ヴィクトリア・アロンソ氏の解雇には重大な契約違反があったと言う

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先日からハリウッドに衝撃を与え続けているマーベル・スタジオのヴィクトリア・アロンソ元共同社長の解雇に関して、海外メディア The Hollywood Reporter が氏の重大な契約違反が原因になっていると、新たに報じました。

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記事によるとアロンソ氏はマーベル・スタジオの代表の一人に名を連ねながら、競合他社の映画「アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜」の8人のプロデューサーうちの一人を務めていたとの事。

アロンソ氏は「アルゼンチン1985」で作業する許可をマーベル・スタジオ及びディズニーに求めず、ディズニーがこのプロジェクトと違反の存在を知った時、これ以上この映画の宣伝をする事を禁止する通知を出したと記事は伝えています。

しかしながら、「アルゼンチン1985」は2022年9月にベネチア国際映画祭で初公開され、賞を受賞。その後、アロンソ氏は映画のキャンペーンの最前線に立ち、上映会に出席し、パネルに座り、インタビューを行いました。

アロンソ氏は「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のプロデューサーとしてではなく、「アルゼンチン1985」のプロデューサーとしてオスカーのレッドカーペットに現れ、その間もMCU作品の開発に関して彼女の業務は停滞していたようです。

先日はVFX等ポストプロダクションの品質低下が原因と考えられると報じられ、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長を通さずに即解雇された事が世間を動揺させていました。しかしその裏には他社作品のプロデュースに関与していた事実があったようで、この問題はアカデミー賞授賞式の数日後に最高潮に達し、ディズニーのアラン・バーグマン氏とディズニーの法務および人事部門が彼女を解雇する決定を下したと伝えられています。 

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ソース:Inside the Firing of Victoria Alonso: Her Oscar-Nominated Movie ‘Argentina, 1985’ at Center of Exit (Exclusive)