ワカンダの若きヒーロー、ゴールドタイガーがデビュー

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今月発売のコミック「ニュー・チャンピオンズ #1」でデビューしたワカンダ出身の新ヒーローがゴールドタイガーと呼ばれる事が公式に明らかとなりました。象徴的な黄金色のヴィブラニウムの爪に加えて、ドクター・ストレンジのような魔法を操る事が判明しています。

Comicbook.com が公開したコンセプトアートによると、1992年のコミックに登場したティ・チャラの変異体であるコールパンサーをベースとしてリファインされたキャラであるとの事。

ジャック・カービー氏とスタン・リー氏によって制作されたコールタイガーはコール(石炭)が示すように黒ベースで、ティ・チャラの変異体である事から成人男性でしたが、ゴールドタイガーは少女としてデザインされています。

ワカンダにはオカルトパワーを得意とする11世紀のブラックパンサーだったネハンダ女王が存在しますが、今のところゴールドタイガーが過去の女王と関係しているのかは分かっていません。

公式のスキル説明では、彼女はフィジカルファイターでありミダスタッチ(触れたものを黄金に変える能力)を有しているとの事。

このコミックではアンデッドのヘラ教団と戦うためにヘルルーンが若いヒーローのグループを呼び集め、ニューチャンピオンズを結成。

ゴーストライダーにインスパイアされたファンタズマ、緑色の肌をした超人的な力を持つハルケット、スカーレットウィッチの弟子のアマランス、止められないキッドジャガーノートのジャスティン・ジン、温度を操るローガン・ルイス別名ナイトシェード、スパイダーマンの忘れられた相棒スパイダーボーイ/ベイリー・ブリッグス、そして本名不詳のゴールドタイガー、自称「ワカンダの家出人」が参加しました。

来月号では、ドクター・ストレンジにインスパイアされたカードを操るマジシャン・モンテと、マグニートーをピンクにしたような少女マグネトリックスの登場が予告されています。

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この新シリーズは、ライターのスティーブ・フォックスさん(スパイダーウーマン、タイムレス)とアーティストのイヴァン・フィオレッリさん(デアデビル:ウーマン・ウィズアウト・フィアー、タイムスライド)がタッグを組んで、マーベルユニバースでティーンヒーローになる意味を新たな形で表現した物語を描きます。

「ニューチャンピオンのバリエーションを見たとき、私の心はこれらの想像上の相棒の起源や力、コードネームを夢想し始めました」とライターのフォックスさんは説明します。

「カバーからキャストをリバースエンジニアリングすることは、私がこれまで関わったどのクリエイティブプロセスとも異なり、イヴァン・フィオレッリと一緒にニューチャンピオンでまったく新しいクラスのマーベルヒーロー(と数人の悪役!)をデビューさせることに興奮しています。彼は、これらの新しい追加キャラクターのそれぞれが、ずっと前から宇宙の一部であったように感じさせます。」

「ニューチャンピオンズに飛び込むのが本当に楽しみです!」とアーティストのフィオレッリさんは語っています。

「このプロジェクトで本当にワクワクするのは、マーベルユニバースにニューフェイスを持ってきて、まったく新しいことを探求する機会があることです。これらの若いヒーローには語るべき独自の物語があり、シリーズが展開するにつれて彼らがどのように成長し、視覚的に進化していくのかを見るのが楽しみです。読者が私たちのページを読んで楽しんでくれることを願っています。私がイラストを描くのを楽しむのと同じくらいです!」

「私はキャリアを通してずっと、10代のヒーローチームを書きたいと思っていました。それは誰もが人生で自分が本当は誰なのかを理解する時期であり、そのアイデンティティの探求に北欧の魔法やジェットエンジンのパンチ、偶然の地獄の入り口を加えることは、物語の黄金律です」とフォックスさんは付け加えました。