マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」(仮)は、20世紀FOXが制作してきたX-MENシリーズのリブート版という位置づけになっています。にも関わらず、この映画にはFOX版のメインキャラクターだったマグニートーが登場しないと、今週報じられていました。
これに関する続報として、ダニエル・リヒトマン氏は次のようなニュースを提供。
Instead of using Magneto in Marvel Studios’ upcoming X-Men film, Kevin Feige wants him to debut in a ‘Brotherhood of Mutants Movie’.
— Comic Quarters (@comicquarters) December 21, 2023
The Brotherhood of Mutants is devoted to mutant superiority over normal humans.
(via @DanielRPK) pic.twitter.com/VViLMdLuzl
それによると、「ケビン・ファイギは、マーベル・スタジオの今後のX-MEN映画にマグニートーを起用する代わりに、マグニートーを映画「ブラザーフッド・オブ・ミュータンツ」でデビューさせたいと考えている。 これはミュータントが人よりも優れているという視点に集中して描かれる」と説明しています。
コミックのブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツは元々は、ミュータントを人より優れた種とみなし、人類を支配するためマグニートーによって組織されました。もちろんこれはチャールズ・エグゼビアの意思とは反するものであり、それ以来、人類とミュータントとの共存を目指すX-MENと対立し、幾度となく戦う事になりました。
後年はチームのポリシーの変化などもあってイービルというワードは削除されブラザーフッド・オブ・ミュータンツと呼称されています。
コミックバージョンの初期メンバーは投稿に添付されている画像にあるようにスカーレットウィッチも含まれており、MCUのワンダが今後どのように変化していくのか、あるいは単純にメンバーから外されるのか気になる所となっています。
2023年の夏、スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんはミュータントとしてのワンダを探求したいとも発言しており、この発言はこの映画の事をほのめかしていたのか、今後のさらなる続報にも注目となっています。