【噂話】マーベル・スタジオが「マイティ・ソー/バトルロイヤル」よりヘラの再登場を検討している

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でケイト・ブランシェットさんが演じたがヘラが戻ってくるかもしれないと報じられました。

海外メディア TCC 「スタジオがヘラを復活させる事に興味を持っている」と報告し、「アベンジャーズ映画ではないと思う。『ソー5』かもしれない。」と付け加えています。

2017年の「マイティ・ソー/ラグナロク」(邦題:マイティ・ソー/バトルロイヤル)でMCUに初登場したヘラは、MCU初の女性メインヴィランでもありました。ソーとロキの姉として登場したヘラは死の神として圧倒的な力をみせていましたが、最後にはスルトの一撃でアスガルドと運命を共にしていました。

ヘラがあれで本当に終わったのかという疑問は未だに解決されておらず、死を統べるヘラが生きていたとしてもそう驚くことではありません。また、マルチバースを導入した事で、コミックに近いバージョンの変異体を新しく用意する方法もあるでしょう。

コミックのヘラはソー達の姉はでなく、もともとはボー・ブリソン(オーディン・ボーソンの父、ソー・オーディンソンの祖父)が作り出した人工的なブラック・インフィニティ・ストーンで、サノスがこれを手に入れようとした時に赤子へと変化しました。

サノスが赤子を殺して力を奪おうとした時、未来から来たドクター・ドゥームがソー達と協力してこれをしりぞけ、その後、赤子は時間をスキップして10代になり、ロキの娘として育てられました。

オーディンはヘラが成人した際に死者の魂の支配者となる事を定め、アスガルドの辺境にヴァルハラを建設。へラはその後ヘル(HelでありHell(地獄)ではない。発音は同じ。ヘルヘイムとも呼ばれるエリア)の支配者となりました。

アスガルドの家族との対立や協力に事欠かないヘラが、ヴァルハラを舞台にすると噂されている「ソー5」に再登場しても不思議ではありません。

演者であるケイト・ブランシェットさんは2018年のインタビューで実写版の再演について前向きな姿勢をみせていました。

ブランシェットさんは「実際、誰も彼女が死んだところを見ていませんからね。」としつつ「再登場の方法はいくらでもあると思いますが、(MCUは)常に前進していますしね。何にしても、私は絶対にノーとは言いませんよ。」とオファーがあれば引き受けるとしていました。

未だに実写版のヘラの再登場はかなっていませんが、アニメ「ホワット・イフ…?」シリーズでは声の再演を果たしています。

果たして実際にヘラが戻って来る事になるのか、続報にも注目です。

ソース:Alex Perez June Q&A Part 1: ‘Armor Wars’, ‘Avengers: Doomsday’ & ‘Secret Wars’

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」に「ソーは出したくなかった」、ジェームズ・ガン監督がマーベル時代の経験を振り返る

ワーナー・ブラザース制作のDCU映画「スーパーマン」の来月の劇場公開を控える中、ジェームズ・ガン監督がポストクレジットシーンの在り方について、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の制作を振り返り、その失敗談を語りました。

海外メディア EW とのインタビューでガン監督は「スーパーマン」にポストクレジットシーンがある事を明かしつつも、MCU時代の反省点を活かすように取り組んだと言います。

ポストクレジットシーンについては、私には独自の哲学があるんです。それは、マーベル時代に私が犯した失敗と多少関係があるんです。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラスト(正確にはポストクレジットシーンではない)でガーディアンズの船にソーが乗り込み、共に旅に出るようすが描かれていました。この終わり方に対してガン監督は反発したと言います。

脚本の注釈にこう書いたんです。「ソーは出さない。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにソーを登場させたくない。ソーを主人公にした映画はやりたくない」と。私はソーのキャラクターをそれほど理解していません。彼の映画を見るのは好きだし、クリス・ヘムズワースという人間も大好きです。でもあのキャラクターをどう書けばいいのか、私には理解できないんです。

他の監督や脚本家が蒔いた種を知識のない人間が育てるのは非常に難しいとし、「ガーディアンズ3」でソーを登場させる事を拒否した事を明かしました。さらに「ガーディアンズ2」についても振り返っています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』でやったことも気に入りませんでした。アダム・ウォーロックとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの設定、そして必ずしも計画していなかったくだらないことを全部設定してしまったんです。まあ、(アダム・ウォーロックの)約束は果たすつもりだったとは思うけど、そこは慎重に考えた方がいいと感じました。ポストクレジットシーンって、まるで顔面パンチみたいで、「オーマイゴッド! 見てよ!」って感じなんです。

「エンドゲーム」のラストはルッソ兄弟監督によるものでしたが、「vol.2」は自分で作ったにも関わらず、特に何も考えていなかった事を明かしました。

何かを仕掛けるためだけに使うと、時に自分自身を破滅させてしまうことがあります。アダム・ウォーロックを「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」に登場させるのは簡単ではありませんでした。ウィルとの仕事は楽しかったし、このキャラクターを扱うのも楽しかった。でも結局のところ、彼はまるで丸い穴に四角い釘を無理やり押し込んだようなキャラクターだったんじゃないか?と思うんです。多少はね。

そう説明しつつ、ガーディアンズ1作目のユーモラスなポストクレジットシーンが好きだったと語りました。

そして、「スーパーマン」のポストクレジットシーンについて「観客に何かお返しをするのは大好きなので、エンドロールに何か入れて観客に見てもらえるようにしたいと思っています。それが素晴らしいことだと思うからです。私はスタッフを愛しています。皆さんには最後まで観て、監督がどんな人たちだったかを見てもらいたいんです。」と予告しました。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」へのソーの登場をガン監督が拒否したことで、「ソー:ラブ&サンダー」でガーディアンズについて対処しなくてはならなくなり、これをタイカ・ワイティティ監督が担当しました。

しかし、ワイティティ監督もこの扱いに困ったのか、それとも単に終幕まで彼らを登場させる予算がなかったのか、ガーディアンズは早々に退場。チームアップが期待されていたものの、序盤になんとか詰め込み、すぐにソーの単独映画へと戻る事になりました。

ポストクレジットシーンで何かを予告する事は「アイアンマン」の時のようにうまく実現すれば相乗効果で大きく盛り上がりますが、失敗した場合はかなりの失望感を招いてしまいます。

ガン監督が反省を活かしたという「スーパーマン」の結末にも注目です。

ソース:Superman will have a post-credits scene: James Gunn explains his ethos around those ending tags (exclusive)

スカーレット・ヨハンソンさんがオスカーを批判、ブラックウィドウ復帰にも言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で「アイアンマン2」からブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんが、インタビューの中で、「アベンジャーズ/エンドゲーム」が2019年度のオスカー作品賞にノミネートすらされなかった事に対して不満をあらわにしました。

海外メディア Vanity Fair とのインタビューでスカーレット・ヨハンソンさんは初監督作品となる「エレノア・ザ・グレート」について話す中で、数々の記録を達成した「アベンジャーズ/エンドゲーム」がいかに奇跡的な作品であったかを再認識したとしつつ、この史上最高の作品がオスカーにノミネートすらされなかった事が信じられないと語っています。

なぜこの映画はオスカーにノミネートされなかったのでしょう?あり得ない映画で、成功するはずもなかったのに、映画としては本当にうまく機能していました。しかも、史上最も成功した映画の一つでもあるんです。

この疑問がこのインタビューで解決される事は当然なく、不満を吐露する形で終わっっています。

また、映画「サンダーボルツ*」ではプロデューサーとして制作に携わったスカーレット・ヨハンソンさんは、ブラックウィドウを再演する可能性について次のように語っています。

私自身、そして私が演じるキャラクターにとって、(復帰が)どういう意味を持つのか、理解するのはとても難しいです。仲間たちとは会えなくて寂しいし、ずっと一緒にいたいと心から願っています。でも、このキャラクターがうまくいっているのは、ナターシャの物語が完結しているからです。それを崩したくありません。ファンにとっても、彼らにとって大切なことなのですから。

ナターシャの物語は綺麗に終わったとヨハンソンさんは考えているようで、これを壊したくない事を理由に再演についてはあまり意欲的ではないようです。

過去のインタビューではナターシャの吸血鬼やゾンビバージョンを演じる可能性をほのめかすなど、再演が全く無いわけではないようですが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にナターシャが再登場する噂は実現するのでしょうか。

ナターシャ再登場の噂とあわせて、スカーレット・ヨハンソンさんは新作MCUドラマの開発の噂も以前からありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-scarlet-johansson-blonde-phantom-rumor/”]

これについてまだ目立った動きはありませんが、アベンジャーズ最新映画と共に注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:What Scarlett Johansson Wants: AI Boundaries, Respect for Blockbusters—and Revenge on Michael Che

ジョン・バーンサルさんがトム・ホランドさんとの出会いを振り返り、スパイダーマンのオーディション用動画を撮ったと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でNetflixの「デアデビル」よりパニッシャー/フランク・キャッスルを再演したジョン・バーンサルさんが、MCUでスパイダーマンを演じるトム・ホランドさんとの出会いについて振り返りました。

ジミー・キンメル・ライブ!に出演したジョン・バーンサルさんは、クリストファー・ノーラン監督の最新作「オデュッセイア」でトム・ホランドさんと共演するに当たって、彼との出会いについて明かしています。

まず最初に言わせてください、トム・ホランドはかつて生きた中で最も偉大な人間の一人です。トム・ホランド――この若者について、どれだけ良いことを言っても足りません。彼を愛しています。7、8年前に、ある意味『オデュッセイア』のような、中世の旅を描いた映画で共演したのですが、予算は文字通り10億分の1くらいでした。

バーンサルさんが指摘する映画はおそらく2017年公開の「Pilgrimage」(巡礼の意味、邦題はレジェンダリー)で、二人はこの映画で共演していました。そしてこの映画の撮影現場(2015年春)で、二人はマーベルのオーディション用の動画を撮りあったのだと言います。

トムがスパイダーマンのオーディションを受け、私がパニッシャーのオーディションを受けたのがあの映画の現場でした。あの映画で、実はお互いのオーディションテープを撮り合ったんです。

彼はまだ十代でしたが、あんな集中力と信念を持った人間を見たことがありませんでした。本当に美しかった。彼は『僕はスパイダーマンだ』と言い張るんです。本当に自分が役を掴むと信じていて、私は『スパイダーマンになりたい人はたくさんいるだろうね。君はすごく才能があるけど、確率はかなり低いよ』と思っていました。でもトムにはあの信念があったんです。彼を知り、彼の仕事ぶりを見れば、彼があの映画スターである理由がわかるでしょう。

すごいのは、彼は信じられないほど運動神経も良くて、宙返りとか、そういうことを全部本当に自分でできるんです。彼のオーディションテープで、シーンに滑り込むような動きをしたんですが、私が『トム、壁を駆け上がって、ダブルバックフリップでもしてからシーンを始めたらどうかな』とアドバイスしたんです。彼は『え? そうした方がいいと思いますか? やりすぎじゃないですか?』と言ったので、『他にそんなことできる奴はいないと思うぞ!』と言いました。そしたら、本当にやったんです!

このエピソードを披露した後、バーンサルさんは自慢げに「だから私のおかげとは言いませんが、まあ、少しはね?少しは何かあったでしょ?」とトム・ホランドさんがスターになったきっかけが自分自身である事を冗談交じりに主張しました。

マーベル作品でもジョン・バーンサルさんとトム・ホランドさんの共演に期待したい所ですが、パニッシャーとスパイダーマンが同時に画面上に登場するためには、ソニー・ピクチャーズとマーベルとの間に解決するべき大人の問題が残されているようです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」、キャリー・クーンさんがスタジオと金銭的に揉めていた事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」に登場したプロキシマ・ミッドナイトを演じたキャリー・クーンさんですが、「エンドゲーム」でセリフが一言もなかった事について、出演を拒否していた事が判明しました。

キャリー・クーンさんの夫であるトレイシー・レッツさんが、リンガー・ムービーズの ポッドキャスト「The Big Picture」に出演した際、これについて次のように言及しました。

「確か、マーベルは2作目のために彼女に連絡を取り、2作目に出演するよう依頼したんです。彼女は『1作目は史上最も成功した映画だわ。これ以上の出演料は払ってくれるの?』と言った。するとマーベルは『いや、これ以上は払わない』と言ったんです。」

「彼女は『もうお金を払ってくれないなら、出演はしないと思います。』と返事しました。すると彼らは『マーベル・ユニバースの一員になれて幸運だと思うべきだ』と言った。それで彼女は断ったんです。でも、結局出演が決まったんだと思います。」

トレイシー・レッツさんは当時のクーンさんとスタジオとのやり取りをこう振り返り、金銭的な問題で一度はオファーを拒否していたと判明。しかし、最終的にはほんの少しだけ出演する事になり、セリフもない登場となっていました。

キャリー・クーンさんは2020年のインタビューで再演や別のキャラクターとしての依頼があればどうするかという質問に対して「可能性はないわけではありません」としつつ、「仕事の安定を確保したい」と回答。演じたい役かどうかよりも、経済的に安定するかどうかを重視している事を示唆していました。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

スカーレット・ヨハンソンさんが「ナターシャは死んだ。」と入念に語る、アベンジャーズ映画への再登場の噂を牽制か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」から「ブラックウィドウ」まで、ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディア InStyle とのインタビューで、ナターシャが死んだ事をあらためて強調しました。

これまでの俳優活動を振り返るインタビューでブラックウィドウの話題になると、ヨハンソンさんは「ナターシャは死にました。死んだ。死んだんです。いいですか?」と何度も念を押し、マーベルファンがナターシャが次のアベンジャーズ映画で戻るかもしれないと考えている事について、「みんな信じたくないだけです。『でも、彼女は戻ってくるかもしれない!』って。ほら、宇宙全体のバランスは彼女の手に握られていると思います。忘れるしかありません。彼女は世界を救ったんです。彼女にヒーローの瞬間を与えてあげてください。」とその可能性を否定しました。

2023年のインタビューではナターシャの役は終わったとしつつも、彼女のゾンビや吸血鬼バージョンとして再演する可能性について言及、この事はヨハンソンさんがナターシャの変異体を演じる気が十分にあるとファンは見ていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-widow-return-rumor-scarlett-johansson-comment/”]

そもそもスカーレット・ヨハンソンさんは「ブラックウィドウ」でナターシャ役を終えたからといって、マーベルと無関係な人間ではありません。今年公開の映画「サンダーボルツ*」ではエグゼクティブプロデューサーとして制作に関与、ナターシャの家族であるエレーナ・ベロワとレッドガーディアンの物語を納得の行く形で描いていると見られています。

アベンジャーズの敵が邪悪なアベンジャーズになるとも噂される「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で、ナターシャ・ロマノフの再登場が起こるのか注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-villains-rumor/”]

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Introducing Scarlett Johansson

映画「スパイダーマン4」にショッカー再登場?ボキーム・ウッドバインさんが再演を予告

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」に噂通りショッカーが再登場するかもしれないと話題になっています。2017年の映画「スパイダーマン:ホームカミング」で二代目ショッカーを演じたボキーム・ウッドバインさんが再演をほのめかしました。

SXSW で行われた「ガバメント・チーズ」のプレミアムイベントで、海外メディア The Direct から2代目ショッカーとなったハーマン・シュルツは「ホームカミング」のあとどうなったのですかと質問され、意味深な回答をしています。

ウッドバインさんは「それはとても良い質問です。私も同じことを考えています。しかし、ショッカーを見るのはこれが最後ではないかもしれないという気がします。」とし、まだ役割が残っている事をほのめかしました。

また、「ホームカミング」を振り返ってコミックのような衣装を着るプランがあったかどうか尋ねられると、「それについは話し合いました。最初の作品ではそれは正しくも適切でもありませんでした。でも、後々、オリジナルのスーツに少し近づけられるかもしれません。私が特にそう頼みました。でも、彼らはシュルツの顔を覆いたくなかった。『いや、君は顔で演技するんだ。だから君が見えるようにしたいんだ』と言ったんです。」とし、コミックのマスクを被りたかったものの、制作側から素顔で演じる事を提案されたと明かしました。

今年に入って、「スパイダーマン4」の脚本に一時期ショッカーがいたが削除されたと報じられた事がありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-deleted-2-villains-rumor/”]

その後の何回かの書き直しによって、ショッカーのシーンが復活したことをウッドバインさんはほのめかしたのでしょうか?あるいはアニメ「スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド」のシーズン2で声優として戻って来る事も考えられるかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にも可能性はありそうですが、ここでわざわざ呼び戻すにはこれまでの描写が少なく、サプライズとしてはあまり機能しないかもしれません。

もっと先の「スパイダーマン5」や「スパイダーマン6」の可能性も含めて、続報に注目です。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Spider-Man: Homecoming’s Bokeem Woodbine Teases Shocker Villain’s Return Ahead of Spider-Man 4 (Exclusive)

「アベンジャーズ/エンドゲーム」脚本家が「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」に参加しなかった理由を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の脚本を担当したクリストファー・マーカスさんが、最新作となる「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」に参加しない事について、沈黙を破りました。

ルッソ兄弟監督と、脚本家コンビのスティーヴン・マクフィーリーさん、クリストファー・マーカスさんの4人は、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の4作をこれまでに制作してきました。

しかし、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」には兄弟監督とスティーヴン・マクフィーリーさんの3人しか戻らないことが発表されています。

アベンジャーズ最新作に参加しないことについて、海外メディア Playlist とのインタビューでマーカスさんは次のように語っています。

本当に、チャンスがあったという単純な事実です。AGBO(4人の映像制作会社) を始めたとき、必須事項の 1 つは、自分たち自身のアイデアを、翻案できるものを探すことでした。そして運が良かったのか、それとも好みが良かったのか、ホワイトボードにはたくさんのアイデアが詰まっていました。2 冊の本のシリーズをオプション契約し、脚本も 1 本ありました。他に 3 つまたは 4 つのアイデアと、執筆予定の TV パイロット版もありました。これは、あの『Avenging』が間もなく公開される前のことでした。

「エンドゲーム」の制作後にMCUを離れた4人は制作会社 AGBO を設立。マーベルとは関係のない独自の映画などの制作を始める事になりました。マーカスさんは3人がアベンジャーズ最新作を制作する間、AGBOの他作品に集中すると言います。

でも、それが『ほら、この植物を育てないと枯れてしまう』という状況にまでなったんです。それに、マーベルはフルタイムで働く必要があります。だから、私はこう言いました。『(これらの映画には)頭脳が必要だから、みんなにこれが私の仕事だということをわかってもらおう。ガイドが必要なんです。私はガイドするのが大好きなんです』って。だから、アベンジの時期が来たとき、つまり、それをパートタイムでやるわけじゃないし、マーベルの仕事もパートタイムでやるわけには行かない。これは何年もの取り組みなんです。

4人の作った「アベンジャーズ/エンドゲーム」が歴史的な大ヒットを成し遂げた後、MCUの質の低下を口にする人間が増えたことについて、マーカスさんは次のように言及しました。

私たちが去った後、ある意味、マーベル映画は、良くも悪くも、コミックに似たものになったと思います。私たちがそこにいた間、それはもっと直線的な物語でした。つまり、他にも無数の出来事がありましたが、コミックを見ると、それらは同じ世界の中にありながら、物語は拡散し、非直線的で、有機的に広がっています。

マーベルで起きていることは、ただ外に向かって成長しているということだと思います。それは悪いことでも良いことでもありません。そしてある意味、それは新しいものを生み出すために必要なことなのです。再び物事をまとめるためには、成長させる必要があります。

また、最新作にロバート・ダウニー・Jrさんが戻って来る事に対して、「いや、私は『それはとても賢いアイデアだけど、大変な仕事だ』と思いましたよ。反対しているわけではなくて、それは私がやってきた仕事でもあります。でもドクター・ドゥーム役に限らず、すべてを手に入れることはできないんです。」と、いつも何らかの取捨選択に迫られるという難しさを指摘しました。

今回のインタビュー内容から察するに、現状ではマーカスさんは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にも戻る気はないようで、アベンジャーズ最新作にはマーカスさんを抜いた3人で挑戦する事になるようです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Christopher Markus Explains Why He Is Not Part Of The ‘Avengers: Doomsday’ Or ‘Secret Wars’ Movies [Exclusive]

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」、印象的なポータルのシーンはもともと完全な別物だったと監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を監督したルッソ兄弟が、海外誌 Empire とのインタビューの中で、MCU史に残る印象的なポータルのシーンが、当初は全く違うものだったと明かしました。

CBM が誌面の内容を伝える所によると、兄弟は「ポータルのシーンについては様々な議論がありました。」とし、当初のプランは「スティーブ・ロジャースを中心にカメラが回転し、皆が彼の後ろに集ってくる」ようなものだったと明かしました。

アンソニー・ルッソ監督は「編集室で何度も議論したのを覚えています。誰がどのプランを支持していたかは言えませんが、大変でした。『くそっ、再撮影中にもう一度撮影しよう』と言ったのを覚えています。」と述べています。

同席していた脚本家のスティーヴン・マクフィーリーさんは最初のバージョンをそのまま残したいと考えていたようですが、「マーベルと仕事をする中で私が学んだ教訓の一つは、感情が論理に勝るということです。これは言い訳ではありません。それが映画に求められていることであり、観客が求めていることなのです。」と付け加えました。

何度も見返したくなるようなあのシーンは綿密に計画されていたものではなく、撮影現場での思いつきで完成していた事が今回明らかとなりました。

ルッソ兄弟監督とスティーヴン・マクフィーリーさんは「アベンジャーズ/エンドゲーム」を最後にMCUを離脱していましたが、2024年の夏のコミコンで「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に復帰する事が発表。

現在、「ドゥームズデイ」の撮影準備として脚本の執筆にあたっています。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:AVENGERS: ENDGAME Co-Director Reveals Original Plan For Iconic “Portals” Scene

トム・ホランドさんが「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でほぼ全カットのピンチをRDJさんに救われたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でスパイダーマン/ピーター・パーカーとしてデビューしたトム・ホランドさんが、当時、ほとんどのシーンをカットされる所をロバート・ダウニー・Jrさんに救われたと語りました。

先日の「スパイダーマン4」の脚本を読んだと語ったのと同じ動画の中で、トム・ホランドさんはMCUへのデビューとなった「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のオーディションを振り返って次のように語っています。

ダウニーとのシーンをこなさなければならなかったときは、本当に圧倒されました。ダウニーにはとても感謝しているんです。僕が(スクリーン・テストを)やったときは、台詞が8ページもありました。長いシーンでしたが、とてもうまく行きました。エージェントから台詞を正確に覚えるように言われていましたから。でも、ダウニーと最初のテイクをしたとき、彼は即興ですべてを変え始めたんです

でもそれが、彼について行く許可を与えられたんだと思います。ダウニーに勝つことは出来ませんが、彼の後を追うことはできる。彼のリードに従って、即興で演じたんです。あのオーディションの後、これはいけると思ったんだ。とてもうまく行きました。

しかし、実際の撮影が始まると、別のトラブルが発生したと語ります。

出演が決まって撮影現場に行くと、僕のシーンはオーディションでやったものから大幅にカットされていました。たぶん2ページくらいになったんじゃないかな。ダウニーは、『あの子のセリフはどこに行ったんだ?』と大声で言ってくれました。

この時、ルッソ兄弟監督は映画が既に詰め込まれ過ぎている事と、スパイダーマンの登場が比較的直前に追加されたために、このシーンをフルに使う余裕がないと説明したと言います。

ダウニーは、『いや、君はこれに時間を使いたいだろう?オーディションと同じものを全部撮ろう。カットすることはいつでもできるけど、撮っておきたいだろう?』と言ってくれたんです。そして結局、監督はそのすべてを使ってくれました。ダウニーのおかげですよ。本当にクールでした。もし僕がマイルズ・モラレスをMCUに参加させることができたら、ダウニーが僕にしてくれたことを、若い子にしてあげたいですね。

また、最近までアルコール依存症に苦しんでいたホランドさんは、このオーディションの前夜に「ミニバーを飲み干した」とも語りましたが、これは裏目には出なかったとジョークを飛ばしました。ホランドさんは最近この依存症を克服し、現在は「Bero」というノンアルコールビールブランドを立ち上げ、禁酒を続けています。

映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」はディズニープラスで配信中です。