映画「エターナルズ」、セナはコミック通り記憶喪失に悩んでいる事が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」に登場するセナ。アンジェリーナ・ジョリーさん演じるこのセナがコミック通り、記憶の障害に苦しんでいる事が判明しました。2020年1月に行われた海外メディア ScreenRant とのインタビューの中でこの話が出ていた事があらためて報告されています。

1年以上前のインタビューの中で、プロデューサーのネイト・ムーアさんは以下のように語っていました。

セナは映画の中で、Mahd Wy’ryという病気にかかってしまうという悲劇的なストーリーを持っています。皆さんがコミックファンならご存知の通り、Mahd Wy’ryはエターナルズを悩ますものです。認知症のようなものですね。記憶の量が膨大なために、自分を見失い、心の整理がつかなくなってしまうんです。そして、現代の彼らは、彼女が人間のそばにいるのは危険すぎるという理由で、オーストラリアの山小屋で自給自足の生活をしています。

そして、ムーアさんはギルガメッシュがセナの保護者役を担当している事を明かしました。

エターナルズは肉体的に人間を凌駕し、(人間の)病気や毒に対しても強い抵抗力を持っている種族ですが、エターナルズにはエターナルズの問題がありそれらを抱え、生活に悩む様子も描かれるようです。

Mahd Wy’ryはコミックでは別名「Eternal madness(エターナルズの狂気)」といい、ムーアさんの言うような認知症のような状態に陥ります。この病気の原因はエターナルズが極めて長寿命であるにも関わらず、人間と同じ心を持っているために、次第に記憶の制御が困難になる事だと説明されています。コミックではこの状態に陥ったエターナルズは殺すしかなく、安全だった状態の遺伝子からロールバックするしかないとされています。

映画のセナでも死と再生が描かれる事になるのでしょうか?

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Angelina Jolie’s Eternals Character Suffers From Memory Loss