先月発売されたゲーム「Marvel’s Avengers」は、1ヶ月しか経っていないにも関わらず、少なくともPC版ではプレイヤー人口が不足しているためゲームのマッチメイキングに支障が出てきていると複数の海外メディアが報じています。
PC版のプラットフォームであるSteamの統計データによると、同ゲームの同時接続数は1000人を下回り始めているとのこと。これによりマッチメイキングに30分以上かかるケースも少なくないようです。
Xbox OneやPS4に関してはマイクロソフトやソニーがプレイヤー数を公開していないため不明ですが、解決にはクロスプレイの必要性もあるだろうとしています。
また、ソニーが行ったプレイステーションへのスパイダーマンの独占により、発売前からいくらかのユーザーを失ったとする説や、オープンβにおけるバグの多さが各種ストリーマーによってオンライン放送されたことも一因となっている説があるようです。特にバグの多さについては酷い有様で、発売後のパッチで1000個以上のバグが修正された経緯もありました。
また、ゲームデザインそのものを問題視する見方もあり、同ゲームはハクスラ要素を取り入れることで周回プレイへのモチベーションをあげようと試みていますが、そのバランスが悪いせいでモチベーションが上る前にやめてしまうプレイヤーも多いようです。ハクスラの金字塔Diabloの最新作である3(2012年発売)がいまだに同時接続1万5千人ほどいることを考えると、1000人というのはかなり良くない状況のようです。
今後のパッチによる改善が期待されます。