ゲーム「Marvel’s Black Panther」はオープンワールドゲームに─求人広告から判明

マーベル・ゲームズとエレクトロニック・アーツの開発スタジオ、クリフハンガー・ゲームズによる新作ゲーム「Marvel’s Black Panther」の開発が 2023年7月に発表されてから半年以上、それ以上の情報はあまり公開されていませんでしたが、今回、本作がオープンワールドゲームとして開発されている事が判明したと海外メディアが報じています。

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ワカンダの世界を冒険する、シングルプレイ用のアクションアドベンチャーゲームになると公式発表されている本作は、わずかなティザーが公開されただけでそれ以上の発表は未だにありません。

海外メディア Comicbook.com の指摘によると、米エレクトロニック・アーツが公式ウェブサイトにて求人広告を掲載。

それによると、このプロジェクトに関して上級サンドボックス・デザイナーを募集中であり、必要な資格、知識の中に「オープンワールド ゲームの技術およびサンドボックス設計で5年以上の経験があり、魅力的でダイナミックな環境を作成した実績がある事」「Unreal Engine の専門知識、ブループリント スクリプトの強力なスキル、および環境と AI システムの統合についての確かな理解を備えている事」などと記載されており、本作がオープンワールドゲームである事を示しています。

なお、勤務地はアメリカのワシントンやカリフォルニアなど複数のEAのオフィスが指定されており、日本からの勤務は認められていないようです。基本給は地域によって異なるようですが、12万ドルから22万ドル(記事執筆時点で約1800万円~3400万円)が用意されており、その他保険や福利厚生、休暇があるとしています。

クリフハンガー・ゲームズのトップであるケビン・スティーブンス氏は発表時に次のようなコメントをしています。

「私たちは、ファンの皆様に決定的で本物のブラックパンサー体験をお届けすることに専念し、ストーリー主導のビデオゲームで体験したことのないような、より多くの主体性と物語に対するコントロールを提供します。ワカンダは豊かなスーパーヒーローのサンドボックスであり、我々の使命は、ブラックパンサーを愛し、我々と同じようにワカンダの世界を探検したいと思っているプレイヤーのために、壮大な世界を開発することです。」

「クリフハンガー・ゲームズの開発チームは、マーベル・ゲームズと協力し、ワカンダのあらゆる側面、そのテクノロジー、ヒーローたち、そして私たち自身のオリジナルストーリーを、『ブラックパンサー』の世界にふさわしい細部へのこだわりと信憑性をもって確実に作り上げる予定です。」

「多様性、協力、エンパワーメントという価値観のもとに新しいチームを作るというのは、信じられないほど貴重な機会です。 そして、この素晴らしい世界に命を吹き込むために協力しながら、クリフハンガーゲームズがチーム全員に力を与えてくれることを望んでいます。」

EAはブラックパンサーの他にも、「1943:Rise of Hydra」「ブレイド」「アイアンマン」「ウルヴァリン」を開発中です。

ゲーム「ブラックパンサー」の発売日および対応プラットフォームは未定です。

ソース:EA