ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が世界60カ国以上で公開され、その反応は賛否両論となっています。そんな中、海外メディア CBM が、ゲーム「メタルギアソリッド」の生みの親である日本のクリエイター、小島秀夫監督の投稿に注目しています。
「ヴェノム ザ・ラストダンス」をIMAXの先行上映で観た。 pic.twitter.com/4U10Lm53yd
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) October 27, 2024
投稿を見て判るように、それは感想というようなものではなく、見たという事実を伝えるだけのものとなっています。
CBMは「彼は他のアーティストの作品を批判するような人物ではなく、否定的なレビューもしない。その代わりにこういった一行のコメントが多くの点で全てを物語っている。」としています。
そして、小島監督は過去に「マダム・ウェブ」や「キャプテン・マーベル」、そして米国ではかなり評価されている「ブラックパンサー」も「信じられない事に」と前置きした上で、ヴェノム三作目と同様に一行コメントだったと指摘しています。
好きなものを語りたくなるのはオタクのサガであり、監督もドラマ「ムーンナイト」の時は長文でその熱量を訴えていました。
「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は北米市場で期待以下の出だしとなっていますが、海外市場は期待以上の好調となっており、売上に関しては問題がなさそうです。
続編のアイデアはあるとしつつも、ケリー・マーセル監督と主演のトム・ハーディさんは「ソニーとは当初から3部作の契約だった」としつつ、次の契約がない以上はこれが最後だとも。映画自体は続編の下地を形成しているように感じる内容でしたが、どうなるのかはソニーの動きを注視する必要がありそうです。
また、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に合流するという噂もあり、実際にそうなっていくのか、それともSSUの範囲内で続きが展開されていくのかも注目です。
「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。
キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。
映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。
ソース:METAL GEAR SOLID Creator Hideo Kojima Shares A Very Telling Review Of VENOM: THE LAST DANCE