マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスペシャルドラマ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」の準備として米国で配信された「Marvel Studios Legends」(邦題:マーベル・スタジオ 知られざる秘密)のマンティス編にて、「Vol.2」の削除映像が公開され、誰もが薄々感じていた疑問が明らかになりました。
海外メディア The Direct によると、当該エピソードのラストで映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」(リミックス)の削除シーンが挿入されており、その中でドラックスとマンティスは次のような会話をしていると言います。なお、記事執筆時点でこのエピソードは日本では配信されていません。
ドラックス:なぜ言わないんだ?
マンティス:(肩をすくめる)
ドラックス:彼は君が妹だと気づいているはずだ。
マンティス:私たちの唯一のつながりが、彼の最大の恥ずべきことの原因です。でも私はそうは思ってない。
劇中にてエゴがあらゆる宇宙人との子供を設けてきたと話していたように、マンティスも実際に生まれてきた子供の一人であると設定されていたようです。つまりスターロードとマンティスは双方ともエゴの子供であり、異母兄妹として撮影されていた事になります。
しかしこの設定が公式に生きているかは不明で、シーンごと破棄された設定なのか、今後のMCUのどこかでもう一度言及されるのかは分かっていません。
エゴはその目的のためにクイルこそ完璧だと話していたことから、マンティスはエゴのパワーをそれほど引き継いでいないかもしれません。しかし側に置いていた事を考えると、クイルと接触するまでは一番出来が良かったか、相当気に入っていたと設定されていた可能性はあるようです。
ちなみにコミックではクイルとマンティスが兄妹という設定はありません。そもそもマンティス自体が宇宙人ではなく、地球人であり、クリー人に改造されたというキャラクターになっています。
クイルとマンティスの設定がいきているならば、「ホリデースペシャル」は兄の悲しみのために立ち上がる妹の構図になりそうですが、果たしてその内容はどうなっているのでしょうか。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」の概要は以下のとおりです。
大切な仲間のクリスマスを特別なものに・・・。そんな思いから銀河一の”落ちこぼれ“チームが用意したクリスマスギフトは・・・なんと人間!? 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、ガモーラを失って傷心したクイルを励ますため、 “ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、完璧なクリスマスギフトを求め地球に降り立つ。 しかし、“クリスマス”という地球の慣習など知らない彼らが用意したプレゼントは、モノではなく・・・クイルの憧れ”ケヴィン・ベーコン”だった。 果たして、彼らのサプライズは成功するのか!?ジェームズ・ガン監督が贈る、銀河一の”落ちこぼれ“チームの破天荒なクリスマス・アドベンチャーが始まる!
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」は 2022年11月25日 ディズニープラスで配信予定です。
ソース:Disney+ Just Spoiled Star-Lord’s Secret Sister In the MCU