キット・コナーさんがハルクリングを演じるという噂を否定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」のビリーはコミック同様にゲイである事が描かれていましたが、コミックのビリーのボーイフレンドであるハルクリング役の噂があるキット・コナーさんが、将来的にこれを演じるという噂を否定しました。

以前に「ハートストッパー」でビリー役のジョー・ロックさんとゲイカップルを演じたキット・コナーさんは将来的なMCUのデビューについてスタジオと話し合ったのかと質問され、そうではないと返しました。

「友達から何度か聞かれたから、その名前を知っています。『ねえ、この役をやってるの?』って。だから『僕の知る限りでは無いね』って答えています。」

スーパーヒーロー役は「ハートストッパー」のシーズン3でキャプテン・アメリカのコスチュームを着た時が最後かと聞かれると、コナーさんは「確かに、しばらくはそうだと思います。ジョーがそれをやっていますし、僕は少なくともしばらくは傍観者として見守ることができて幸せです。」と答えました。

「アガサ・オール・アロング」ではビリーのボーイフレンドのエディが登場しましたが、当初、彼はコミックのテディ・アルトマンとして将来的にハルクリングになるように設定していたとショーランナーが明かしています。

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しかし、最終的にここでハルクリングを紹介しないというスタジオの決定があり、その影響でテディ・アルトマンはエディという名前の別キャラクターに変更されたと言います。

したがって、今後のMCUでテディ・アルトマンが登場するときは、「アガサ」でエディを演じたマイルズ・グティエレス・ライリーさんとは別の俳優が演じる事になるはずですが、キット・コナーさんはその候補から外れてしまうのかもしれません。

キット・コナーさんは「アガサ」の配信中、まだティーンの正体が明らかでなかった頃にハルクリングについて言及した事で、ジョー・ロックさんがワンダの息子を演じている事を間接的にネタバレしていました。

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この時のインタビューでは、「ハートストッパー」の人気ゲイカップルがマーベルでも見られるのかと質問された際に「正直に言うと、私はハルクリング役にふさわしいとは思いません。今後数年間、カップル役を続ければ、人々は私とジョーが一緒にいるのをいずれ見飽きてしまうと思うんです。」と語っていました。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

【ネタバレ注意】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2、新たな戦闘シーンがヴィランとの複雑な関係を描く

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影現場より、新たな戦闘シーンのビデオがSNS上に登場しました。ヘルズキッチンのフォグウェルズ・ジムを舞台にした因縁のヴィランとの戦いが目撃されていますが、あるいはそうではないのかもしれません。

※これより先は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

ジムの窓を破る形でデアデビルとブルズアイが飛び出した後、二人は同じ方向へと走り去り、その後、建物からフィスクの特殊部隊 A.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)がぞろぞろと出てきています。

この後、二人は特殊部隊を相手に共闘する事になるのか、三つ巴の戦いになっていくのか、ファンの意見は分かれています。

シーズン1の8話ではブルズアイが市長暗殺未遂で終わっており、このシーンの時点でブルズアイがまだフィスクの命を狙っているのかどうか、それとも別の雇い主が登場しているのかどうか、今回のビデオだけではまだ判断材料が足りないようです。

以下はビデオよりコスチュームが見やすくなっている静止画です。

シーズン2の撮影現場にはミューズのスタントマンがいることも確認されており、もともと18話構成で考えられていたこともあって、シーズン1のヴィランたちが引き続きデアデビルを悩ませていく事になりそうです。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

マイケル・ジアッチーノさんが「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新コミックのライターに、MCU続編にも言及

マーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションとしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ウェアウルフ・バイ・ナイト」を制作、監督デビューした(スパイダーマンなどの)作曲家のマイケル・ジアッキーノ(マイケル・ジアッチーノ)さんが、7月の新刊「ウェアウルフ・バイ・ナイト:ブラッドムーン・ライズ」のライターを務める事が発表されました。

海外メディア EW とのインタビューで「ある意味、オリジナル版では失われた物語と言えるかもしれません」と監督は説明。「コミック版でドラキュラと共演した時の復讐を果たすために、ドラキュラが彼を追い詰めているんです。ジャック・ラッセルとその伝説に興味がある人にとっては、きっと面白い展開になると思います。」と新作の内容について予告しました。

また、このコミックにはもう1人のサプライズキャラクターが登場すると付け加え、その名前は明かさなかったものの、ファンにとっては「おそらく驚きではないでしょう。」と予想できうる人物である事を約束しました。

監督は「私はモンスターの物語が好きです。世間一般では恐ろしい生き物、いや、モンスターとして描かれる生き物を、人間として描いているところが気に入っています。私はモンスターをそんな風に見たことはありませんでした。いつも、助けが必要な何らかの問題を抱えた人間として見ていました。いつも彼らに同情していました。本当にそうでした。だから、モンスターの物語には感情的な愛着があり、それは今でも私の中に残っています。」と語っています。

また、MCUの「ウェアウルフ・バイ・ナイト」についても「何よりも『ウェアウルフ・バイ・ナイト』(スペシャル)をもう一度やりたいですね。今のところそれが何であれ、業界が新しいスタンダードに落ち着くのを待ってから、そこで何をすべきか考えていくつもりです。」と実写作品の続編のタイミングを待っている事を明かしました。

配信当初も続編についてスタジオと話し合いをしていると語っていた監督ですが、今のところ続編に関する発表はありません。

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このインタビューから2年の間には、MCUのドラマ展開の縮小などのディズニーの方針転換などもありましたが、これが「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の続編にどの程度影響を与えているかは不明です。

現状でジャック・ラッセルとマンシングの物語は映画「ミッドナイト・サンズ」に繋がっていくのではと予想されていますが、これは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の後だと予想。まだ当分は気長に待つ必要がありそうです。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中、コミック「ウェアウルフ・バイ・ナイト:ブラッドムーン・ライズ」は 2025年7月 に米国でリリース予定です。

ソース:公式

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、監督がバイオレンスなシーズンフィナーレを予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のジャスティン・ベンソンさんとアーロン・ムーアヘッドさんの監督コンビがシーズン1の最終回について予告しました。

海外メディア TVLine とのインタビューでベンソン監督は「最終話には、実写作品としては非常にショッキングで、非常に暴力的なシーンがあります。しかし同時に、映画製作者としては信じられないほどエキサイティングな瞬間でもあります。」と語り、「観ていただければ私が何を言っているのかお分かりいただけると思います。そして、私の目に輝きが宿っている理由を、皆さんに理解していただくのが待ちきれません。」と付け加えました。

また、ムーアヘッド監督は「(最終回は)残酷で悲劇的です……。 クレイジーな映像の宝庫ですよ。」と予告しました。

本作は制作段階からマーベル作品の中でもかなり過激な内容になると発表されており、これまでに配信されたエピソードも所々で目を背けたくなるようなシーンが含まれていました。

ほとんどのマーベル作品がファミリー向けに展開される中で本作は独自の色を出すことに成功しており、近年のMCUの問題ともされてきたCGIを多用したアクションシーンに対してもクラシックな手法で対応して来ました。

物語は来週で一旦決着が着くことになりますが、現在はシーズン2の撮影中。こちらは 2026年 の配信が予定されています。

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どのようなシーズンフィナーレを迎え、シーズン2へつながっていくことになるのか注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:TVLine

オスカー・アイザックさんもイベント出演をキャンセル、シーハルク役に続いて「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の影響か

俳優のオスカー・アイザックさんが今月、日本で開催されるスターウォーズ セレブレーション ジャパン 2025 への出演をキャンセルする事が公式に発表されました。イベント直前の突然の発表について、ファンはこれがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影のためではないかと考えています。

公式発表によると欠席理由は「制作スケジュールの変更のため」という事で、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に予期せぬ出番が増えた可能性があるかもしれません。

先日公式発表された27名のキャストの中にオスカー・アイザックさんの名前はありませんでしたが、「ドゥームズデイ」になる以前の「ザ・カーン・ダイナスティ」の脚本ではムーンナイトが活躍する内容だったとも言われています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影は今月から始まる予定で、ロケ地であるロンドン近郊ではクリス・ヘムズワースさんらの姿が目撃、巨大な撮影セットなどの写真もSNS上に登場し、監督は今月からの撮影開始を予告していました。

オスカー・アイザックさんが実際に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のためにイベントをキャンセルしたのかは不明ですが、ムーンナイトがこの映画に登場したとしても不思議ではありません。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン2は一旦凍結されているようですが、ムーンナイトは映画「ミッドナイト・サンズ」を中心とする劇場版に舞台を移す可能性が示唆されています。

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先日は、シーハルク役のタチアナ・マスラニーさんも別のイベントを急遽キャンセルし、オスカー・アイザックさん同様に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」出演かと予想されています。

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「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」が生まれ変わったのはケヴィン・ファイギのおかげ、ヴィンセント・ドノフリオさんが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、ポッドキャスト Happy Sad Confused に出演し、本作が大幅に作り直される事になった経緯についてケヴィン・ファイギ社長を称賛しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」がリニューアルされた事についてドノフリオさんは、「ええ、(デアデビル役の)チャーリーと私の共同のアイデアでした。」とし、「最初の脚本家たちは素晴らしいアイデアを持っていたと言わざるを得ません。そのアイデアは確かに良いものでした。でも残念ながら、元の番組(Netflix版)から切り離していたので、成功する可能性はなかったと思います。」と述べています。

「チャーリーと私は、自分たちが置かれた環境の中で、みんなが愛するこれらのキャラクターをどう演じればいいのか理解できなかったんです。だから、ずっと壁にぶつかり続けました。幸運なことに、私たちにはケヴィン・ファイギというボスがいました。」

「彼は何でも聞いて、何でも見ています。クルーの誰とでも同じように話せます。とても率直な人です。彼の立場を考えると、完全にユニークな人だと思います。」

「40年間の俳優生活で、彼は私にとって、彼が置かれている立場という点で、まったくユニークな存在です。彼は非常によく耳を傾け、真相を突き止めるために一生懸命努力し、そして、結局はああいう結果になったのです。チャーリーと私は積極的にコミュニケーションを取り、最初の脚本家たちと毎日絶えず話をする必要がありました。彼らのアイデアは素晴らしいと感じていましたが、少しでも軌道修正しなければ、結局は失敗するだろうと感じていました」

配信中のエピソードの中でもっとも評価が低いのがユスフ・カーンと銀行強盗を描いた第5話「With Interest」(邦題:マスクの力)で、これが唯一、リニューアルチームが手を加えなかったエピソードとされています。

非常にMCUらしいエピソードでもありましたが、あのペースで18話続いていたと考えると、ドノフリオさんが指摘するように失敗していた可能性は高いようです。

シーズン1は残す所あと2話となり、現在はシーズン2の撮影中。それ以降も続くものにしたいとショーランナーは語っていましたが、MCUのニューヨークがどのようになっていくのか注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」、ヴィンセント・ドノフリオさんがキングピンとスパイダーマンの複雑な権利問題に言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、ポッドキャスト Happy Sad Confused に出演し、将来的なスパイダーマンとの対決に関して問題がある事を明かしました。

インタビューの中でドノフリオさんは「マーベルにとって、私のキャラクターを使うのは非常に難しいことです。所有権などの問題で。今のところ、私のキャラクターはテレビシリーズでしか使えません。フィスクの単発映画などにも使えません。今はすべて権利関係の問題です。実際のところ、いつうまくいくのか、そもそもうまくいくのかどうかもわかりません。」と、映画にキングピンを登場させる事が出来ない状態である事を明かしました。

昨年、アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」に出演するかどうか質問された際も「キングピンはマーベルとソニーの間に挟まれているので、次にどこに登場するのかわかりません。」と回答していました。

ヴィンセント・ドノフリオさんは以前からスパイダーマンとの対決の実現をアピールしてきましたが、「スパイダーマン:ブランニューデイ」の正式タイトルを獲得した「スパイダーマン4」にも呼ばれていないと最近明かしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-kingpin-wants-to-fight-spider-man/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-kingpin-rumor-denied/”]

しかし実現不可能だと言われていたスパイダーマンを「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からの導入に成功し、当初は荒唐無稽なフェイクとも揶揄された三人のスパイダーマンのチームアップを実現した両スタジオですから、キングピンに関する問題もいつか解決されると信じてファンは待つしかありません。

ひとまずはニューヨークの新しい市長としてキングピンはその存在感を強めており、現在は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影が行われている最中。「スパイダーマン:ブランニューデイ」でのスパイダーマン対キングピンは実現しない可能性が高いようですが、5作目、6作目の展開に注目です。

【噂話】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」にミズ・マーベルの登場が検討中

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2かそれ以降にミズ・マーベル/カマラ・カーンの登場が実現するかもしれないと、海外メディア TVLine が報じました。

「グレイズ・アナトミー」や「シカゴ・ファイア」などの最新作のスクープを伝える記事の中で、「デアデビル:ボーン・アゲイン」についても言及。その中で、ミズ・マーベルについて次のように記載されています。

私は、ミズ・マーベル/カマラ・カーンのキャラクターの共同制作者として有名な「ボーン・アゲイン」のプロデューサー、サナ・アマナットに、MCUで次にこのイスラム教徒のアメリカ人スーパーヒーローを見るのはいつになるか尋ねました。「ああ、早くそうなることを願っていますと彼女は興奮気味に答えました。「彼女はマーベルの制作者たち全員に愛されており、私たちは話し合っています。うまくいけばすぐに計画が立てられるでしょうが、それは本当に、本当に未定です。願わくば、マーベルズが私たちが彼女を見る最後の機会にならないことを。」

配信が始まっているシーズン1での登場の見込みはないようですが、現在撮影が行われているシーズン2にカメオとして組み込まれるか、シーズン3からの登場について話し合いが行われているようです。

シーズン1ではカマラの父、ユスフ・カーンが登場し、娘の存在を全面的にアピールしていました。これはやはり、カマラ・カーンとマット・マードックを将来的にクロスオーバーさせたいという制作側の願望でもあったようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は撮影がスタートしており、その現場からは様々なスクープも報告されていますが、現状でカマラを演じるイマン・ヴェラーニさんの目撃情報はありません。今後の情報にも注目です。

また、記事はおまけのスクープとして「ウィルソン・フィスクの側近の誰かが、その熱心すぎる野心について非難されそうです。 」とも伝えています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Matt’s Inside Line: Scoop on Grey’sFire CountryDaredevilChicago FireDoctor WhoThe Way HomeThe RookieDoc and More!

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第7話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード7「Art for Art’s Sake」(邦題:芸術のための芸術)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

デアデビルの帰還

前回のエピソードでアンジェラ・デル・トロを救ったことで、デアデビルとして活動再開した事がウィルソン・フィスクの耳に入る事に。

ダニエルは二人の関係を知らない事もあって終始へらへらとしていますが、バック・キャッシュマンはこの展開を深刻にとらえているようです。

十字架のネックレス

MCUではわりと珍しい男女のシャワーシーンでは、マット・マードックの胸元に十字架のネックレスが見えます。暗がりでよくは見えないのですが、Netflixのシーズン3で母親のシスター・マギーから贈られたものと同一なのでしょうか。

©MARVEL,Netflix

10年のビジネス

ウィルソン・フィスクは10年かけて築いた裏社会のビジネスをデアデビル一人に潰されたと説明しています。この事はNetflixの「デアデビル」の簡単な説明であり、シーズン3でフィスクが逮捕された後もデアデビルは活動を続け、さらにはサノスの指パッチンで社会が混乱していた最中にも継続していた事が「エコー」で描かれていました。

フィスクの口から「法を犯すものは許さない」と出るのはツッコミどころ満載ですが、デアデビルに対する相当な恨みがあるのは間違いありません。

冒頭の報告シーンでもダニエルとは対象的に深刻な面持ちのバック・キャッシュマンでしたが、彼がもともと「別の世界にいた」と、裏社会の人間だった事がほのめかされました。

2話のイースターエッグでも少し取り上げましたが、バック・キャッシュマンはコミックではヴィランでありいくつかの特殊なパワーも持っています。

殺人鬼ミューズの正体

ミューズの正体は以前からクレジットで判明していた通り、ハンター・ドゥーハンさんが演じていたバスティアンでした。

コミックのミューズは徹底して本名を含むキャラクターの過去が排除されており、それが理解不能な異常なサイコパスとしてのキャラクターに磨きをかけています。

ドラマでは両親や生い立ちなどが色々肉付けされた事で、少なからず同情の余地を持たせています。これが吉と出るか凶と出るかはしばらく見守る必要がありそうです。

ヘザーはマスクを被るバスティアンに臆病者と指摘、マットの身近にフィスクの主張と同調する人物を置く構成になっています。

デアデビルの特殊な能力

デアデビルは盲目である代わりに聴覚と嗅覚が常人の何倍も優れている事はNetflix版で重点的に描かれていましたが、今回は絵を触って人物を特定するという能力を披露しました。

ミューズのウォールアートはそれぞれがアーティスティックなものだった事に対して、マットが隠れ家で見つけたスケッチは妙にフォトジェニックなタッチでした。

だとしてもさすがに説得力に欠ける気がしないでもないですが、これによってミューズの次のターゲットがヘザー・グレンである事を察知し、救出に向かいます。

ついでにパウエル巡査もどういうわけか短時間で絵の人物がヘザー・グレンである事を突き止めています。

ミューズの死

デアデビルとミューズの格闘の最中、ヘザーの銃弾によってミューズは倒れました。コミックではブラインドスポットというヴィジランテに倒されたあと、焼身自殺しています。

ミューズはこれで死んでしまったのでしょうか?

ショーランナーは以前にミューズがシーズン2でも問題を引き起こすと話していました。

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実は気絶しているだけで死んでいない、ヒーリングファクターを持っている、コミックのように地獄から蘇る、アガサ・ハークネスのようにゴーストとなって戻って来る、別のミューズがいる、などマーベルの世界では何でも考えられそうですが、どうなっていくのか注目です。

虚偽報道

フィスクはミューズの死について真実を隠蔽し、A.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)の手柄である事をマスコミの前で宣言。しかし、BBレポートではデアデビルの目撃情報が報じられています。

フィスク市長は「マスクの人間が街を荒らすことは許さない」と宣言し、パウエル巡査がミューズのマスクをたかだかと掲げています。

この裏ではダニエルがBB・ユーリックを脅迫するシーンが描かれており、ユーリックがこれに屈してしまうのか、逆らってひどい目にあうのか、分岐点に到達しています。

Bamonte’s

トラックスーツマフィアのルカの死に場所となったバモンテス。ブルックリンに実在するイタリアンレストランで、劇中で言われているように「ウィザーズ通り32番地」にあります。

ここは1950年代にニューヨークの五大ファミリーのマフィアたちがよく出入りしていたともされる場所で、マフィアドラマの「ザ・ソプラノズ」のロケでも使用されるなど、マフィア御用達の地となっています。

マーベルのマフィアのボスであるキングピンがここを利用することはとても理にかなっていると言えるもので、ヴァネッサの報告を基にルカが暗殺に向かいますがキャッシュマンによって返り討ちになってしまいました。

ヴァネッサは今回のエピソードの中盤でルカと話をした際に「問題ばかり起こしている」と指摘しているため、ルカが暗殺に成功しても失敗してもどちらでも得になるようにうまく仕向けたと考えられるでしょう。


A.V.T.F.がミューズ事件の解決のでっち上げに成功した事で、市民の自警団に対する印象にどのような影響を与えて行くのでしょうか。

そもそもミューズが殺人鬼である件はフィスク自身が発表を控えるように(6話で)指示しており、知りもしない脅威が知りもしない間に解決された事に対して、市民がどれだけ評価をしてくれるのかは疑問が残る所。

そしてマスクをかぶっている事だけが共通点である自警団と犯罪者がどのようにして市民から同一視されていく事になるのか、もう少し見てみる必要がありそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第8話は 4月9日 配信予定です。

Netflix版の「デアデビル」シーズン4と5はMCUの「ボーン・アゲイン」とは全く違う、ショーランナーが元の計画を明かす

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」のショーランナーを務めたエリック・オルソンさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューで計画がキャンセルされたシーズン4とシーズン5が、ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」とは全く異なる内容だと語りました。

エリック・オルソンさんは「番組が別のネットワークで復活したことにとても興奮しています。」と、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信に興奮していると前置きした上で、Netflix版の打ち切りを振り返って「とても奇妙でした。ショーランナーとして、自分の番組が打ち切られることは覚悟しています。でも自分の所属スタジオが打ち切られることは必ずしも覚悟していません。とても奇妙なことでした」と語りました。

そして、本来予定していたシーズン4とシーズン5について次のように語っています。

「私が計画していたシーズン4は、かなり違ったものでした。それはタイフォイド・マリーの物語で、違う方向に進む予定でした。そしてシーズン5ではブルズアイのストーリーラインに戻るつもりでした。私は将来のシーズンを計画し始め、私たちが何をするか、一種の長いストーリー展開を計画し始めました。そしてもちろん、ディズニープラスがマーベルを欲しがったため、Netflixとマーベルは決裂しました。」

シーズン4のヴィランはタイフォイド・マリー/マリー・ウォーカーになる予定だったようで、「アイアンフィスト」シーズン2にも登場、アリス・イヴさんが演じていました。

タイフォイド・マリーは多重人格で、人格によって心拍数なども変化するために、デアデビルはこれを同一人物と認識出来ず、苦戦を強いられる相手となっています。

コミックのマリーはキングピンの妻でもあり、もしも「ボーン・アゲイン」でフィスクとヴァネッサの関係の終わりが訪れる事があれば、マリーの再登場もあり得るのかもしれません。

オルソンさんは仕事が忙しくて「デアデビル:ボーン・アゲイン」はまだ1話しか見られていないとしつつ、「2週間ほど前にヴィンセント・ドノフリオと夕食を共にしましたが、彼はとても興奮していました。出演者、そこにいた友人たち、その家族もとても興奮しているようで、すでにその番組の次のシーズンが始まっています。それを聞いて私もワクワクしていますし、ファンとして続きを見ようと思っています。」とコメントしました。

Netflix版の「デアデビル」はシーズン3まで、MCUのドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Netflix’s ‘Daredevil’ Boss Says Scrapped Season 4 Was ‘Quite Different’ From ‘Born Again’