【噂話】アベンジャーズタワーの購入者はキングピンではないという

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」の劇中でトニー・スタークが謎の人物に売却したアベンジャーズタワーについて、スクーパーはキングピンではないと報告しています。

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リヒトマン氏は「キングピンが買ったわけではない」としつつ、コメントの中で「来年明らかになるだろう」と投稿しています。

来年公開予定のプロジェクトは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」「サンダーボルツ」「ブレイド」「アイアンハート」などがあり、「ファンタスティック・フォー」は延期されると見られつつも情報のアップデートがされていません。(ファンタスティック・フォーはフェーズ6作品として発表されていたものの、フェーズ5作品がその予定を超えてズレ込んでいます)

これらの作品にタワーの購入者が登場するのか、あるいは単に誰かの口から購入者について明かされるのかは不明ですが、現時点でキングピンは候補から外れているようです。

ドラマ「エコー」のPR中にキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんはこの質問に対して回答を濁していましたが、リヒトマン氏の情報が正しいとするのであればドノフリオさんはこれに対する答えを知らない可能性が高そうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-echo-kingpin-owns-avengers-tower-rumor/”]

「エコー」の配信開始前にはなんらかのヒントがあるのかもしれないと期待されていましたが、実際にはタワーに関する言及はありませんでした。

「ホームカミング」の公開以降、7年間にわたって議論されてきた謎の人物の主要な候補者のうち、残っているのはファンタスティック・フォー、メフィスト、ノーマン・オズボーンといったキャラクター。オズボーン以外は2025年公開作品と関連がありそうですが、誰が何のために購入したのか、あと1年ほど議論を楽しむ時間が残されているようです。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」S2、ヘイリー・アトウェルさんが今後のキャプテン・カーターについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2でキャプテン・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」での役割と今後のペギーについて、海外メディア Comicbook.com との間で自論を展開しました。

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アニメ版のキャップと実写版のキャップが同一人物なのかという視聴者の疑問に対し、アトウェルさんは両者を比較して次のように述べています。

信じられないほどの蜘蛛の巣のような可能性と並行世界の存在のおかげで、ひとつの糸に縛られすぎない自由があると思います。「ドクター・ストレンジ」における彼女は特定の役割を果たしており、もっとシリアスで真面目でした。『I could do this all day』と言い放って、すぐにフリスビーに真っ二つにされるギャグも、楽しくてばかげた要素のひとつです。

そして彼女にとって変わらない部分があるとしながらも、別の彼女がたくさん存在することについて自身の考えを示しました。

「ホワット・イフ」でのテイストと実写版は必ずしも合致しないと思います。プロジェクトごとに必要とされるものに応じて、彼女たちはそれぞれの世界の中で存在し続けることができます。そして、キャプテン・カーターというキャラクターが発展していくにつれて、彼女の多くの側面を取り入れていくことができると思います。彼女は自分がやることを愛しているという事実を持ちながら、責任感が肩にのしかかっています。彼女は常にスティーブを愛し続けるでしょうが、悲しみを乗り越えてより深い目的意識と自分らしさを身につけることができるでしょう。観客が彼女を愛する部分に基づいて彼女の成長を続けていくことができると思います。

「ホワット・イフ」シーズン2のラストではシーズン3で「寄り道」をする事が予告されていましたが、この寄り道の後、Earth-838に到着してイルミナティに参加するとは考えていないようで、別の未来を歩むことになるだろうと考えていると明かしました。

シーズン3においてキャプテン・カーターがどのような物語に巻き込まれていくのか、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」とは別の実写版キャプテン・カーターが登場する可能性はあるのか等、まだまだ気になる疑問は残されていますが、ヘイリー・アトウェルさんは様々なバージョンのペギー・カーターを演じることについて今も前向きな姿勢を見せています。

そしてアトウェルさんはペギーとスティーブ・ロジャースの間に子供がいるバージョンも考えている事を明かしつつ「その子はベンチャーキャピタリストか、テクノロジーオタクなど両親とは全く違うタイプで、”ふたりとも、うるさいわ”と言うようなタイプかもしれません。”逆らって、両親とは全く違うことをしてやる”みたいなね」と語りました。

コミックやゲームのユニバースでは二人の間にいくつかのバージョンの子供が存在していますが、彼女らやオリジナルの子供がMCUに登場する可能性も捨てきれないのかもしれません。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ソース:Hayley Atwell Reveals Major Hope For Captain Carter Story (Exclusive)

【噂話】「ワンダーマン」が1月中に撮影再開へ─早ければ今週中にも

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品「ワンダーマン」が、今月 2024年1月 に撮影再開すると報じられました。昨年 10月 には開発中止の報もありましたが、制作の再開に向けて進行中のようです。

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海外スクーパーは「ワンダーマンは今月中に撮影再開する。ストライキで中断されていた作業が早ければ今週中にも再開される」と報じています。

2022年6月に開発中の噂が報じられた「ワンダーマン」ですが、2022年、2023年のディズニー公式イベントやコミックイベントやシネマイベントを経ても公式発表が一切されていないプロジェクト。とはいえ、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の監督であり本作のプロデューサーを務めるデスティン・ダニエル・クレットン監督が以前に「ワンダーマン」の撮影が開始した事を報告しており、この作品の計画が実在する事は確認されています。

しかしその直後にハリウッドでのストライキが発生し、プロジェクトは中断を余儀なくされていました。

以前に海外メディアは「このシリーズは、映画で大成功しようとするハリウッドのスタントマンと俳優を中心に、エンターテインメント業界に対するスーパーヒーローの視点を提供します。」と本作のあらすじを紹介。

コミックのワンダーマンことサイモン・ウィリアムズがアベンジャーズ兼俳優である設定を基に描かれる作品になると見られ、MCUでも俳優キャラクターとして「アイアンマン3」「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に登場したトレヴァー・スラッタリーが再登場するとされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wonder-man-trevor-slattery-first-looks/”]

デスティン・ダニエル・クレットン監督は本作の制作に集中したいとして「アベンジャーズ」新作映画を降板しており、かなり力を入れている事が伺えます。以前には2023年から2024年にかけて配信とも報じられていましたが、その後の様々なトラブルな影響で他の作品と同様の期間の延期を考慮する必要があり、ディズニーやマーベル・スタジオの公式発表が待たれています。

ディズニープラスにスパイダーマンが帰還、ネトフリ「ディフェンダーズ」シリーズも正式にMCUに

2023年後半から世界各地でディズニープラスから削除が相次いでいたソニー・ピクチャーズ制作のスパイダーマン映画が、日本のディズニープラスに帰ってきています。また、それと同じくしてNetflixのドラマ「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアンフィスト」「ディフェンダーズ」「パニッシャー」が日米のディズニープラスで正式にMCUとして記述されるようになりました。

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具体的に帰ってきたのはサム・ライミ監督版のスパイダーマン3部作、アメイジング・スパイダーマンのシリーズ、そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン2作品、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の「ヴェノム」、アニメ映画の「スパイダーバース」が戻ってきています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」「モービウス」「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は以前と同様に配信されていません。

また、日本でソニーが配給権を持っている「アイアンマン」と「インクレディブル・ハルク」についても戻って来ています。

これと時を同じくして、以前にマーベル・スタジオの幹部が「個人的にデアデビルはMCUの神聖時間軸」と発言していた件と関連して、NetflixのマーベルドラマがMCUの時系列順に表示されるようになっています。

少し気になるのは「エコー」がディフェンダーズとして分類されている事ですが、今後のマーベル・スタジオ関係者の発言には注目となりそうです。

©MARVEL,Disney

今回正式にMCUに追加された作品はNetflix作品のみで、ABC制作の「インヒューマンズ」や「エージェント・オブ・シールド」、Hulu制作の「ランナウェイズ」(ディズニープラスから削除済み)や「ヘルストローム」、そしてFOX制作のX-MEN関連作品などは相変わらず曖昧な領域に置かれているようです。

【噂話】アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」のアイアンフィストは女性になると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」にアイアンフィストが登場するという噂について、海外スクーパーが新たな情報を提供しました。それによると、Neflixのドラマ「アイアンフィスト」で登場したダニエル・”ダニー”・ランドではなく、女性のアイアンフィストとなるようです。

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MTTSH/CWGST 7/1/2024 Scoop Roundup – Iron Fist in Eyes of Wakanda and Deadpool 3 Tidbits
byu/KostisPat257 inMarvelStudiosSpoilers

CWGST 氏は「ブラックパンサー」スピンオフアニメの「アイズ・オブ・ワカンダ」に登場するとされる噂のアイアンフィストについて「ジャノーラという女性だ。このシリーズのために作られた新キャラクターのようで、ジャノーラはバシャというワカンダ人と行動を共にする。」と具体的なキャラクターの名称も添えて報告しました。

コミックのアイアンフィストは東アジアの秘境クン・ルンを守る伝説の戦士の称号で、66人の男女がアイアンフィストを名乗ったと言われていますがその全てが明らかになっているわけではありません。

今回報告されたジャノーラというアイアンフィストは原作におらず、どのようなキャラクターになるかは原作ファンでも想像がつかない状態です。

先日、Netflixのドラマ「デアデビル」がMCUの神聖時間軸に含まれる事が判明した事で、この「デアデビル」に付随した作品である「アイアンフィスト」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「パニッシャー」らもMCUに含まれると見られています。

ジャノーラが登場するエピソードの時代背景はわかっていませんが、ダニーとはどのような関係にあたるキャラクターになるのか注目となりそうです。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」はディズニープラスで配信予定です。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3は2024年末配信?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」のプロデューサー兼ディレクターのブライアン・アンドリュースさんが、海外メディア Comicbook.com のポッドキャストに出演し、シーズン3の開発状況について最新情報を提供しました。

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インタビューの中でアンドリュースさんは開発自体はかなり順調としながらも、配信日についてはかなり不透明である事を次のように語っています。

「制作スケジュールがコロコロ変わるんです。毎回、『あー、こうなるのか!』と思ったら、『ちょい変更!』みたいな感じでね。だから僕だって(配信日について)何か言いたくても、みんな期待して落胆する羽目になったら嫌じゃないですか。制作って野獣みたいなもんで、予定がどんどん動くんですよ」

さらに「2024年末あたりに出る可能性もあると僕は思っていましたが、かなりギリギリですね。いつ公開するかは別の人たちが仕切っていて、コマを進めたり戻したりしているんです。そのスケジュール表の中で僕たちがどういう位置にいるのか、シーズン3も『マーベル・ゾンビーズ』も把握できていません。ゾンビーズはまだ制作中で、ヤバいものが出来つつありますが、それも予定がコロコロ変わりますよ。 本当に言いたいんだけど無理なんです!」と語りました。

2023年の約半年に渡るストライキの影響でMCUに限らず、ディズニー全体的に、そして業界全体的に制作スケジュールが乱れています。開発サイドは作業を再開し、遅れを取り戻す努力をしていますが、一方でパブリッシャー側はすべての作品のリリースを単純に遅らせるというわけには行かず、スケジュールの再編成に苦心している最中であり、正確なリリースタイミングの発表まではもうしばらく時間がかかる事になるようです。

アニメ「ホワット・イフ・・?・」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

【噂話】ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」、エヴァン・ピーターズさんの役割についてアップデート

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」にドラマ「ワンダヴィジョン」からの再登場が予定されているエヴァン・ピーターズさんについて、その役割の小さなアップデートが報告されています。

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ピーターズさんが演じるラルフ・ボーナーは大きなトラウマを抱えて戻ってくるとの事で、「ワンダヴィジョン」のあとに彼に何が起こったのか、気になる情報となっています。

ラルフ・ボーナーはFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が、「ワンダヴィジョン」のBlu-ray(日本未発売)より明らかになっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wandavision-deleted-scene-missing-witness/”]

削除シーンでは足輪を外して逃亡を企てている様子がうかがえるラルフ・ボーナーですが、これは本編に収録されなかった事で起こり得なかった出来事のひとつなのか、それとも一旦逃亡した後にウェストビューに連れ戻されるのか、どのような形で再登場することになるのでしょうか。

「ワンダヴィジョン」にエヴァン・ピーターズさんがキャスティングされた時は、彼が以前にFOX制作のX-MEN映画シリーズでクイックシルバーを演じていた事で何らかのクロスオーバーにあたるのではないかと期待されていましたが、実際には同じスピードスターの能力を持つ(演じさせられていた)別の人物でした。

その後のマルチバースに関する物語や、X-MENシリーズとの大きなクロスオーバーが期待される「デッドプール3」が近づく中で、ラルフ・ボーナーは本当は何者かと言った所にも注目となっています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中、ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」は 2024年 ディズニープラスで配信予定です。

「ホワット・イフ・・・?」S2、キャプテン・カーターがインフィニティ・ストーンで死ななかった理由は?監督が解説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2のブライアン・アンドリュース監督が海外メディア Comicbook.com のポッドキャスト Phase Zero に出演した中で、キャプテン・カーターがインフィニティ・ストーンを使用しても被害がなかった理由について解説しました。

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インフィニティ・ストーンはその強大なパワーの代償として使用者に甚大な被害を及ぼす事が「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」で描かれてきました。トニー・スタークは生命を落とし、サノスやハルクほどのタフさをもっても腕が使用不能な状態になっていた事に対して、「ホワット・イフ」のキャプテン・カーターは無事に敵を倒すことに成功しました。

これについてファンは様々な議論を交わしていた中で、アンドリュース監督がその理由について次のように語っています。

「コマ送りにして見る必要があります。カホーリがカーターにストーンを送る時、ストーンはカホーリのパワーに包まれていて、そこにスペース・ストーンのエネルギーの層が出来ているんです。」

具体的なロジックまでは不明ですが、キャップが無事だった主な理由としてカホーリとそのパワーの源であるスペース・ストーンが大きく関与し、エネルギーバリアのようなものを生成してキャップへの被害を食い止めたという事のようです。

これによってキャプテン・カーターがなぜ何ともなかったのかという疑問になんとなくの納得が得られる事になりましたが、その一方でカホーリと似た起源を持っているキャプテン・マーベルならストーンを使える説も浮上しています。

MCUの実写では「エンドゲーム」以降は「ロキ」シーズン1で文鎮として登場したきりのインフィニティ・ストーンですが、神聖時間軸に再び登場する事はあるのでしょうか。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

「エターナルズ」のドラマ版の計画があった─冒頭の一部も明かされる

アメリカで映画監督、プロデューサー、脚本家、小説家として活躍するジョン・リドリーさんが、2015年にドラマ版の「エターナルズ」を執筆していた事を明らかにしました。これはマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは関係のないもので、「エージェント・オブ・シールド」と同じくABC向けのプロジェクトだったと言います。

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ポッドキャスト Comic Book Club に出演したジョン・リドリーさんは、開発が中止されたこのプロジェクトに対して「面白い内容だった」としつつも「奇妙な展開だった」と評価し、その冒頭部分を一部、次のように語りました。

最初に現れるのは18歳ぐらいの若者です。座っている彼はしばらくすると腕をあげて、その手にはドリルを持っています。そのドリルを回して耳に当てて押し込む所から物語が始まります。そして別のキャラは浴槽で自分をホイルで覆っている。とても奇妙な話です。

この出だしを見た当時のマーベル側は困惑していたとリドリーさんは明かし、「このドラマが実現しなかったのは皆さんにとっても良かった事だと思います。私が面白いと思っても、多くの人にとっては面白くないこともあるんです。自分の作品に自信はありますが、このドラマは大衆向けで人気を獲得する必要がありました」と、自信はあるものの求められているものは作れなかったとキャンセルの理由について自身の見解を示しました。

というのもこの時期、ABCは「エージェント・オブ・シールド」のスピンオフを含むいくつかのマーベルプロジェクトを中止し、「エージェント・オブ・シールド」本編のひとつに絞り込む方向に舵を切っていました。

キャンセルになった本当の理由は不明ですが、実際にこの脚本で制作されていたら、視聴者はどのようなリアクションをしていたのでしょうか。

現在、MCUのエターナルズは続編映画が計画されており、2023年12月にもケヴィン・ファイギ社長が「いずれ判る」と鋭意制作中である事を明かしています。それに加えてアニメ化の可能性なども報じられていました。公式のアップデート情報はほとんどありませんが、MCUでのエターナルズたちのさらなる活躍に期待となっています。

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Confirms Canceled Eternals TV Series

アニメ「ホワット・イフ・・・?」S2、サム・ウィルソンの不在はコロナ禍のせい─脚本家が解説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2の脚本を担当したA.C.ブラッドリーさん、マット・チョーンシーさん、ブライアン・アンドリュースさんらが、海外メディア ComicBook.com のポッドキャスト「Phase Zero」に出演した中で、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンの不在について説明しました。

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ブラッドリーさんはシーズン1に引き続きシーズン2でも盾と翼を持ったキャプテン・アメリカのサム・ウィルソンが登場しなかった事について次のように語っています。

サム・ウィルソンのキャプテン・アメリカも扱えませんでした。彼がいつ実写で登場するのか不透明だったからです。コロナ禍で映画やドラマの撮影が中断され、脚本も書き直されたりしている中で、私達もシーズン2を執筆していました。いつ何が公開されるのかもわかりません。そのため、彼を導入する事ができませんでした。基本的な事ですが、最初に実写で登場させてから、マルチバースに登場させるのです。

シーズン2の脚本はドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」と同時期、コロナ禍の真っ最中にスタートしましたが、その「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の配信時期が明確でなかったために先にアニメに登場させられなかったと説明しました。

ここで気になるのは、サムと同時期にデビューしている「ブラックウィドウ」のメリーナや「シャン・チー」のシュー・ウェンウーは「ホワット・イフ」に登場している事。これに対する明確な説明はありませんでしたが、ディズニープラスのドラマシリーズと映画では開発のプロセスが異なる事が理由になるのかもしれません。

また、プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムさんはコロナ禍に関連してスパイダーマンのエピソードを削除したと IGN とのインタビューで明かしています。

「スパイダーマン&チルドレン・オブ・メン」と題されたエピソードはとても暗い物語だったとの事で、コロナの最中にこれ以上暗い話は不要だと思って引き出しにしまったと説明しました。

「Children of Men」(人類の子供たち)とはおそらく、2006年 公開のアルフォンソ・キュアロン監督作品の映画「トゥモロー・ワールド」の事で、この映画の原題となっています。

これは18年間に渡って世界中で子供が生まれなくなり、人類が滅亡に迫っている近未来のイギリスを舞台に、奇跡的に妊娠をした若い女性を守る男の物語を描いた映画で、この主人公をスパイダーマンに置き換えて人類の希望を守るような物語になっていたと考えられます。

「ホワット・イフ」は既にシーズン3の開発が始まっており、先日はシーズン2に入る予定だったにも関わらずシーズン3へと延期されたエピソードのクリップも公開されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-season-3-clip/”]

「ホワット・イフ」シーズン3ではフェーズ4やフェーズ5のキャラクターが本格的に登場する事になるのでしょうか。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。