映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、アンドリュー・ガーフィールドさんは意図的にふざけて演じたと言う

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に出演したアンドリュー・ガーフィールドさんは、本作で久々にスパイダーマン/ピーター・パーカーを再演するにあたって、意図的にふざけて演じたと明かしています。

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書籍「SPIDER-MAN: NO WAY HOME – THE ART OF THE MOVIE」に掲載されているインタビューによると、本作のオファーを受けた時を振り返って「私たち3人が一緒にいるという単純なイメージというコンセプトに、否定できない興奮がありました。」と語っています。

そして、「非常に多くのレベルでエキサイティングでした。スパイダーマンのファンとしての私もそうですが、俳優のレベルでも、トビー、そしてトムと素晴らしい仕事ができました。そして、さらに深いレベルでは、『えっと、これはどういう意味なんだろう?時間と空間を超えて離れ離れになっているこの 3 人の兄弟について何を探ることができるんだろうか?』とね」と、大興奮のプロジェクトであったとコメントしています。

また、ガーフィールドさんはスパイダーマンというキャラクターについて、「あのキャラクター(ピーター・パーカー)の本質は、特に物語の起源において、孤独とワンマン・アーミーであることに関するものです。トムが演じたスパイダーマンによって、アベンジャーズに参加することは非常に心強いものです—しかし私は本質的にピーターは孤独な子供であり、それが彼をとても魅力的で共感できるものにしているのだと思います、なぜならそれがどういうわけか私たち全員が知っているからです。」と語りました。

そして、その孤独な苦しみとまったく同じものを他の誰か(ピーター)も体験していると理解したとき、果たしてピーターはどのような感情になるのだろうかと模索したと言います。

「突然、気が遠くなるような思いがしたし、信じられないほど癒され、美しく感じました。『自分は実は一人ではなく、自分だけが経験していると感じていたのとまったく同じ苦しみを誰かが経験していることに気づいたらどうするだろう?』宇宙で自分は一人ではないという感覚は、とても強いものです。」

その後は「プレッシャーがなくなったような気がして、自分がずっと共感していたキャラクターの不遜なバージョンになって探求したり、乱雑で自由で、遊び心があってふざけたりする自由がたくさん与えられました。とても自由で癒しの体験です。そして、それはおそらくトムに大きく関係していました。トムはその映画を担わなければなりませんでした。私とトビーはただ現れて彼をサポートし、楽しむだけでした。」と自身の演じるピーター・パーカー像を確立していった事を語っています。

スパイダーマン/ピーター・パーカーを再開発して作り上げられた「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ですが、アンドリュー・ガーフィールドさんが今後の作品に再登場するかどうかは現時点ではっきりとわかっていません。

マーベル・スタジオがガーフィールドさんに連絡を取ったとしてMCUに再登場する可能性や、ソニーが「アメイジング・スパイダーマン3」の開発に再び着手するのではないかとしてSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)に登場する可能性なども噂されていますが、現状ではどれも噂の域を出ていません。

ただし、ガーフィールドさん自身はずっと再演に前向きな姿勢を見せており、スタジオ側からのオファーさえあればアメイジング・スパイダーマンが再びスクリーンに登場することはさほど難しい事ではないようです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はBlu-ray、4k UDHなどのディスクが販売中、各種ストリーミングサービスで配信中です。

映画「サンダーボルツ」、デヴィッド・ハーバーさんさんが脚本の素晴らしさを語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」で「ブラックウィドウ」よりレッドガーディアン/アレクセイを再演するデヴィッド・ハーバーさんが Happy Sad Confused に出演し、最新映画の脚本も素晴らしいものになっていると称賛しました。

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SAG-AFTRAのストライキが始まる前に収録されたというポッドキャストの中で、デヴィッド・ハーバーさんは「サンダーボルツ」の新しい脚本に言及し、「本当に素晴らしいもの」だと自身の感想を述べました。

また、物語中で描かれるレッドガーディアンとエレーナの関係が「面白くて、感情的に満足できる」と予告し、「私は本当にこれら2つの作品に恵まれた」とコメントしました。

「サンダーボルツ」は開発当初、「ブラックウィドウ2」のようだとも称されていましたが、最近の脚本の変更でそうではなくなったと報道されています。しかし、ハーバーさんのコメントによるとレッドガーディアンやエレーナもまだ十分に場が用意されているようで、制作の再開を心待ちにしている様子が伺えます。

「サンダーボルツ」はストライキによる影響が最も大きく出ているMCUプロジェクトのひとつであり、現時点で延期の可能性が高いと見なされている作品のひとつになっています。

映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。

【噂話】映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」におけるサーペント・ソサエティの役割が報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」に登場すると言われているヴィランチーム、サーペント・ソサエティの本作における役割について、海外スクーパーが新たな情報を提供しています。

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ダニエル・リヒトマン氏は本作におけるサーペント・ソサエティは「シビルウォー」におけるクロスボーンズのようなものだとし、映画の冒頭にしか登場しないが映画全体の流れに大きな影響を与えると言います。

サーペント・ソサエティの噂に関して、本作のロケ現場では公式に発表のない複数のキャストが目撃されており、キャプテン・アメリカ3作目に登場する予定だったヴィランチームが今回の4作目に登場しなおすのではないかと考えられています。

また、公式が発表しているヴィランであるザ・リーダーこと「インクレディブル・ハルク」のサミュエル・スターンズは、このサーペント・ソサエティに協力して裏から操っているのではとも報じられています。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」は7月1日に撮影監督が撮影の終了を報告されていますが、過去の慣例から考えられるいくつかの再撮影の発生等を考慮すると、現在進行中のストライキの影響でいずれ制作中断の時期が来ると見られています。また、ストライキが10月までに終わるようであれば、本作の公開予定は早くなる(延期前の予定に戻る)可能性さえあるとも報じられています。ただし、MCUの場合は完成すれば公開出来るというものでもなく、他作品との順番が重要である事は留意しておく必要があります。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」の結末はコミック「シージ」を元に「ソー5」への導線を設定しているのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」はスクラル人による地球侵略を描いた作品で、全6話のシーズン1を終えた時点で「ザ・マーベルズ」や「アーマー・ウォーズ」への道筋を設定していますが、同様に「ソー」最新作への導入も行われているかもしれません。

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MCUの「シークレット・インベージョン」

「シークレット・インベージョン」6話のエンディング部分ではリットソン大統領が今回の事件を経て「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」との法案を議会に提出した事を明らかにしました。

法案が可決されるかどうかは今後の展開次第ですが、言葉を文字通りに受け取るのであれば、大統領はスクラル人以外の異星人も敵勢力とみなしている事になります。そして、MCUではすでにアスガルド人が地球上でコミュニティを築き上げています。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でアスガルドが破壊された後、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の時点でソーとヴァルキリーを中心としたアスガルド人達はノルウェー近辺にニューアスガルドを建国。その後、主に「ソー:ラブ&サンダー」で描かれた内容では、諸外国との外交も進め、観光地として地球人にも愛されている事がわかっています。この事は「シークレット・インベージョン」終了後、「ザ・マーベルズ」開始前の現時点まで少なくとも続いている事でしょう。

リットソンはあくまでもアメリカ大統領であるので、彼のスピーチがすぐに地球人のヘイトをアスガルド人に向けさせるとは考えられません。そして陰でフューリーを支えてきたスクラル人とは異なって「アベンジャーズ」の頃からソーが地球を守り、地球人の人気者となっていた事からも、諸外国がすぐにアメリカを支持し、地球人とアスガルド人の間で戦争が起きるとは言えそうにありません。

一方でアスガルド人の戦闘力が高い事は事実であり、ニューヨークを襲撃したロキの件や、「シーハルク:ザ・アトーニー」ではルナ・ザ・ライトエルフがスクラル人と同じシェイプシフト能力で犯罪行為をしていた事など、アスガルド人による被害を受けた地球人がいる事もまた事実となっています。

アスガルド人による犯罪や、その軍事力の危険性から、アメリカやその他の国の代表者がアスガルドを地球から排除しようと考える流れはさほど不思議な事ではないかもしれません。

コミックの「シージ」

アメリカがニューアスガルドに宣戦布告する事は2010年のコミック「シージ」内で描かれているストーリーラインです。

このコミックではシークレット・インベージョンによってトニー・スタークが失脚し、S.H.I.E.L.D.の長官の座を剥奪されたあと、グリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンが組織を引き継ぎ、後にH.A.M.M.E.R.と改名しています。そしてオズボーンはアメリカ政府を動かし、ニューアスガルド(コミックではオクラホマ州の上空に建国された浮遊都市)と激突しています。

ロキの協力の元、オズボーンはヴォルスタッグをヴィランとの戦いに誘い出し、その戦いで多くの市民が巻き込まれて死亡する事になりました。これをもってアスガルドの危険性を政府に進言したオズボーンは攻撃の許可を得て、ニューアスガルド殲滅のためにサンダーボルツを再編成して結成されたダークアベンジャーズを派遣。シージ(包囲作戦)はセントリーの攻撃によって開始されました。

アスガルドの危機に際してスティーブ・ロジャースは解散に追い込まれていたアベンジャーズを再結成。その後もなんやかんやあってニューアベンジャーズは勝利を収め、戦いは終息しています。

ここで登場するセントリーはマーベルの中でも特に強力なヒーローですが精神的に脆く、その内にはヴォイドの言う名のスーパーヴィランを内包している事で、オズボーンには死の天使とも称されています。

MCUではこの先どうなる?

リットソン大統領の言葉がコミック「シージ」の実写化を示唆しているのであれば、物語の中心にアスガルドがある事から「ソー」の関連作となる可能性は非常に高いものになるでしょう。

一方、大統領の言葉は確かにシージへの導線に見えますが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」において新大統領がリットソンの発言を撤回すればシージのような事態を招くこともないかもしれません。

実写化の可能性を考えた場合、シージの中でアベンジャーズたちを苦しめるセントリー及びヴォイドは映画「サンダーボルツ」で紹介されるとも噂されており、その他のキャラクターは適宜MCUに現存するキャラクターに置き換えて描くことは可能なようにも思えます。

ただし、「ソー:ラブ&サンダー」の結末はゼウスの復讐と、そのゼウスの命令によって派遣されるハーキュリーズ(ヘラクレス)とソーとの戦いを示唆しています。

また、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」と「ラブ&サンダー」を制作してきたタイカ・ワイティティ監督は「ソーは大きくて独創的でカラフルな生き物やエイリアン、そして異世界のものに向いているシリーズであると感じている」と発言しており、地球上での争いであるシージの世界観とは合致していません。

「ソー5」の監督は明らかにされていませんが、ワイティティ監督が考えているように5作目も宇宙を中心とした冒険が続けられるのでしょうか、それともマーベル・スタジオは新たな監督を起用して地球に焦点をあわせていくのでしょうか。

リットソン大統領の言葉が今後のMCUにどのような影響を与えていくのか、長い目で見守る必要がありそうです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

【噂話】アベンジャーズ映画「ザ・カーン・ダイナスティ」、「シークレット・ウォーズ」脚本家変更か

マーベル・スタジオが制作を予定しているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の2作品で、物語を執筆する脚本家が変更されるという噂について海外スクーパーが言及しています。

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スクーパーの MTTSH 氏はファンからの「ラヴネスとウォルドロンはザ・カーン・ダイナスティとシークレット・ウォーズとは関係がないということですか?」との質問に対して簡潔にイエスと回答。二人の脚本家がプロジェクトを離れていると言います。

「ザ・カーン・ダイナスティ」の脚本は「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のジェフ・ラヴネスさんが担当する予定で、以前にはアベンジャーズ5作目に登場するキャラクターについてポロリ発言等もしていました。

「クアントマニア」も「ザ・カーン・ダイナスティ」も征服者カーンを中心としているという点で一貫した起用だと考えられていましたが、しかし「クアントマニア」の脚本に対する評価はふるわず、SNS上では降板を求める声などもあがっており、5月頃から降板ではないかとの噂が流れていました。

「シークレット・ウォーズ」の脚本は「ロキ」シーズン1、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を執筆してきたマイケル・ウォルドロンさんが起用。これもマルチバースをテーマにした作品としての流れから、自然な起用だと考えられていました。しかしロキの評価は高かったものの、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に納得が行かないファンも多く、こちらもラヴネスさん同様に差し替えを求める声が上がっていました。

なお、二人の降板については断言しているものの、新たな脚本家が誰なのかという点は言及されておらず、情報の真偽も不明です。

このスレッドについているコメントでは「インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」のクリストファー・マルクスさんとスティーヴン・マクフィーリーさんの帰還を望む声が高くなっていますが、今の所彼らが戻ってくるという報道はありません。

「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」は 2026年5月1日、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月7日 の劇場公開が予定されていますが、ストライキ問題を中心とする昨今のMCU全体の遅延の影響で、これらのスケジュールがさらに延期される可能性は高くなっています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、VFX技師がバトルシーンはワンショットではないと制作過程を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のVFXを担当した Wētā FX のスーパーバイザー、ガイ・ウィリアムズさんが Youtube番組 Corridor Crew に出演し、本作の終盤で描かれたチームの圧巻のバトルシーンの制作について解説しました。

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ウィリアムズさんは「スタントの振り付けがたくさんありました。ステファン・セレッティはマーベルのVFXスーパーバイザーで、彼とすべてのチームと協力して、どのように撮影するかを考えました。ネタバレになりますが、これはワンショットではありません。」と言います。

3日間、18のショットに分割して撮影されたというこのバトルシーンは意外な部分でも区切られているとウィリアムズさんは説明しました。

「マンティスが敵の肩の上に上がるのは、実際には2つのスタントなのです。彼女は1つのスタントのためにリギングされ、彼女が彼の肩に着地するとき、彼を反転させるリギングができるようにカットされています。」

その他の全てのカットポイントに言及される事はありませんでしたが、実際にはどこでカットされている映像なのかを注意しながら見直してみるのも面白いかもしれません。

ガーディアンズの次の冒険については発表されていませんが、9月6日からは「アイ・アム・グルート」シーズン2の配信が開始ドキュメンタリ「アッセンブル:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume3の裏側」が9月13日から配信予定となっています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」はディズニープラスで配信中です。

延期の危険性があるMCUフェーズ5の4つのプロジェクト

現在、アメリカで行われているSAG-AFTRA(俳優組合)とWGA(脚本家組合)のストライキの影響を受けて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の4つの映画プロジェクトが延期される可能性があると、海外メディア The Direct が報じました。

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記事では現時点での開発状況などを整理しながら、「デッドプール3」、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、「サンダーボルツ」、「ブレイド」が延期の危険性があると指摘しています。

デッドプール3

2024年5月3日 公開予定。

当初は2024年11月8日公開予定でしたが、今年の6月、SAGのストライキが発生する前の時点でディズニーがMCUのスケジュールを更新し、「デッドプール3」は半年ほど早く公開されるとなってファンを喜ばせていました。

その後すぐに撮影に入り、その様子がリークされる等してファンの期待はさらに上がっていましたが、しばらくしてストライキの影響で撮影は中断される事となりました。

現時点で延期に関する正式な発表はまだありませんが、ディズニーの決算書に書かれた2024年6月までの映画公開スケジュールに「デッドプール3」は記されていませんでした。

記事は「デッドプール3」が当初の予定の 2024年11月に戻る可能性は高いだろうと言います。

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

2024年7月26日 公開予定。

キャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンの初のソロ映画でキャプテン・アメリカ4作目となる本作。もともとは2024年5月3日公開予定でしたが、その後、7月26日へと延期されていました。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」は撮影の大部分が終了していますが、いくつかの小規模な撮影や今後必要になってくるであろう再撮影などが残されており、いずれ制作が進行しなくなる可能性があります。

The Direct はストライキが10月までに終息した場合、公開が5月に戻る可能性さえあると言います。

サンダーボルツ

2024年12月20日 公開予定。

「サンダーボルツ」はスーパーヒーロではなく、アンチヒーローや元ヴィランを中心とするチームで、これまでのMCUにはないタイプの主人公たちが活躍する予定の作品。スティーヴン・ユァンさん演じる新キャラクターにも注目されています。

本作は「ブレイブ・ニュー・ワールド」と同時期の撮影開始が予定されていたものの、撮影直前に脚本の変更が発生しスケジュールがずれたことでストライキが直撃。現在も撮影は開始されていません。

今後のストライキの状況にもよりますが、2025年になる可能性はかなり高いと見られています。

ブレイド

2025年2月12日。

今回の記事で取り上げている4作品の中で最も早い時期、2019年に制作発表されていた「ブレイド」ですが、制作状況は紆余曲折あって芳しく有りません。

2023年5月の段階でヴィランに関する噂が報じられており、脚本が仕上がってきている事を予想させていますが、結局のところストライキの影響で「サンダーボルツ」と同様に撮影は始まっていません。

記事は 2025年7月 に延期される可能性が高いと言います。


記事では今後の約1年と少しの間に公開予定になっている4つの作品について言及されていますが、実際にはその後のMCU全体に影響してくるものです。また、これはストライキが10月に終わった場合を想定して書かれており、実際のストライキの状況とディズニーの公式発表には今後も注意が必要です。

ソース:MCU: Every Upcoming Marvel Phase 5 Movie Now at Risk of Getting Delayed

映画「ザ・マーベルズ」、公開日変更の可能性が報じられる─一週間前倒しに?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の米国での劇場公開日が、現在設定されている 2023年11月10日 から 11月3日に変更される可能性があると、海外メディア Deadline が報じています。

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Deadline の記事によると、ストライキの影響で満足のいくプロモーションが出来ない事を理由にワーナー・ブラザースの映画「デューン 砂の惑星PART2」が同月から2024年に公開延期された事で、このデューンが使う予定だったImaxスクリーンが再利用可能な状態になっていると指摘。そのため、「ザ・マーベルズ」は一週間繰り上げての劇場公開が可能になっていると言います。

現在アメリカで進行中のSAG-AFTRA(俳優組合)のストライキのルールによって、多くの他の作品と同様に「ザ・マーベルズ」も俳優によるプロモーション活動が行えず、公開3ヶ月を前にして主演のブリー・ラーソンさん達のインタビュー等が行われる事はありません。

ニア・ダコスタ監督プロデューサーのインタビューは行われているため、情報がまったくないわけではありませんが、従来よりもパンチが弱い感覚は否めません。

こういったこれまでのプロモーション活動が行えないことを理由に、「デューン」のように公開を延期するフィルムメーカーは多々ありますが、マーベル・スタジオ及びディズニーは現状で「ザ・マーベルズ」の公開スケジュールを維持し続けています。

これらの事が興行収入にどう繋がっていくのかは不明で、ライバル映画が減ったことによる売上のアップとプロモーション不足による損失とがどのように影響するかと共に、ディズニーがこのままの予定で劇場公開に至るのか、それともやはり延期の決定を下すのか、そして今回の指摘のように早くなることさえあるのか、慎重に見守る必要があるようです。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:‘Dune: Part Two’ Moves To 2024, Latest Big Pic To Shift During Strike; ‘Aquaman 2’, ‘Wonka’ & ‘Color Purple’ Stick To 2023

2023年9月8日から9月10日開催のディズニーD23 Expoのスケジュールが発表

ディズニーが今年の D23 Expo 2023 の全日程を明らかにしたと、海外メディア Deadline が報じています。それによると、今年は現地時間の 9月8日(金)から9月10日(日)までオーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のディズニー・コンテンポラリー・リゾートで開催されるとの事。

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D23ファンクラブの会員向けに開催されるこのイベントは、今年のディズニー創立100周年にちなんで、「ディズニーのあらゆる時代を旅し、ストーリーテリングの前世紀を振り返り、ディズニーの無限の未来を展望する」と言います。

発表されたスケジュールの中でマーベルに関するものは 9月9日 金曜日 の午後にアベンジャーズ生誕60周年を祝うイベントが用意されているようです。

概要は以下の通りです。

地球最強のスーパー ヒーロー チーム、アベンジャーズの60周年を祝いましょう! 1963年の「アベンジャーズ #1」でのデビュー以来、この人気キャラクターのオールスターは、単一のヒーローでは対抗できない敵と戦うために団結してきました。さあ、マーベル コミックス編集長 CB セブルスキーと一緒に、60年にわたるアベンジャーズのコミックス史、そしてその先をたどってみましょう。アベンジャーズがいかにしてポップ カルチャー現象にまで成長したかを語る見逃せないパネルでは、驚くべきストーリーと魅力的なからかいが待っています。アベンジャーズ、アッセンブル!

現在公開されているスケジュールではマーベル・スタジオのパネル参加はないようですが、今後の劇場公開スケジュールや配信スケジュールのアップデート発表があると考えられています。

昨年の D23 ではスケジュール更新のアナウンスがあった他、マーベルの新作ゲームの発表などもありました。しかし、うち一本はすでにキャンセルが発表されています。

ソース:Destination D23: Disney Unveils Full 2023 Schedule, Panels, Dates & Event Listings – Updated

【噂話】ニコラス・ケイジさん演じるゴーストライダーが近々MCUに戻ると言う

2007年にソニー・ピクチャーズより公開された映画「ゴーストライダー」で主演を務めたニコラス・ケイジさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画に戻ってくると複数の海外スクーパーが報じています。ゴーストライダーは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するとも噂されていた事がありますが、これは実現しませんでした。

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過去のキャラクターを再登場させるにあたって欠かせない要素がマルチバースであり、現在予定されている作品群の中でマルチバースを扱っているのは「デッドプール3」と「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」です。

とくに「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はマルチバースサーガの集大成として、多くの過去のMCU以外のマーベル実写作品からのカメオが期待されていますが、スクーパーたちはニコラス・ケイジさん演じるゴーストライダー/ジョニー・ブレイズが「みんなが思っているよりも早く」戻ると報告しており、「デッドプール3」や「ザ・カーン・ダイナスティ」での登場を示唆しているようです。

「デッドプール3」ではヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンを筆頭に20世紀FOXが制作したX-MENシリーズから何人かが登場すると報じられている一方で、「エレクトラ」の再登場が大手メディアから報告されています。

「デッドプール3」に関与するのが20世紀FOXだけでないのなら、ゴーストライダーの登場も現実味が増してくるようですが、どうなっていくかは今後の情報に注目です。特にストライキの影響は甚大で、映画の制作、公開スケジュールが大幅に乱れているため、これによって制作再開後にスタジオと俳優の都合が合わなくなってキャンセルされてしまうプランはMCUに限らず相当出てくると考えられます。

なお、ニコラス・ケイジさん自身は「コミックは幸せをもたらす」と持論を展開しており、再演のチャンスを窺っているとも見られています。

映画「ゴーストライダー」はディズニープラスで配信中です。