マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で、征服者カーンに抗う量子世界の反乱軍の戦士ジェントラを演じたケイティ・オブライアンさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューで、撮影当時を振り返って語っています。
「本当にカオスでした」と振り返って少し笑いながら、オブライアンさんは「クアントマニア」の制作の舞台裏について「最終日まで台本に新しいページが追加されていましたし、そこで新しい戦いが追加されました。私が現れて、彼らが新しい戦いを始めるというような流れでした。」と述べました。
オブライアンさんが感じたというカオスについて、「クアントマニア」は劇場公開の数週間前にエンディングを書き換えるなど、かなり迷走していた事が当時から報道されていました。元の脚本ではカーンを量子世界に留めるためにスコット・ラングとホープ・ヴァン・ダインが共に量子世界に閉じ込められていましたが、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のラストに似すぎているという事で書き換えられたとも言われています。
しかし、制作自体の大変さとは裏腹に人間関係はかなり良かったと言います。
オブライアンさんは一緒に仕事をした共演者や撮影クルーについて「とても素敵だった」とし、「私みたいな新人のような俳優だと、無視されるか場違いに感じるかもしれないと思ってたんですけど、皆さんいつも歓迎してくれました。あの環境には驚きました。」と付け加えました。
また、近い時期に出演した「マンダロリアン」にも比較して言及。
「面白かったですね。スター・ウォーズのセットはもっとカオスなものになるだろうと思っていました。なぜなら、明らかに巨大なファン層であり、彼ら全員が意見や物事を持っていることを知っていたからです。セットがクレイジーで、すべてが変わりつつあるという噂も聞いていました。」
「でも、それがストリーミングのせいなのか、それとも(シリーズクリエイターの)ジョン・ファヴローがロックダウン中だったのか、それともどういう契約なのかは分からないけど、『マンダロリアン』はかなりシームレスに撮影が進みました。混沌としている感じはありませんでした。楽に感じられると言うか。みんなとてもうまく協力しており、家族のような関係を保つために最善を尽くしていると思いました。」
ケイティ・オブライアンさんは 2012年 に映画デビューするもなかなか芽が出ず、2020年の「エージェント・オブ・シールド」と「マンダロリアン」に出演した頃から、自分が認められていると感じ始めるようになったとコメントしました。現在は 1996年 のパニック映画「ツイスター」の続編「ツイスターズ(原題)」の 2024年7月19日 の全米公開に向けて取り組んでいます。
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ソース:Love Lies Bleeding star Katy O’Brian is coming for Hollywood — and a rom-com with Dave Bautista