ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、サンドリーヌ・ホルトさんはマドリプールのキャラを演じる可能性があると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」にサンドリーヌ・ホルトさんがキャスティングされた事が先日報道され、彼女の役割についてメディアやファンの憶測が飛び交っています。その中で、スクーパーのMurphy’s Multiverseでは彼女がタイガータイガー/ジェサン・ホアンを演じている可能性について指摘しています。

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記事によると「ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクがニューヨークの市長に当選するために、トラックスーツマフィアなど犯罪組織からの収入を資金洗浄する必要があると指摘、この種のビジネスが日常的に行われている場所がMCUには既に用意されていて、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で紹介されたマドリプールがその場所だといいます。

そして、キングピンの資金洗浄に手を貸すのがコミックのマドリプールでクイーンピンにもなったタイガータイガー/ジェサン・ホアンになる可能性が高いと言います。

一族が経営する大手国際銀行で働く金融の天才だったホアンは、ウルヴァリン(島ではパッチと呼ばれている)の仲間、恋人としても知られており、ウルヴァリンが好んで通うプリンセス・バーのオーナーでもあります。

ホルトさんが演じるキャラクターは「自信があり」、「知識が豊富」、「思ったことを進んで口にする」と説明されており、これらの描写はすべて、コミックのタイガータイガーの表現と確かに一致していると指摘。

コミックではタイガータイガーとキングピンの間に交流はありませんが、犯罪王であるキングピンがマドリプールを利用するのは自然な流れであるとも言えそうです。

マドリプールの再登場は映画「デッドプール3」でのウルヴァリン再登場に関連して気になる所ですが、サンドリーヌ・ホルトさんが実際に何のキャラクターを演じるのか、今後の情報にも注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Sandrine Holt Could Be Playing One of Wolverine’s Shadiest Associates in ‘Daredevil: Born Again’

マーベルがマドリプールの観光サイトをオープン ─ ミュータントへの言及も?

マーベルがマドリプールの観光サイトを公開しました。先週配信されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」エピソード3に登場した架空の都市マドリプールを紹介するページで、ドラマでは触れられていない情報についても言及されています。

https://www.exploremadripoor.com

©2021 MARVEL,Disney

このウェブサイトにはドラマにも登場したスポットの紹介に加え、特定のアクセスコードを入力することで隠された情報を見ることが出来るようになっています。

その中にはFOXの映画「X-MEN」シリーズでおなじみのミスティークの名前や、コミックに登場する女吸血鬼バロネス・ブラッド/クロムウェル、日本人ミュータントのドラゴネス、そしてX-MENの新国家クラコアなどの名前に言及されています。

©2021 MARVEL,Disney

これらの事がMCUでのミュータント登場を確約するものではありませんが、ドラマ内にもウルヴァリンの恋人のひとり、タイガータイガーがオーナーを務めるバーが登場した事を踏まえても、X-MEN登場の準備に入っているように考えられます。また、コミックの吸血鬼の名前が出てきた事も興味深く、今後数年以内に公開される予定の映画「ブレイド」との関係があるのかもしれません。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第4話は 2021年4月9日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ソース:Falcon and Winter Soldier: Mystique and Other X-Men Referenced on Official MCU Website

マドリプール特集 ─ ここは島じゃなかった!?ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」登場予定の地の原作紹介

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場すると噂されているマーベルの架空都市「マドリプール」について、原作コミックの設定をお届けする記事です。

※原作の紹介ですが、ドラマが原作どおり展開する場合はネタバレに相当します。

架空都市マドリプール公国

マドリプールはマーベル・コミックに登場する都市の名前で、シンガポールとスマトラの間のマラッカ海峡南部に位置するとされているアジアンチックな都市になっています。大きさは直径160 kmほどと設定されています。

富裕層が暮らすハイタウンと、貧民層が暮らすロータウンにわかれており、不平等な社会を形成しています。ハイタウンにはマーベルユニバースで一番高級な有名ホテルであるソヴリンホテルやヴェルサイユに匹敵すると言われている王子の宮殿が存在します。

もともとは海賊が財宝を持ち込み繁栄したところから始まり、マドリプールは犯罪者を他国へ引き渡すことを許可していないため、犯罪者が身を隠すために好都合な場所としても知られています。そのため、ロータウンは犯罪者だらけになっています。

トレーラーで見えるマドリプールらしき都市もハイタウンとロータウンの存在が伺えます。

©2021 MARVEL,Disney

©MARVEL

支配者の座についていたメンバー

王族がいることはわかっていますが、描写されることはあまりないようです。以下ではこれまでにマドリプールを支配したことがある人物を紹介していきます。

マダム・ヒドラ(ヴァイパー)

ヴァイパー別名マダム・ヒドラことオフィーリア・サルキシアンがマドリプールを支配していた時期がありました。そしてヒドラの資金調達のために動き、テロによって数千人が死んだとされています。

このキャラクターはFOXの映画「ウルヴァリン:SAMURAI」に登場したヴァイパー/ドクター・グリーンと、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」に登場したLMDのエイダ/オフィーリア/マダム・ヒドラのもとになっています。

©MARVEL

ヴァイパーのwikiはこちら

マツオ・ツラヤバ (Matsu’o Tsurayaba

日本人のマーベルファンには有名な人物。たぶん円谷と言いたかった、両方名字では?という点も話題になる人物です。日本人のヴィランで「ザ・ハンド」と呼ばれる忍者軍団のボス。格闘術と政治力に優れていますが、ミュータントやインヒューマンズではなく特殊能力はありません。wikiによると大やけどで右腕全損と左腕の大部分を損失とありメタルアームを装着しています。コミックによっては左右逆な場合があるのはご愛嬌。

ハンドは「ウルヴァリン:SAMURAI」に登場し、「闇の手」という名に変えてNetflixのドラマ「デアデビル」や「ディフェンダーズ」に登場しました。

マツオのwikiはこちら

オグン

1930年代に日本軍で船長を務めていたテレパスで、ウルヴァリンの格闘術の師匠でもある人物です。オグンは一度追い出されたヴァイパーを操り再度支配者の座につかせました。最終的にウルヴァリンによって撃退されます。

オグンのwikiはこちら

タイガー・タイガー/ジェサン・ホアン

バーの経営者の女性であり、ウルヴァリン、オグンに匹敵する武術の達人。ヴァイパー排除後にトニー・スタークの手引によって支配者の座につきました。道徳を持ち合わせている稀な支配者で、貧富の差をなくしたいと考えています。

タイガー・タイガーのwikiはこちら

ダケン/アキヒロ

ウルヴァリンとイツの息子。名前の通り日本人で父親と同じくヒーリングファクターを持っています。しかしアダマンチウムの骨格はなく、かわりにムラマサブレードを手首に内蔵しています。タイガー・タイガーを失脚させ支配者の座につきましたが、取り返されてしまいます。

なお、イツはヒドラに洗脳されたウィンター・ソルジャーによって殺害されました。

ダケンのwikiはこちら

ダイクモ

日本人のヴィラン。コミックでは Dai Kumo と区切られているため日本人におなじみの表記にすると「蜘蛛 大」でしょうか?ダイはドラッグ「サンダーボルト」で稼ぐために、マドリプールでサルを使った実験を繰り返していました。この「サンダーボルト」を飲むと一時的にスーパーパワーを得られるという代物でした。これはタイガー・タイガーとパッチ(ウルヴァリン)によって阻止されます。

ダイクモのwikiはこちら

その他情報

「犯罪者を他国へ引き渡さない」性質から、X-MENもよく訪れる国となっています。ハイタウンにはX-マンションがありました。

また、ロータウンにはスティンガーと呼ばれるニック・フューリーだけが知っているS.H.I.E.L.D.のセーフハウスもありました。

そしてマドリプールは島国ではなく、巨大なドラゴンの頭であることが描かれています。ヴィランのゴーゴンがこのマドリプールドラゴンを目覚めさせ、上海へと侵攻しました。その時はピム粒子で巨大化したシャン・チーによって撃退されました。

©MARVEL

以上マドリプールの原作設定のご紹介でした。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日(金)より ディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の撮影セットがリークされる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の撮影セットをおさめた写真を、海外のスクーパー Murphy’s Multiverse が公開しました。

写真は複数枚投稿されており、ちょっと派手目な建物が映されています。しかしこれはマーベル・コミックスの中にある架空の国マドリプールを再現したセットであると記事は伝えています。

マドリプールとは西アジアに位置する架空の島国で、犯罪の温床となっている怪しいエリア。X-MEN関連のコミックで登場することが多く、ウルヴァリンの息子であるダケンがこの国の指導者を務めていたこともあるとのこと。

本当に「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にマドリプールが登場するとなれば、ミュータント関連のキャラクターの登場があるのでしょうか?

現在、公式に公開されているあらすじは以下の通り。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)を経て、サム・ウィルソン/ファルコンとバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーがチームを組み、世界規模の冒険に繰り出す。それは彼らの能力を――そして彼らの忍耐力を――試すものであった。

出展:ウォルト・ディズニー

現状ではシビル・ウォーから引き続き登場するヴィランのジモをきっかけに、ヴィランチームのサンダーボルツが描かれる、という予想が多い「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ですが、どのような作品になるのか楽しみですね。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は8月よりディズニー+にて全6話構成で配信予定です。

ソース: EXCLUSIVE: ‘THE FALCON AND THE WINTER SOLDIER’ Set Photos Give A Closer Look at Madripoor