マーベル・スタジオが開発中と噂されていたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミッドナイトエンジェルズ」が中止された可能性が高いようです。スタジオのストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんがオコエの再登場について「テレビドラマとは思っていない。」とコメントしました。
Brad Winderbaum on the canceled Okoye series: “I think fans of Okoye are going to be excited to see her come back, but I don’t think it’s going to be in a television show. I can’t say where & when, but I think there’s a lot to look forward to.”
byu/Sarang_616 inMarvelStudiosSpoilers
インタビューの中でウィンダーバウムさんは「オコエのファンは彼女の復帰を喜ぶと思いますが、テレビドラマで復帰するとは思っていません。いつどこで復帰するかは言えませんが、楽しみなことはたくさんあると思います。」と述べています。
オコエが主人公のドラマについて、オコエを演じるダナイ・グリラさんとスタジオを繋ぐエージェントが成果として報告していたものですが、その時から4年が経過し、ストライキなどの様々な問題を経て、このプロジェクトが中止された事を、ウィンダーバウムさんはほのめかしました。
現在は、「ワールド・オブ・ワカンダ」というドラマの開発が行われているとも報じられていますが、こちらもドラマであるため、ウィンダーバウムさんが言う復帰作とはならないと考えられます。
ドラマでないなら映画かアニメという事が予想され、妥当な線で言えば「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」での復帰となりそうでしょうか。また、2025年内配信予定のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」での復帰も候補のひとつと言えそうです。もちろん「ブラックパンサー3」での再登場は大いにありますが、この候補の中では最も先の話しとなります。また、そもそも彼の管轄がストリーミングサービスである事を考えると、映画の話に言及するとは考えにくいとも言えます。
そこで有力になってくるのが1話完結の1時間未満の単発ドラマであるマーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションでの復帰。2022年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のあと音沙汰がなかったこのレーベルですが、最近になって「パニッシャー」が新作となる事が発表されました。
テレビドラマでもなく、誰もが予想しうる映画やアニメでないとしたら、スペシャルプレゼンテーションは適切な場所となるかもしれません。
オコエは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のラストでマーティン・フリーマンさん演じるエヴェレット・ロスを解放したのが最後の姿になっています。ただし、カットされたというポストクレジットシーンでは、シュリとナキアの浜辺のシーンにはオコエも同席しており、ドーラミラージュに戻ることなく、ミッドナイトエンジェルのアーマーを着て一人旅立つ流れだったようです。
カットされた以上、この部分が今後の物語に繋がるのかは不明ですが、どのような再登場となるのでしょうか。