン、ブルズアイの登場が禁じられていた事が明かされました。海外スクーパー Murphy’s Multiverse と本作の監督を務めたウィル・スペックさんとジョシュ・ゴードンさんとのインタビューの中でこの事について言及されました。
監督たちは使いたいキャラクターがいたにも関わらず、マーベルからはその使用を禁止された事を明かし、次のように語りました。
ブルズアイですね。ブルズアイはコミック「ヒットモンキー」の創刊号に登場していて、当初はそのヴィランを使おうと思っていたのですが、いろいろな事情で使えなかったんです。しかし、マーベルからレディ・ブルズアイの提供があり、「これは、まだあまり見たことのないキャラクターなので、とても面白い」と思いました。私たちは、そのピボットを得たことに興奮しました。
◆ブルズアイ(左)とレディ・ブルズアイ(右)
©MARVEL
キャラクターが使えないというのはマーベル作品にはよくある事でさほどの驚きはありませんが、ブルズアイが使えないというのは少し気になる所です。
基本的にキャラクターの使用がブロックされている場合、別のプロジェクトでの使用計画がある事を意味しています。ブルズアイは本来はデアデビルのヴィランであり、それがブロックされているということは、今回の件はデアデビルの再度の実写化を裏付けているのかもしれません。
「ヒットモンキー」は東京の裏社会を舞台とし、アメリカ人のヒットマンであるブライスの亡霊に助けられたニホンザルが復讐の旅に出て、有名な殺し屋の中の殺し屋「ヒットモンキー」に成長する物語を描いています。
アニメ「ヒットモンキー」は 2021年11月17日 より米Huluにて配信開始です。日本での配信予定は不明です。
ソース:EXCLUSIVE: Marvel Didn’t Allow ‘Hit-Monkey’ To Use Bullseye In Series