「クレイヴン」ライノ役が僅か68劇場公開の「ブルータリスト」に大敗した事に戸惑う

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」でライノ/アレクセイ・シツェビッチを演じたアレッサンドロ・ニヴォラさんが、2024年12月20日に公開された自身が出演する映画「ブルータリスト」に大敗したという記事に反応を見せました。

Collider は北米でわずか8館の上映から始まった「ブルータリスト」は公開4週目で北米68館まで拡大、この週に130万ドルを稼いだとし、「クレイヴン・ザ・ハンター」は同じ公開4週目、北米の1000館以上で36万ドルを売り上げていたと指摘しました。

この記事を引用したアレッサンドロ・ニヴォラさんは「私はどうすべき?」とし、「A)やめる、B)祝う、C)グミを食べてチルする」という選択肢をファンに提示して意見を求めました。

ファンの回答はBとCが圧倒的に多く、ニヴォラさんの俳優引退を引き止めていますが、興行収入の結果はなかなかショッキングな数字となったようです。

ニヴォラさんは撮影現場は楽しかったと以前のインタビューで語っていましたが、今週、ソニーがカレンダーからタイトル未定のマーベル映画を削除した事で、スパイダーマンとスパイダーバース以外の作品がゼロに。SSUは事実上の中止になったと報じられました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-kraven-the-hunter-alessandro-nivola-talks-to-negative-reaction/”]

今後マーベル・スタジオが彼らをマルチバースの被害者として救済するのかはわかりませんが、ニヴォラさんは昨年のベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」などにも出演しており、マーベル映画とは別の所でファンを楽しませてくれる事が期待されています。

なお、この話題の「ブルータリスト」は日本では2月に公開予定です。

映画「モービウス」にライノとブラックキャットのイースターエッグを発見

先ごろ公開されたSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のヴィジットの中に、ライノとブラックキャットに関するイースターエッグが発見され話題となっています。ライノ/アレクセイ・シツェビッチとブラックキャット/フェリシア・ハーディは2014年公開の「アメイジング・スパイダーマン2」に少しだけ登場していました。

公開された動画の中に登場するデイリービューグルの誌面の見出しでは、ライノとブラックキャットに関するイースターエッグが隠されています。

©2021 Sony

見出しには「ライノ逃走中:動物園のデマが市民を欺く」、「ブラックキャット:敵か味方か」と書かれており、この「モービウス」の世界にライノとブラックキャットが存在している事を示唆しているようです。

しかし「モービウス」に登場したデイリービューグルは、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や以前にモービウスの撮影セットで見かけられたものとはロゴが少し異なっており、この違いが制作上のミスなのか、何かを意味しているのかは不明です。

from ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ ©2021 Sony

SSUもMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のように伏線の種をまき、ライノとブラックキャットのデビューに向けて準備をしているのかもしれません。

映画「モービウス」は 2022年1月28日 米国公開予定、日本での公開は2022年内です。