先日米国でリリースされたテイラー・スウィフトさんのニューアルバム「The Tortured Poets Department 」のとある楽曲が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」へのカメオ出演の噂をほのめかしているのではないかと、海外SNS上で話題になっています。
アルバムに収録されている「Clara Bow」という楽曲の最後のパートの歌詞が以下のようになっています。
You look like Taylor Swift
テイラー・スウィフトみたいIn this light
この光の中でWe’re loving it
みんなそれを気に入ってるYou’ve got edge, she never did
あなたには彼女にない魅力があるThe future’s bright
未来は明るくてDazzling.
キラキラしてる。
テイラー・スウィフトさんは以前からダズラーかレディ・デッドプールでのカメオの可能性が噂されており、今回の歌詞はミュータントで歌姫、そして音を光に変換する能力をもつダズラー/アリソン・ブレアをほのめかしているのではないかと、SNS上で話題になっています。
日本語訳でみるとこの部分だけではさほど特別な内容の歌詞ではありませんが、ダズラーの能力である光に関する表現が多い事と、歌詞の最後が Dazzle の変化形で締められている所は「実際にそうかも」と思わせています。
「デッドプール&ウルヴァリン」を制作するショーン・レヴィ監督はテイラー・スウィフトさんの「All Too Well」のショートフィルムにスウィフトさんの父親役で出演した過去があり、さらにスウィフトさんとライアン・レイノルズさんの妻ブレイク・ライブリーさんは大の親友という間柄で、カメオを依頼するには十分な関係性。
監督は先日のシネマコンの会場でも噂について直撃され、「私が答えられないとわかっている質問をあえてするなんて信じられません。」と返答。 「私が答えられないのはわかっているでしょう。アメリカ中が知っている事です。ここシネマコンで先ほど言ったように、この映画に誰が出演し、誰が出演していないのかという噂の蔓延は驚くべきことです。なぜなら、7月26日までは誰も真実を知ることはできないからです。」と、噂について制作陣から何かを提供する予定はない事を明かしました。
映画の公開まで100日を切っており、もうしばらくは噂を楽しみながら待っておく必要があるようです。
本作の米公式あらすじは以下の通りです。
中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。
「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。
また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。
そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。
そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。
映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。