映画「レッドソニア」、2025年後半に米国公開へ、R指定になったとも

ミレニアム・フィルムズ制作のマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」が 2025年後半にイギリスで公開される事が以前に報じられていましたが、報道から約1ヶ月を経て、米国での劇場公開が決まったと、海外メディア Deadline が報じました。

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記事によると、サミュエル・ゴールドウィン・フィルムズが米国での配給権を獲得し、今年の後半に劇場公開を目指しているとの事。

本作は1973年のベストセラーのコミックシリーズを基にしたファンタジー映画で、蛮族の女ハンター、レッド・ソニアが、意外な戦士たちを結集して、邪悪な暴君、皇帝ドレイガンとその恐ろしい花嫁、ダーク・アニシアに立ち向かう物語。

1985年にアーノルド・シュワルツェネッガーさんとブリジット・ニールセンさんのW主演で制作された映画のリブート版になります。

制作はMJ・バセット監督、主演はマチルダ・ルッツさん。

他、出演者としてロバート・シーハンさん 、ウォリス・デイさん、マイケル・ビスピンさん、ルカ・パスクアーノさん、ローナ・ミトラさん、マーティン・フォードさん、ベン・ラドクリフさん、エリザ・マテングさん、ヴェロニカ・フェレスさん、フィリップ・ウィンチェスターさん、レバー・イヴさんらが名を連ねています。

脚本はターシャ・フオさん。

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レッドソニアは1973年のマーベルコミック「コナン・ザ・バーバリアン」で初登場し、その後もソロコミックシリーズやスパイダーマンやウルヴァリンとのクロスオーバーなども行われましたが、1990年代を最後に姿を消し、2005年からはマーベルを離れ、「ターミネーター」「ロボコップ」「ザ・ボーイズ」など漫画化を行っているダイナマイトエンターテイメントの権利作品となっています。

「レッドソニアを全国の観客に お届けできることを大変嬉しく思います。この伝説のキャラクターのファン層は大きく、熱狂的です。この映画が彼らの期待に応えられると確信しています」とSGF会長のピーター・ゴールドウィン氏は語っています。

プロデューサーを務める三人もコメントを発表。

「 『レッドソニア』 の公開でサミュエル・ゴールドウィンと仕事ができるのを楽しみにしています。この映画は長い道のりでしたが、何よりもまず力強いヒロインである伝説のキャラクターの映画化にこれ以上ないほど興奮しています。ファンが列を作っていて、きっと興奮するでしょう」とカントン氏がコメント。

「ファンは準備万端、映画も準備万端、レッドソニアの物語を世界に発信するのが待ちきれません。彼女を知る人は、愛する心と情熱を見るでしょうし、初めて見る人は、剣を持った真の悪魔を発見するでしょう」とリーバーマン氏は付け加えました。

「サミュエル・ゴールドウィン・フィルムズのパートナーと共に『レッドソニア』の公開を発表できることを大変嬉しく思っています。この象徴的なキャラクターに命を吹き込むのは素晴らしい旅でした。監督のMJ・バセットと主演のマチルダ・ラッツは、彼女の物語の忘れられない映画化を作り上げました。観客の皆さんが大画面で『レッドソニア』の迫力と興奮を体験するのを待ちきれません!」とユンガー氏は語りました。

アメリカの MPA はこの映画をR指定とし、「激しい流血を伴う」と理由を説明しています。

昨今の厳しいコンプラ問題に反発するように、クラシックなビキニアーマーをギリギリのラインで採用している本作ですが、現状でこの部分にお咎めはないようです。

レッドソニア公式インスタも喜びの声を投稿しています。

なお、今のところ日本での劇場公開の情報はありません。

ソース:Samuel Goldwyn Seizes U.S. On ‘Red Sonja’ Starring Matilda Lutz

映画「レッドソニア」が英国で2025年後半公開へ

ミレニアム・フィルムズ制作のマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」が約2年間のポストプロダクションを経て、2025年の後半に劇場公開される事がわかったと、海外メディア Deadline が報じました。しかし、日本を含む国際市場での公開についてはまだまだ分かっていません。

記事によると、シグネチャー・エンターテインメントは、ミレニアム・メディアからこのアクション・ファンタジー映画の英国とアイルランドでの権利を獲得したとの事。ミレニアム・メディアはこれまで、この映画を複数の国際市場で販売してきましたが、米国を含む他の国での状況は不明だと言います。

本作はベストセラーのコミックシリーズを基にしたファンタジー映画で、蛮族の女ハンター、レッド・ソニアが、意外な戦士たちを結集して、邪悪な暴君、皇帝ドレイガンとその恐ろしい花嫁、ダーク・アニシアに立ち向かう物語。制作はMJ・バセット監督、主演はマチルダ・ルッツさん。

他、出演者としてロバート・シーハンさん 、ウォリス・デイさん、マイケル・ビスピンさん、ルカ・パスクアーノさん、ローナ・ミトラさん、マーティン・フォードさん、ベン・ラドクリフさん、エリザ・マテングさん、ヴェロニカ・フェレスさん、フィリップ・ウィンチェスターさん、レバー・イヴさんらが名を連ねています。

脚本はターシャ・フオさん。

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この契約は、シグネチャー・エンターテインメントの買収マネージャーであるベグム・カヤカン・パロディ氏とミレニアム・メディアの国際販売・配給担当社長であるJJ・ニュージェント氏の間で交渉されたとの事。

パロディ氏は「『レッドソニア』は、シグネチャーが求めているタイプの映画を体現しています。ファンタジーに満ちた世界を舞台にした壮大な物語で、その演出には強い商業的感覚があり、私たちにとってすぐに魅力的に映りました。今年後半に、マチルダ・ルッツの剣を振り回す女ハンターをイギリスとアイルランドの観客に紹介できることを楽しみにしています。」とコメント。

ニュージェント氏は「シグネチャー・エンターテインメントと提携して『レッドソニア』を英国の観客にお届けできることを大変嬉しく思います。このシリーズは世界中に熱狂的なファンを抱えており、その伝統を重んじながら象徴的なキャラクターを新しい世代に紹介する映画をお届けするのが待ちきれません。」と述べています。

昨年末には予告映像の一部と見られるものがリークされていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/red-sonja-trailer-leak/”]

コミック初登場から約50年、前回の実写映画から約40年。本作のリブート版の制作が発表されたのは約10年前という極めて難産な映画となりましたが、ひとまず一部地域で日の目を見る事になるようです。

ソース:RED SONJA Finally Gets A Release Date Update After Spending Two Years In Post-Production

映画「レッドソニア」の予告が流出か

ミレニアム・フィルムズ制作のマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」の予告映像と思われるものがSNSを通じて共有されています。コミック初登場から約50年、前回の実写映画から約40年となる本作では主人公レッドソニアをマチルダ・ルッツさんが演じる事になっています。

9月には公式インスタが主人公レッドソニアのビキニアーマー姿を公開。現代の価値観にあわせたデザインとなっていましたが、この予告が真実であれば原作を再現するようなアーマーを着用しているシーンもある様子です。

1972年のコミック「コナン・ザ・バーバリアン」でデビューしたレッドソニアは、1985年には女優のブリジット・ニールセンさんと俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんの共演で実写映画化もされました。

それから長い時間がたち、米ミレニアム・フィルムズはこの映画のリブート版の企画開発を10年以上前にスタート。それから何度となく脚本は書き直され、監督や主演までもを変更しながら制作が続けられ、公開の目処が立ってきているようです。

コミックではスパイダーマンとも共闘しているレッドソニアですが、本作はマーベル・スタジオ(MCU)でもソニー・ピクチャーズ(SSU)でもないため、特別なクロスオーバーはないと見られています。

映画「レッドソニア」は 2024年 内に米国で劇場公開予定でしたが、記事執筆時点で情報のアップデートはありません。

映画「レッドソニア」、公式からビキニアーマーのファーストルックが公開

ミレニアム・フィルムズ制作のマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」の公式Instagramが、本作の主人公ソニアを演じるマチルダ・ルッツさんのビキニアーマー姿を公開しました。コミック登場から約50年、前回の実写映画から約40年となる本作はどのような映画となるのでしょうか。

ビキニアーマーといえばちょうど日本でも「ドラゴンクエスト3」HD-2D版での変更で話題になっていますが、アメリカでも同様に原作どおりとは行かない様子。防具としての意味がほとんどないビキニアーマーを実写映画で使うのは説得力も下がるため、やむを得ない選択と言えそうです。

上述のドラクエ3が炎上しているのとは異なり、レッド・ソニアのファーストルックはファンに歓迎されているのはかなり印象的です。

1985年に女優のブリジット・ニールセンさんと俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんの共演で実写映画化された「レッドソニア」から長い時間がたち、米ミレニアム・フィルムズはこの映画のリブート版の企画開発を10年以上前にスタート。

それから何度となく脚本は書き直され、監督や主演も変更しながらようやく映画が完成し、今年の後半にアメリカでの公開が決定するに至りました。

コミックではスパイダーマンとも共闘しているレッドソニアですが、本作はマーベル・スタジオ(MCU)でもソニー・ピクチャーズ(SSU)でもないため、特別なクロスオーバーはないと見られています。

映画「レッドソニア」は 2024年 内に米国で劇場公開予定です。

「レッドソニア」は女性の権利が重視された内容になっていると言う

2024年後半に米国で公開予定の「レッド・ソニア」のリブート映画で主演を務めるマチルダ・ルッツさんが、海外メディア CBR とのインタビューで、本作がどのような映画になるのかについてコメントしました。コミック登場から約50年、前回の実写映画から約40年となる本作はどのような映画なのでしょうか。

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主人公のレッドソニアことソニアを演じるマチルダ・ルッツさんは「コミックや前回の映画とは大きく違う」と言います。

「最初の映画や古いコミックは、非常に男性目線で描かれた物語でした。今回の映画はまったく異なるストーリーで、女性の権利がとても尊重されている事を感じる作品であり、私はそれが脚本で気に入っていました。」

サムネ画像でもわかるようにコミックのレッドソニアはセクシーなヴィジュアルを強調しており、物語としてもソニアは性的被害者として描かれ政治の道具に利用されるなど、その内容は特に成人男性を意識したものでした。

1985年に女優のブリジット・ニールセンさんと俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんの共演で実写映画化された「レッドソニア」から長い時間がたち、米ミレニアム・フィルムズはこの映画のリブート版の企画開発を10年以上前にスタート。

それから何度となく脚本は書き直され、監督や主演も変更しながらようやく映画が完成し、今年の後半にアメリカでの公開が決定するに至りました。

コミックではスパイダーマンとも共闘しているレッドソニアですが、本作はマーベル・スタジオ(MCU)でもソニー・ピクチャーズ(SSU)でもないため、特別なクロスオーバーはないと見られています。

ソース:‘It’s Very Women-Empowered’: Red Sonja Star Says Reboot Will Subvert the Original’s Male-Gaze Trope

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映画「レッドソニア」リブート版脚本家が作品についてコメント、次は「ナルト」の実写化に取り組むと言う

ミレニアム・フィルムズ制作のマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」のリブート版の脚本を担当したターシャ・フオさんが海外メディア Variety で本作についてコメントし、次のプロジェクトとして日本の人気漫画「NARUTO-ナルト-」にも携わっている事が判明しました。

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Variety は「注目すべき脚本家10人」という特集記事の中のひとりとして、ターシャ・フオさんをピックアップ。

フオさんは「象徴的なキャラクターや IP をアレンジする事は、執筆作業を容易にしてくれます。それを書くことへの情熱がすでにそこにあるからです。私はすでにこれらのキャラクターたちからとてもインスピレーションを受けているので、彼らの旅をサポートし、いちファンとして自分にアピールするような方法でその楽しい物語を伝えようとすることはエキサイティングな事です。」とコメントしています。

そして、剣と魔法の世界を描く人気コミックのキャラクターを基にした「Red Sonja」について、フオさんは、「この作品は、人間性についての大きなテーマをスペクタクルの中で伝えるための素晴らしい手段を与えてくれるのです」と述べ、「素晴らしい女性の友情」の物語と、「女性がどのように世界でユニークに生き抜くか」を描いていると約束しました。

そして記事は彼女の次のプロジェクトとして、「NARUTO-ナルト-」の実写版に取り組んでいる最中だと報告しています。

「レッドソニア」のトレーラーも近いとプロデューサーが報告しており、NARUTOの実写化と共に注目となっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/red-sonja-producer-tease-trailer-online-release/”]

ソース:Variety’s 10 Screenwriters to Watch for 2023 Include Scribes for ‘The Marvels,’ ‘Rustin’ and ‘The Color Purple’

映画「レッドソニア」プロデューサーが「もうすぐ」とトレーラー公開が近い事を報告

ミレニアム・フィルムズ制作のマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」のリブート版のプロデューサーを務めるレス・ウェルソンさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中でトレーラーのオンライン公開が近いことを予告しました。

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「エクスペンダブルズ ニューブラッド」のプロモーションの最中に「レッドソニア」について質問されたウェルソンプロデューサーは「編集はほぼ終わったところです。この映画はとても根深く、言ってみれば非常にリアルですが、CGI を正しく調整する必要があるシークエンスがいくつかあります。皆が見た時に『 ああ、あのクリーチャーはそこにいなかったんだな。』なんてことがないようにしなくてはなりません。こうして映画は完成し、次の作業に入る準備が整っています。」とコメントしました。

「レッドソニア」のリブートの話題が出て15年、2022年の時点でも暗礁に乗り上げているとの報道がありましたが、トレーラーのオンライン公開がようやく近づいてきたようです。なお、今年のサンディエゴ・コミコンでは一足先に公開されているとの事。

1985年にブリジット・ニールセンさんとアーノルド・シュワルツェネッガーさんの共演で実写映画化された「レッドソニア」のリブート版となる本作では、マチルダ・ルッツさんが主人公のレッドソニアを演じる事になるようです。

一時期はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ」のゴースト役としてマーベル映画ファンには知られているハナ・ジョン=カーメンさんがキャスティングされていると報告されていましたが、降板となっています。

※1985年版のトレーラー

コミック版のレッドソニアは元々平穏な家庭で暮らす娘でしたが、ある日訪れた傭兵グループに家族を殺され、家を焼かれ、強姦され殺されました。そこへスカアハが現れ、ソニアに復讐のための戦闘スキルを与え蘇らせました。

しかしプロデューサーは2022年のインタビューで「私は、動機の原動力として(レイプを)利用する架空の女性には興味がありません。彼女は女性性の世界にいるただの人間です。」とコミックの背景とは異なる作品になる事を予告。

ただし本作の監督を務めるM・J・バセット監督はソニアの大ファンである事を認めつつ、彼女の特徴的なビキニチェーンメイルを残したいとも語っていました。

©MARVEL

なお、レッドソニアはマーベルのキャラクターですが、映画はマーベル・スタジオ制作ではなくミレニアム・フィルムズ制作であり、MCU作品ではありません。MCUでおなじみのキャラクターが登場することはないと考えられますが、逆に言えばMCU作品を見たことがなくても問題のない作品です。

映画「レッドソニア」リブート版は 2024年 米国劇場にて公開予定です。

ソース:‘Expend4bles’ Producer Les Weldon on the Upcoming ‘Red Sonja’ and ‘Hellboy: The Crooked Man’

映画「レッドソニア」リブート版がまたもや暗礁に乗り上げていると報じられる

リブートが計画されているマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」がまたもや暗礁に乗り上げていると、海外メディア Giant Freakin Robot が報じました。1年前には主演のキャスティングが報じられていた「レッドソニア」ですが、GFRは監督がこのプロジェクトを抜けたことで多くの問題を抱えていると伝えています。

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レッドソニア役の起用が報じられていたハナ・ジョン=カーメンさんは映画「アントマン&ワスプ」のゴースト役としてマーベル映画ファンには知られており、彼女の主演キャスティングは広く歓迎されていました。

このキャスティング発表当時、「ハンナは我々が何年も追いかけてきた非常に才能のある女優で、彼女はまさしく『レッドソニア』です。彼女の幅広さ、感性、強さは、私たちが求めていた資質の全てであり、一緒にこの旅に乗り出すことにこれ以上ないほど興奮しています。」とコメントしていたジル・ソロウェイ監督はこのプロジェクトを去り、主演もキャスティングを見直すようだと記事は伝えています。

1985年に女優のブリジット・ニールセンさんと俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんの共演で実写映画化された「レッドソニア」ですが、米ミレニアム・フィルムズはこの映画のリブート版の企画開発を10年以上前から行っており、2008年にはロバート・ロドリゲス監督が当時婚約者であったローズ・マッゴーワンさんの主演で映画化を予定していました。しかし企画は頓挫し、その後もさまざまな脚本家が再執筆する中、2018年にもリブートを発表。そしてまた今回の報道のように再び暗礁に乗り上げた状態になっているようです。

レッドソニアは1970年代初頭に、ロイ・トーマスさんとバリー・ウィンザースミスさんによってマーベルコミックの「コナン・ザ・バーバリアン」でデビューしました。

記事ではコミック版のレッドソニアが現代社会にそぐわない可能性も指摘しています。ソニアは元々平穏な家庭で暮らす娘でしたが、ある日訪れた傭兵グループに家族を殺され、家を焼かれ、強姦され殺されました。そこへスカアハが現れ、ソニアに復讐のための戦闘スキルを与え蘇らせました。このような物語を伝えたいと監督が思っているのか疑問が残るとしています。

また、レッドソニアの特徴的で人気の元でもあったビキニアーマーについても、現代でどの程度受け入れられるのか分からないとしています。

©MARVEL

「レッドソニア」のプロジェクトはまたもや頓挫してしまうのでしょうか?

映画「レッドソニア」リブート版の公開日は未定です。

ソース:Red Sonja: Yet More Troubles For Sonja

映画「レッドソニア」リブート版の主演にハナ・ジョン=カーメンさんがキャスティング

映画「レッドソニア」のリブート版の主役として、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ」のゴースト役を務めたハナ・ジョン=カーメンさんがキャスティングされた事を、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

1985年に女優のブリジット・ニールセンさんと俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんの共演で実写映画化された「レッドソニア」ですが、米ミレニアム・フィルムズはこの映画のリブート版の企画開発を10年以上前から行っており、2008年にはロバート・ロドリゲス監督が当時婚約者であったローズ・マッゴーワンさんの主演で映画化を予定していました。しかし企画は頓挫し、その後もさまざまな脚本家が再執筆する中、2018年にもリブートを発表。

しかしこの時は起用されていたブライアン・シンガー監督の性的暴行疑惑による解任などを受け、またもや企画は中断。その後、Amazonプライム・ビデオの「トランスペアレント」などを手掛けたジル・ソロウェイ監督が起用された事が発表されました。

ソロウェイ監督は今回のキャスティングについて「ハンナは我々が何年も追いかけてきた非常に才能のある女優で、彼女はまさしく『レッドソニア』です。彼女の幅広さ、感性、強さは、私たちが求めていた資質の全てであり、一緒にこの旅に乗り出すことにこれ以上ないほど興奮しています。」とコメントしています。

©MARVEL

映画タイトルでもある女性戦士レッドソニアは、ロバート・E・ハワード氏のファンタジー小説「英雄コナン」シリーズに登場し、現在はマーベル・コミックスのもとでコミック化されているキャラクターです。映画についてはマーベル・スタジオ作品ではないためMCUとは今の所関連していません。1985年の実写映画版では、悪の女王ゲドレンに村を焼かれ、姉を殺されたレッドソニアが復讐のために立ち上がる物語でした。

映画「レッドソニア」リブート版の公開日は未定です。

ソース:‘Red Sonja’: Hannah John-Kamen to Star in Millennium’s Sword and Sorcery Feature (Exclusive)