販売中止されたゲーム「Marvel’s Avengers」の幻となった計画が明らかに

2023年9月30日 に販売とサポートが終了したゲーム「Marvel’s Avengers」で実現しなかった計画が明らかとなりました。Crystal Dynamics(クリスタル・ダイナミクス)社が開発したこのゲームはローンチの失敗が影響し、サービスの展開が難航した結果、2023年の始めにサポートの終了が告知されていました。

インサイダーのミラー・ロス氏はこのゲームのキャンセルされた計画を X にて共有。

それによるとシーハルク/ジェニファー・ウォルターズがゲームに追加され、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズとのコンビニよるミッションが制作されるはずだったと言います。また、アベンジャーズのコミックで描かれているように、ジェンがソーに惹かれているという描写も導入される予定だったとの事。

そして、ジェンのミッションのラスボスとしてレッドハルクが計画されていたとも報告されました。

また、ジェンの声を俳優のクリジア・バホスさんが演じることも決まっていたとの事で、企画としてはかなり進んでいた事が明らかとなりました。

しかしながらゲームはウィンター・ソルジャーを最後の追加キャラクターとして販売を終了し、ダウンロード版はもはや入手不可能となりました。

本ゲームはプロモーションとしての公式生放送でもバグが多発するなど、リリース直前からファンの間に不安が広がっていました。そして残念なことに多くの修正が間に合わないまま発売され、結果的に初動は大きく転んでしまいました。

その後の度重なるバージョンアップでバグは少しずつ修正されていき、コンテンツの拡充やキャラクターの追加なども行われ、ある程度再評価されていくようになりましたが、最終的に販売とサポートが終了する事になりました。

「マーベル・ライバルズ」、キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーを追加して12月6日正式リリース、新キャラも示唆

NetEase Games と Marvel Games が制作中の新作ヒーローシューター「Marvel Rivals」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)のローンチデイトトレーラーが公開されました。これにより、ゲームが 2024年12月6日 の正式リリースが発表された他、キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーが追加される事も明らかとなりました。

全てのヒーローがリリース時から無料でプレイ出来るとの事で、ゲームをプレイして何らかのクレジットをためたり、課金してアンロックする必要がなく、好きなキャラクターを最初から選べる仕様に。

今回の動画はキャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーの紹介映像としての比重も高く、彼らのアクションを確認出来る内容となっています。

動画の後半ではヒドラの神であるハイヴに似たロゴも表示。キャプテン・アメリカやウィンター・ソルジャーとの関連性を考慮しても、ハイヴそのものやレッドスカルなどのキャラが追加される可能性をほのめかしているようです。

※下の画像はドラマ「エージェント・オブ・シールド」のハイヴ。

ゲーム「Marvel Rivals」は PC(Steam、Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X|S 対応で、無料プレイゲームとしてリリース予定です。

ゲーム「Marvel Rivals」より東京2099シン・渋谷上空のスパイダー・アイランドの紹介動画が公開

NetEase Games と Marvel Games が制作中の対戦シューター「Marvel Rivals」より、スパイダー・アイランドの動画が公開されました。前回紹介動画が公開された東京2099 シン・渋谷の上空に浮かぶ島という設定になっているようで、ここでも6対6の激戦が繰り広げられる事になるようです。

スパイダー・アイランド

先月公開されたシン・渋谷

日本人としては思うところもあるデザインですが、2099年という設定も考慮して興味深いものとなっています。背景のビルや建物にはホライゾンやヤシダなど、マーベルファンにはおなじみの組織の名前などが掲げられています。

先日はこの対戦マップがよく似合う日系人の女子中学生ヒーロー、スパイダーマン/ペニー・パーカーの紹介動画も公開されました。

「Marvel Rivals」は、ドクター・ドゥームが無数のマルチバースを衝突させ誕生した未知の新ユニバースを舞台に、多数のユニバースから集結したヒーローとヴィランの戦いを描くチームベース(6vs6)の三人称視点ヒーローシューターで、アスガルド2099の登場など、多数のロケーション、ヒーロー/ヴィランの能力を組み合わせる強力なチームアップスキルといった要素を特色としています。

また、対戦マップの一部は破壊可能で、地形を変える事で有利不利が逆転したり、あるいはさらなる窮地に陥る事もあるかもしれないエキサイティングな仕様が盛り込まれています。

現在テスト中のバージョンでは、アイアンマンの飛行にはタイマーやクールダウンがないため、マップを自由に動き回ることができるため、このような地形変化の影響を受けにくく、初心者向けのキャラクターとして準備されているようです。

クローズドβテストの実施が7月に計画されており、先日は9カ国語サポート(英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、日本語、韓国語、繁体字中国語)、クロスプラットフォームプレイ対応が発表されました。

ゲーム「Marvel Rivals」は PC(Steam、Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X|S 対応で、無料プレイゲームとしてリリース予定です。

ゲーム「Marvel Rivals」のPS5版リリース決定!新トレーラーが公開

NetEase Games と Marvel Games が制作中の対戦シューター「Marvel Rivals」のプレイステーション5版のリリースが公式に発表され、新たなトレーラーも公開されました。本作は6人対6人で行われる無料対戦シューターで、PC版の正式リリース時点では20人前後のプレイアブルキャラクターになると見られています。

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動画の概要によると、PS5版もクローズドβテストが用意されているようですが、PC版の場合はアメリカとカナダのユーザーに焦点をあててテストされると発表されていたため、日本からの参加はあまり期待出来ないかもしれません。

今回のトレーラーでは第一報時に発表がなかったヴェノムやアダム・ウォーロック、ヘラなどの動きを少し確認出来るようになっています。

現時点で登場が判明しているキャラクターは以下の通りです。

  1. アイアンマン
  2. ハルク
  3. ブラックパンサー
  4. スターロード
  5. ロケット
  6. グルート
  7. ドクター・ストレンジ
  8. スカーレット・ウィッチ
  9. ネイモア
  10. マジック
  11. ストーム
  12. スパイダーマン
  13. ペニー・パーカー
  14. ルナ・スノー
  15. マンティス
  16. パニッシャー
  17. マグニートー
  18. ロキ
  19. ギャラクタ
  20. ヴェノム
  21. アダム・ウォーロック
  22. ヘラ

PC版のテストでは対戦マップとして東京の渋谷も用意されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-rivals-closed-alpha-test-date/”]

その他、ドクター・ストレンジのスキルが凶悪だとして話題にもなっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-rivals-doctor-strange-portal/”]

ゲーム「Marvel Rivals」は PC、PS5向けに開発中、リリース日は未定です。

PS5「Marvel’s Spider-Man 2」、DLCのコンセプトアートが流出

インソムニアックゲームズが開発、SIEから販売されているプレイステーション5(PS5)向けのゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」のダウンロードコンテンツとして計画されているキャラクターのコンセプトアートとされる画像がオンライン上に流出しています。

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Reddit に投稿された出所が明らかでない画像は、本作のDLCの中心キャラクターとなるであろうビートルの画像で、その全体像がよくわかるようになっています。

Spider-Man 2 Beetle concept art, probably found before but I could not find other posts
byu/danoka29 ininsomniacleaks

本作のパッチ 1.002.000 の配信後、デバッグメニューにアクセス可能である事が発見され、熱心なプレイヤーたちは、「Beetle Villain Arc」という今後のDLCの内容と思われるものを発見し、報告していました。ここには「Beetle Janice Intro」という項目があり、コミックのジャニス・リンカーンが登場すると考えられています。

ジャニス・リンカーンは本作で改心したヴィランとして登場するギャング、トゥームストーンの娘。コミックにおいてジャニスは、最終的にキャプテン・アメリカやブラックウィドウなどと戦うスーパーヴィランの「ビートル」になっています。

ゲーム本編ではカーネイジの登場がほのめかされていましたが、それとは別にビートルがスパイダーマンたちの前に立ちはだかる事になるのでしょうか。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに 2023年10月20日 より発売中です。

「マーベル1943:ライズ・オブ・ヒドラ」、キャプテン・アメリカとブラックパンサーの対決を描くストーリートレーラーが公開

エピックゲームズが、ゲーム開発者向けの国際カンファレンスGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)に合わせた基調講演 State of Unreal を今年も開催し、マーベル・エンターテイメントとスカイダンス・ニューメディアによる新作ビデオゲームの正式タイトルが「Marvel 1943: Rise of Hydra」になる事と、そのトレーラーが公開されました。

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1943年、第二次世界大戦の時代を舞台に、ヒドラの陰謀に対し、この時代のブラックパンサーであるアズーリ(ティ・チャラの祖父)、キャプテン・アメリカ、ハウリング・コマンドーズのメンバーのガブリエル・ジョーンズ、そしてパリに潜入したワカンダのスパイであるナナリの4人が立ち向かう事になります。

この発表のパートでは、ヘニグ氏をはじめとする開発側メンバーだけでなく、本作でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じる ドリュー・モアライン さん、ブラックパンサー/アズーリを演じる カリー・ペイトン さん(ドラマ『ウォーキング・デッド』のエゼキエル役)も姿を見せました。

Unreal Engine 5.4 の新機能を利用してつくられた本作は、映画のようなリアルな質感をメモリ消費を抑えて実現されているようです。

「マーベル1943:ライズ・オブ・ヒドラ」は 2025年 に PC、PS5、Xbox Series X/S で発売予定です。

【噂話】PS5「Marvel’s Wolverine」は2025年のリリースを目指していると言う

インソムニアックゲームズがPlayStation5向けゲームとして開発中の「Marvel’s Wolverine」(ウルヴァリン)は、「Marvel’s Spider-Man 2」のリリースのあと、開発が本格化されたと以前から報じられています。そんなウルヴァリンの最新ゲームは2025年の発売を目標に取り組まれていると、海外スクーパーは言います。

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発表から約2年が経過して、ゲームの詳細やプレイ動画、スクリーンショットもない本作ですが、ダニエル・リヒトマン氏は自身の patreon にて、「Marvel’s Wolverine」がマドリプールを舞台にしたアクションアドベンチャーゲームとして2025年の発売に向けて開発中だと報告しています。

今月の初め、以前にスパイダーマンの開発に携わったというアーティストの Hung Nguy 氏は、ウルヴァリンのゲームが2024年秋を目指していると自身の ArtStation で報告(そしてアカウントごと削除)していましたが、「Marvel’s Spider-Man 2」が予定より半年ほど遅れた影響か、ウルヴァリンのスケジュールも予定よりずれ込んだ可能性があるようです。

ちなみに、インソムニアックのクリエイティブ・ディレクターはスパイダーマンとウルヴァリンが Earth-1048 と定められた同じ世界の住人だと以前のインタビューで明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ps5-wolverine-spider-man-director-confirmed-earth-1048/”]

2024年には公式の新情報を期待したい所ですが、まだしばらくの間は静観する必要がありそうです。

PS5「Marvel’s Spider-Man 2」でヴェノムを自由に操作するバグが発見される

インソムニアックゲームズが開発、SIEから販売されているプレイステーション5(PS5)向けのゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」に登場するヴェノムを自由に操作するバグが発見され、その再現方法を 米IGN が公開しています。

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動画でも警告されていますが、セーブデータ破損の恐れがあるため、バックアップを取るなどして自己責任でお楽しみください。

動画によると、ヴェノムを操作するタイムズスクエアのミッションまで進んだら、左手にあるビルを登っていくとの事。屋上にたどり着いたら隅っこの見えない壁に向かってジャンプを繰り返すうちに通り抜けが成功し、その後は自由に散策できると言います。

ただしこれはバグであるため、結局のところヴェノムで出来る事はあまりないと言います。スイングする事も出来ませんし、もちろんスパイダーマンのようにスキルを強化する事も出来ません。自転車に乗るモーションはあるようですがオブジェクトのサイズが合わないため浮いて見えるようになっています。

データ破損のリスクを抱えてまで試してみたいかどうかはそれぞれのユーザーの価値観に委ねられています。

本作のディレクターは既に次回作のプランがあるとコメントしており、今後のDLCや「スパイダーマン3」にてヴェノムが正式なプレイアブルキャラクターになる事に期待したい所です。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに 2023年10月20日 より発売中です。

PS5「ウルヴァリン」と「スパイダーマン」は同じ世界を共有していると監督が認める

先日発売されたプレイステーション5(PS5)ソフト「Marvel’s Spider-Man 2」は PlayStation Studio の過去の販売記録を塗り替えるなどし、PS5を牽引するタイトルのひとつとなっていますが、そのスパイダーマンシリーズを開発したインソムニアックゲームズのクリエイティブ ディレクターを務めるブライアン・インティハールさんが現在開発中の「ウルヴァリン」について言及しました。

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Youtube番組に出演したインティハールさんは、動画の1時間10分ごろから「Marvel’s Spider-Man」シリーズの多くのファンが気になっている「Marvel’s Wolverine」と世界を共有しているのかという質問に対して、「どちらも1048の世界の中での物語です」と、インソムニアックのゲームシリーズが Earth-1048 としてマーベルに正式に設定されている事を認めました。

ただし、インティハールさんは「Marvel’s Spider-Man 2」は想像出来る限り最高のスパイダーマンゲームを作るために集中して取り組んだ事でウルヴァリンとのコラボは達成出来なかったとし、それは「Marvel’s Wolverine」開発チームにも同様の事を望んていると語りました。

現時点でウルヴァリンのゲームにスパイダーマンがNPCとして登場する事は期待出来なさそうですが、「Marvel’s Wolverine」もヒットしたその先にはクロスオーバーするような展開が生まれてくるかもしれません。

インティハールさんは「Marvel’s Spider-Man 2」の続編となる「Marvel’s Spider-Man 3」についても別のインタビューにて語っています。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに 2023年10月20日 より発売中です。

PS5「スパイダーマン2」、「次回作はさらに壮大に」ディレクターが語る

先週発売されたプレイステーション5(PS5)ソフト「Marvel’s Spider-Man 2」はリリースから24時間以内に250万本を売上げ、PlayStation Studio の過去の販売記録を塗り替えることになりました。そんな本作のクリエイティブ ディレクターを務めるブライアン・インティハールさんが、「スパイダーマン3」について少しだけ語りました。

※これより先は「Marvel’s Spider-Man 2」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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SkillUp とのインタビューの中でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に例えながら次のように語りました。

『スパイダーマン1』(と『スパイダーマン:マイルズ・モラレス』)がもし・・・私たちにとっての『アイアンマン』で『スパイダーマン2』が『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』だとしたら、私達は次にどこへ行くのでしょうか?そこから論理的にどうなっていくのでしょう?かなり壮大なものになると思います。いずれ分かりますよ。

監督は次回作が「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」のような壮大なフィナーレを予定している事をほのめかしましたが、今はまだ多くを語れる時期ではないとしています。

本作終了時点でインソムニアックが語るべき物語はまだいくつも残されています。

本作のシンビオートはコミックと同様に宇宙に創造神であるヌルが控えている事が示唆されています。ヌルはセレスティアルズと並ぶような強力なキャラクターであり、コミックではソー、シルバーサーファー、ファンタスティック・フォーらが戦ってきた相手で、基本的にはピーターとマイルズが二人で挑むような相手ではありません。

もしヌルと戦うのであれば、監督のいうような壮大なフィナーレというのは、ポータルを開いて様々なスパイダーマンの変異体を呼び出す事が比較的容易に想像出来ます。

また、サイドクエストの中にはカーネイジを匂わせる描写が含まれています。ヌルと戦う前に地球上のあらゆるシンビオートをなんとかしなくてはならないと考えるのは当然の流れであり、コミックでは20種類ほどいる彼らについても避けて通る事は出来ないでしょう。

一方でシンビオートではないスパイダーマンのヴィランについての物語も完結していません。スパイダーマンの象徴的なヴィランであるグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンに関するストーリーも依然として進行中になっています。

敵に関してだけではなく、シンディの紹介は新たなスパイダーヒーロー、シルクのデビューの下準備になっています。シルクはSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマとして「シルク:スパイダーソサエティ」が制作中であり、インソムニアックではなくソニーがゲームとドラマの足並みを揃えたいと考えている事でしょう。

これらのいずれかは「3」の前に「2」のDLCとして登場する可能性が高いと考えられます。あるいは「Marvel’s Spider-Man:Miles Morales」のようなスピンオフ作として制作される可能性もあるのかもしれません。とは言え「2」が発売されたばかりであり、DLCの話にしても具体的な内容の発表はまだしばらくの時間を要することになるでしょう。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに 2023年10月20日 より発売中です。