ウォルト・ディズニー・ジャパンが劇場公開を延期していた映画「ムーラン」を9月4日から動画配信サービス「Disney+」(ディズニープラス)で独占公開すると発表しました。会員向けに2980円(税別)の追加料金で提供するプレミアアクセスという形になります。
「ムーラン」は 2020年3月9日 劇場公開予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を受け 2020年9月4日 へと延期。しかし未だ世界的にウイルスの影響があるため、7月ごろには時期未定の再延期がアナウンスされていました。
8月の初頭には米国にてプレミアアクセスに関する報道がありましたが、日本では約3週間遅れて発表となりました。米国での価格は30ドルで、日本での料金とさほど差はありません。米国の映画料金の相場は約10ドルで、日本の映画料金が1800円であることを考えると少しお得とも考えられます。ただし日本のディズニープラスは4k配信に対応しておらず、画質はFHD止まりとなります。この点に関しては米国のプレミアアクセスに軍配が上がりそうです。
プレミアアクセスに関する情報は公式サイトをご覧ください。前売り券の返金に関しても呼びかけていますので、該当する方はチェックしてみてください。
ボブ・チャペク最高経営責任者(CEO)は今回の公開に関する決定は「一回限り」だとし、総合的な戦略転換ではないとの発言をしていましたが、二ヶ月後、2020年11月6日に公開を控える映画「ブラックウィドウ」はどうなるのでしょうか。
ソース: 公式サイト