マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のサイドストーリーとして、コミック「タイム・ランズ・アウト」の要素が含まれる可能性があると報じられました。
海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏がこれを報告。
The main premise I reported in the Time Runs Out article is still happening according to my sources. Whether or not it is explored in his solo film or as a side story in Doomsday, that remains to be seen. At the time when I reported it, Kang Dynasty was still the name of A5 ☠️. https://t.co/9tGaJKEQtC
— Alex P. (@AlexFromCC) November 1, 2024
8月の段階では「タイム・ランズ・アウト」は「ドクター・ストレンジ3」の原案となっていると同氏は報告していましたが、現状でこれは「ドクター・ストレンジ3」か「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のどちらかに含まれる事が議論されているようです。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-dotor-strange-3-time-runs-out-rumor/”]コミックの「タイム・ランズ・アウト」はドクター・ドゥームによってインカージョンが加速し、無数にあったマルチバースが残りふたつになるまで破壊されてしまいました。そして最後のインカージョンを描くコミック「シークレット・ウォーズ」へと続いていきました。
MCUでは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでドクター・ストレンジとクレアがインカージョンを阻止しようと行動を起こしており、これが「ドクター・ストレンジ3」、あるいは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、もしくはその両方で展開し、なおかつその努力も虚しくインカージョンが進行して「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の映画へと続いていくことは原作に沿った流れと言えそうです。
コミックの場合はこの時、キャプテン・アメリカ率いるアベンジャーズとアイアンマン率いるイルミナティが衝突していましたが、そういった細部はMCUとは異なる描写になるだろうと推測されます。
今回の報道は原作の流れとして予想しうる範囲内のものですが、比較的原作どおりではない展開で盛り上げてきたマーベル・スタジオがこのプランを採用するかはやや疑問もあるところ。もともとは征服者カーンを中心にするはずでしたが、変更を余儀なくされた事で原作コミックに頼らざるを得なくなったのか、それとも原作をベースとしてよりエキサイティングなアイデアが見つかったのか、続報に注目です。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。