ゲーム「MARVEL vs. CAPCOM」新作のチャンスはあるとプロデューサーが語る

カプコンの対戦格闘ゲーム「MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics」のプロデューサー松本周平氏が、海外メディア DEXERTO とのインタビューの中で、シリーズ最新作の可能性についてチャンスがある事を明かしました。

記事によると松本氏は「カプコンの開発チームには大きな夢があります。新しい『Marvel vs. Capcom』ゲームや、新しいカプコンベースのSNKゲームの機会があるかもしれません。どうなるかはわかりませんが、そのようなゲームを作成しリリースするには時間と努力が必要です。短期的には、過去のレガシーゲームを新しい観客に再紹介することができます。現代のプラットフォームでプレイする機会がない人々に向けてです。」と言及。

松本氏はさらに「少なくとも今私たちにできることは、これらのシリーズが存在することを示すことです。私たちはこれらのゲームが大好きです。皆さんもそうであってほしいと思いますし、将来、人々がこれらのシリーズに慣れ親しめば、より大きなゲームを作る機会が生まれるかもしれません。」と述べました。

VSシリーズの新作発売から約7年が経過し、その間に発売されたカプコンのゲームの中で新登場したキャラや、その間にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)などの影響で認知度が高まったマーベルのキャラクターなど、多数の新キャラ候補が存在しています。

また、EVO2023 までは「Ultimate Marvel vs. Capcom 3」が競技種目にあった事や、ストリートファイター5やストリートファイター6が格闘ゲーム市場を7年前より拡大している事を考えると、やはりVSシリーズの最新作の発表にも期待したい所です。

先日はデッドプールがコミック上でゲーム最新作に向けた新技を披露しましたが、採用される事はあるのでしょうか。

ソース:Exclusive: Capcom’s “dream” is to make more Marvel crossover games

デッドプールが「MARVEL VS. CAPCOM 4」向けの新技を披露

マーベルコミックが 2024年7月3日 にリリースした「デッドプール #4」で、カプコンの人気対戦格闘ゲーム「MARVEL VS. CAPCOM」最新作に向けたデッドプールの新技が公開されました。ただし、「MARVEL VS. CAPCOM 4」は正式発表がない、実際に動いているかどうかも不明な未知のタイトルです。

相手を飛び越すように大きくジャンプし、空中回転をしながら銃を撃ちまくるアクロバティックなアクションを見せたデッドプールは最後に「今の技はマーベルvs.カプコン4に入れるべきだね」と口にしてその場を後にしました。

「マーベルvs.カプコン4」は現状で未知のプロジェクトであり、最新作は2017年の「マーベル VS. カプコン:インフィニット」を最後にかなり長い間音沙汰がありませんでした。

しかし先日、カプコンが過去作の多くをまとめた「MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics」をニンテンドースイッチ、PS4、PC向けに2024年内にリリースする事を発表し、その先に新作ゲームとして「4」があるのではないかと、古くからのファンが再び期待し始めています。

今回はここにデッドプール本人が加わることになりましたが、「マーベルVS.カプコン4」は現実のものとなるのでしょうか。