【噂話】ドラマ「スパイダーマン・ノワール」2024年9月から撮影開始

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが先月正式に発表した実写ドラマ「スパイダーマン・ノワール」が今年の9月から撮影がスタートすると、海外メディア The Cinemaholic が報じました。1930年代のニューヨークを舞台に、ニコラス・ケイジさんが演じる私立探偵を描く物語となります。

記事によると「ノワール」は、2024年9月にカリフォルニア州ロサンゼルスで撮影開始予定。現在60歳であるニコラス・ケイジさんはスパイダーマン・ノワールを演じる事になっており、アニメ映画「スパイダーバース」と同じ配役ですが、別物になると記事は指摘しています。

ニコラス・ケイジさんはこのプロジェクトがまだ噂段階だった時期のインタビューで、「このキャラクターは、別の種類のマッシュアップを提供すると思います。私は私のお気に入りの黄金時代のパフォーマンスを組み合わせることができます。ロビンソン、キャグニー、ボガート、つまりスタン・リーの傑作と広く考えられているキャラクター。私はこれを、ボガートとキャグニーを経由してマッシュアップされたリキテンシュタインのようなポップアートのマッシュアップへの一種の進出だと考えています」とコメントしていました。

ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン・スタジオのキャサリン・ポープ社長は本作について次のように述べています。

ニコラス・ケイジをこのシリーズに主演として迎えることができて、本当に興奮しています。この唯一無二のキャラクターにこれほどの哀愁、痛み、そして心を込めることができるのは、彼以外にはいません。アマゾンMGMスタジオとプライム・ビデオの優秀なプロデューサーやパートナーとともに、ソニーのマーベル・キャラクター・ユニバースの象徴的なキャラクターの再構築を探求するのに、これ以上のチームは望めません。

「スパイダーマン・ノワール」はオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんがショーランナーを務め、ハリー・ブラッドビア監督が最初の2話を担当。ソニー・マーベルのこのプロジェクトはアマゾンMGMスタジオがプロデュースし、「スパイダーマン:スパイダーバース」のプロデューサーであるクリス・ミラーさんとフィル・ロードさんがエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。

ソース:Nicolas Cage’s Spider-Man Series ‘Noir’ Begins Filming in LA in September

実写ドラマ「スパイダーマン・ノワール」正式発表、主演は噂どおりニコラス・ケイジさんに

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが開発中とされていた実写ドラマ「スパイダーマン・ノワール」が正式に発表されました。この発表は Amazon がニューヨークで広告主に向けて行う事前プレゼンテーションに先立って行われたと、海外メディア Variety が報じています。

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Amazon MGM Studios のテレビ部門責任者であるヴァーノン・サンダース氏は次のようなコメントを発表しています。

「ノワール」でマーベルの世界を拡大することは非常に特別な機会であり、このシリーズをグローバルな Prime Video の顧客に提供できることを光栄に思います。非常に才能のあるニコラス・ケイジは、新しいスーパーヒーローにとって理想的な選択であり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、エイミー・パスカル、そしてソニーの素晴らしいチームによる優れたプロデュースチームは、このフランチャイズを最も本格的な形で拡大することに専念しています。

ニコラス・ケイジさんはソニー・ピクチャーズのアニメ映画「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース」にてスパイダーマン・ノワールを既に演じていますが、アニメ版と今回の実写版が同一人物なのか、それともMCUで言う所の変異体の関係にあるのかは分かっていません。

公式ログラインによると、本作は「1930年代のニューヨークを舞台に、年を重ねて運も落ちた私立探偵が、この街の唯一無二のスーパーヒーローとしての過去と向き合うことを余儀なくされる」物語を描くと言います。

3月、ニコラス・ケイジさんはスタジオと話し合いをした事を認めつつも、まだ何も決まっていないとコメントしていましたが、既に一度同役を演じていた事で多くのファンは最有力候補としてとらえていました。

「スパイダーマン・ノワール」の実写化の噂よりも以前から、ソニーは「シルク:スパイダー・ソサエティ」の実写ドラマが進行中である事を認めていましたが、今回の発表でこちらに関する情報はありませんでした。2024年の始めには「シルク」の開発が仕切り直されているようだとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-silk-scrapped-writers-room/”]

また、最近では「スパイダーグウェン」の実写ドラマの開発も始まっていると報道されています。

ドラマ「スパイダーマン・ノワール」は Amazonプライム・ビデオで配信予定です。

ソース:Nicolas Cage to Star in Spider-Man Noir Live-Action Series at MGM+, Amazon Prime Video

ニコラス・ケイジさんが実写版「スパイダーマン・ノワール」について話し合いがあった事を認める

ソニー・ピクチャーズ制作のアニメ映画「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース」でスパイダーマン・ノワールの声を担当したニコラス・ケイジさんが、実写ドラマ版の「スパイダーマン・ノワール」について交渉中だという噂に関して、事実である事を認めました。

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海外メディア Collider とのインタビューで噂について質問されたニコラス・ケイジさんは「私たちは話し合ってきたと言えます。私がこのキャラクターを愛していることは秘密ではありません。」と述べ、噂が事実である事を認めました。

その上で「このキャラクターは、別の種類のマッシュアップを提供すると思います。私は私のお気に入りの黄金時代のパフォーマンスを組み合わせることができます。ロビンソン、キャグニー、ボガート、つまりスタン・リーの傑作と広く考えられているキャラクター。私はこれを、ボガートとキャグニーを経由してマッシュアップされたリキテンシュタインのようなポップアートのマッシュアップへの一種の進出だと考えていますが、まだ決定的なものは何もありません。ただの話し合いです。」と語りました。

2009年のコミックに初登場したスパイダーマン・ノワールはその後、2018年のアニメ映画「スパイダーバース」1作目でスクリーンデビュー。続編の「アクロス・ザ・スパイダーバース」は欠席していました。

実写ドラマの開発が発表された時から、アニメで声を担当していたニコラス・ケイジさんが演じるのかどうかファンは疑問に思っていましたが、先月、ケイジさんがスタジオと話し合い中であると報じられていました。

今回は噂を認めつつも、契約に署名したかどうかについては触れていませんが、多くのファンの期待どおりに彼が実写版を演じる事になるのでしょうか?

ドラマ「スパイダーマン・ノワール」はプライムビデオで配信予定です。

ソース:Nicolas Cage Confirms He’s “Had Conversations” About the ‘Spider-Man Noir’ Live-Action Series [Exclusive]

SSUドラマ「スパイダーマン・ノワール」にニコラス・ケイジさんが交渉中だと報じられる

ソニー・ピクチャーズとアマゾン・スタジオによるドラマ「スパイダーマン・ノワール」の主演として、ニコラス・ケイジさんが交渉の席についていると、海外メディア The Ankler が報じました。ケイジさんはソニーのアニメ「スパイダーバース」シリーズのスパイダーマン・ノワールの声を担当しており、同役の実写バージョンが実現するか注目されています。

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本作は以前にも報道されたとおり、Netflixドラマ「パニッシャー」のショーランナーを務めたスティーブ・ライトフットさんがエグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーとして、脚本家オーレン・ウジエルさんとタッグを組むことになっています。

記事は本作が「スパイダーバース」のスピンオフになるという噂について言及しつつも、現時点では未確定だと指摘。同じキャラクターに同じ俳優を起用しても、オリジナルストーリーの新規作品となる可能性も残されているようです。

実写版「スパイダーマン・ノワール」の制作発表のあと、ComicBook.com がニコラス・ケイジさんにこの話題についてインタビューを行った際、ケイジさんは次のように語っています。

スパイダーマン・ノワールは素晴らしいキャラクターですよ。大好きなノワール映画スターたちを彷彿させるキャラクターなんですよね。若い世代がハンフリー・ボガードやジェームズ・キャグニー、エドワード・G・ロビンソンのことを知らなくても問題ありません。
重要なのは、彼らの話し方やリズムにはカメラ映え、オーディオ映えする魅力があった事です。
私にとって、スパイダーマンは最もクールなスーパーヒーローです。それをノワールと組み合わせることで、1930年代の黄金時代映画スターを再現する最高のキャラクターの一つになります。

「スパイダーマン・ノワール」への愛を語る一方で、ケイジさんは2007年にソニーから公開されたマーベル映画「ゴーストライダー」で主演を努めていました。

そのゴーストライダーがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に再登場する可能性が囁かれており、これが事実であればスパイダーマン・ノワールはゴーストライダーとの兼ね合いも考慮する必要があるようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ghost-rider-return-sooner-rumor/”]

注目のキャスティングの続報について分かり次第、またお知らせする事になります。

ソース:‘Silk: Spider Society’ Writers Room Scrapped by Amazon

SSUドラマ「スパイダーマン・ノワール」に「パニッシャー」のショーランナーが起用

ソニーとアマゾンが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の実写ドラマ「スパイダーマン・ノワール」の共同ショーランナーとして、Netflixの「パニッシャー」を担当していたスティーブ・ライトフットさんが起用されたと、海外メディア Variety が報じました。

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2023年2月に存在が確認されたこのプロジェクトは、オーレン・ウジエルさんが脚本を担当し、ライトフットさんと共に共同ショーランナーおよび製作総指揮を務める事になります。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-man-noir-live-action-series-rumor/”]

ライトフットさんは「ブレイド」のドラマ化を熱望している人物であり、マーベルファンのひとりが制作に加わることになりました。

まだ正式タイトルではない「スパイダーマン・ノワール」はコミックの同名キャラクターを実写ドラマ化するもので、1930年代のニューヨーク市を舞台に、年老いた白髪交じりのスーパーヒーローを描くことになります。このプロジェクトに詳しい関係者の以前の報告によると、番組は独自の世界を舞台にし、主人公はピーター・パーカーではないと言います。

スパイダーマン・ノワールはアニメ映画「スパイダーバース」シリーズに登場している事から、日本での認知度もそれなりに高いキャラクターであり、その内容に期待されています。

「スパイダーマン・ノワール」に先駆けてソニーとアマゾンは「シルク:スパイダー・ソサエティ」も開発中。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-silk-spider-society-spider-man-spin-off/”]

ただし、ソニーはSSUのラインナップに様々なプロジェクトを追加していくにも関わらず、未だにユニバースとしての繋がりはあまり見えて来ていません。来年公開予定の映画「マダム・ウェブ」あたりでそのあたりの謎が解明されていくのか、期待したい所です。

ドラマ「スパイダーマン・ノワール」の配信時期は未定です。

ソース:Spider-Man Noir Series at Amazon Enlists ‘The Punisher’s’ Steve Lightfoot as Co-Showrunner (EXCLUSIVE)

ソニーが開発中のマーベル作品11のリスト

ソニー・ピクチャーズが開発中の「スパイダーマン」を代表とするマーベル作品をリストアップしました。2023年6月16日時点で判明している劇場公開予定、配信予定の全11作品です。なお、ディズニープラスで配信予定のマーベル・スタジオ製のアニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」は含まれていません。

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1:クレイヴン・ザ・ハンター

2023年10月6日 米国公開予定。R指定。

スパイダーマンのヴィランに焦点を合わせたSSUの4作目。クレイヴンの他にライノも登場する事が示唆されています。

4月には海外シネコンで初の予告映像も公開。オンライン公開はもう少しでしょうか。

2:エル・ムエルト

2024年1月12日 米国公開予定。

といっても8月から撮影に入る事がようやく確認され、制作スケジュール的に公開延期は必至と見られています。

スーパーパワーを持つレスラーのアンチヒーローを描く作品になると公式発表されていますが、このマイナーなキャラクターを用いてソニーが何を描こうとしているのか注目となっています。

3:マダム・ウェブ

2024年2月16日 米国公開予定。

コミックでは多くの女性スパイダーヒーローを束ねるマダム・ウェブを実写化した映画。盲目の老婆である主人公マダム・ウェブ役にダコタ・ジョンソンさんが起用されている事からも、原作コミックとはかなり異なる設定になると見られています。

プロデューサーによると本作はアクション映画ではなくコミックよりも前の話を描くと言います。

シドニー・スウィーニーさん、セレスティ・オコナーさん、イザベラ・メルセードさんと言った昨今注目の女優陣が起用され、女性スパイダーヒーローチームが期待されています。また、スパイダーマン/ピーター・パーカーが母親のお腹の中にいる時代になるのではとも考えられています

4:スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース

2024年3月29日 米国公開予定。

「イントゥ・ザ・スパイダーバース」、「アクロス・ザ・スパイダーバース」に続く3作目ですが、当初は「アクロス・ザ・スパイダーバース」を2分割した「アクロス・ザ・スパイダーバース パート2」として制作されていました。

「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は「アクロス・ザ・スパイダーバース」から1年足らずの公開が予定されており、現在制作中ですが、ヘイリー・スタインフェルドさんのインタビューによると収録は始まっていないようです。

5:ヴェノム3

公開日未定。2024年10月予定とも

主演のトム・ハーディさんが本作をラストダンスと称していることからシリーズの完結編になると見られています。また、本作のワーキングタイトルからヴィランの予想もされています

ヴェノムから始まったSSUは当初MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のような大型クロスオーバーが期待されていましたが、今のところ各主人公たちが顔を合わせる事がないまま物語が展開しています。このままヴェノムが終わってしまうのかどうかも注目されています。

また、本作にはMCUの「ドクター・ストレンジ」シリーズで兄弟子モルドを演じたキウェテル・イジョフォーさんもキャスティングされている事もポイントになっています。

6:スパイダーマン4

公開日未定。マーベル・スタジオとの共同作、MCUの映画。

2023年に入って既に脚本作業は始まっている事がマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によって明かされていましたが、現在米国内で行われている脚本家ストライキの影響で作業がストップしている事がソニーのエイミー・パスカルプロデューサーにより報告されています。

公式には内容等発表されていませんが、前作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で世界中の人々の記憶から失われたピーター・パーカーが、人生の再起動をしていく映画になると見られています。MJとの恋愛関係やネッドとの親友関係の再構築などにも注目され、再びアベンジャーズに登場するのかなど、このリストの中で最も期待されている作品と言っても過言ではありません。

なお、本作にはマイルズ・モラレスが登場しない可能性が示唆されています。

7:ヒプノハスラー

公開日未定。SSU映画。

エル・ムエルトと同様のマイナーヴィランの映画化が報じられていますが公式発表ではありません。主演にドナルド・グローバーさんがキャスティングされていると言います。

グローバーさんはMCU「スパイダーマン:ホームカミング」でアーロン・デイビスを演じており、「アクロス・ザ・スパイダーバース」でもコミック通りプラウラーとなったアーロンを演じました。

アーロンはマイルズ・モラレスのおじにあたる、スパイダーマンユニバースでは重要なキャラクターであり、その役者をさらに別のキャラクターに起用するのはどういった意図があるのでしょうか。

8:スパイダーウーマン

公開日未定。

先日ソニーのプロデューサーが開発中である事を認めた「スパイダーウーマン」は俳優のオリヴィア・ワイルドさんが監督を務めていると報じられています。

スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューを主人公としていると噂されており。「マダム・ウェブ」には登場しない女性ヒーローになるか、あるいは秘密のカメオとなっている可能性がありそうです。

9:マイルズ・モラレス

公開日未定。

アニメ「スパイダーバース」シリーズやプレイステーション用ゲームのおかげで日本での知名度も高まったスパイダーマン/マイルズ・モラレスですが、その実写版が開発中である事をプロデューサーが認めています。

前述のとおりMCU「スパイダーマン4」には登場しない予定のようで、SSUのキャラクターとしてデビューするのではないかと見られています。

なお、プロデューサーによると「スパイダーウーマン」と「マイルズ・モラレス」は「予想よりも早く観られる」との事。

10:シルク:スパイダー・ソサエティ

配信日未定。SSUのドラマとされています。

米メディアによると「シルク:スパイダーソサエティ」は、米国のMGM+ (旧称 Epix) のリニアチャンネルで放送され、続いて Prime Video で世界的に公開されるとの事。

このドラマは、マーベルコミックとしてダン・スロット氏とウンベルト・ラモス氏によって作成されたキャラクターに基づいており、「韓国系アメリカ人の女性がピーター・パーカーを噛んだのと同じクモに噛まれた、シルクとして知られるキャラクター。スーパーヒーローになる途中で行方不明の家族を探している」と説明されています。

「ウォーキング・デッド」のショーランナーのアンジェラ・カーンさんが制作に参加。

11:スパイダーマン・ノワール

配信日未定。SSUのドラマとされています。

「スパイダーバース」にも登場しているスパイダーマン・ノワールの実写版で、映画「モータルコンバット」のオーレン・ウジエルさんが脚本を担当。シルクと同様に Prime Video での配信予定となっているようです。

なお、シルク共々、脚本家ストライキの影響で開発が中断している事がプロデューサーによって明かされています。

スパイダーマン実写ドラマシリーズが開発中断へ

ソニー・ピクチャーズとアマゾンが提携して制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「シルク:スパイダー・ソサエティ」と「スパイダーマン・ノワール」の開発が中断している事を、プロデューサーのフィル・ロードさんとクリストファー・ミラーさんが明らかにしました。

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「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の制作も担当した両氏は海外メディア The Hollywood Reporter の取材に応じ、ハリウッドのWGAストライキの影響で、実写版スパイダーマンドラマシリーズが頓挫していると言います。

ロードさんは「『アクロス・ザ・スパイダーバース』が公開されれば、13年間(何かを)制作していないのは初めての経験になる」と発言し、脚本家たちのストライキが終了し契約が整うまで「シルク:スパイダー・ソサエティ」と「スパイダーマン・ノワール」のライターズルームが閉鎖されていると説明しました。

また、両氏はストライキに関連して作家が直面しているAI問題について「私たちがこれらのプロジェクトに一生懸命取り組んでいる理由のひとつは、コンピューターによって書かれたものでないときに、いかに良いものができるかを人々に知ってもらうことが重要だからです。」と、人間が描く物語の重要性について言及し、当面はAIに脚本を任せるつもりがない事を明確にしました。

両作品は制作が発表されただけで配信時期などはまったくの不明です。ストライキの影響で脚本制作の作業自体が遅れていることを考えると、最低でも1年以上は待つ事になりそうです。

「シルク」は「ウォーキング・デッド」のショーランナーのアンジェラ・カーンさんを迎えて制作する事が発表されており、発表当時、ロードさんとミラーさんは「アンジェラはプロ中のプロであり、その視点と創造性は私たちが大いに尊敬し、称賛しています。彼女はとても楽しい人でもあります。彼女はこれらのキャラクターが大好きで、彼女と協力してシンディ・ムーンの物語を世界に届けることができて本当に幸運です。」とコメントしていました。

ドラマ「シルク:スパイダー・ソサエティ」、ドラマ「スパイダーマン・ノワール」の配信時期は未定です。

ソース:The Widening Web of Phil Lord and Chris Miller

【噂話】SSUドラマ「スパイダーマン・ノワール」の実写計画が進行中

ソニーとAmazonが「スパイダーマン・ノワール」の実写化計画を進行中だと、大手海外メディア Variety が報じました。アニメ映画「スパイダーバース」や各種ゲームなどにも登場する人気のノワールは最も広く知られているスパイダーマンとは異なり、帽子とコートが特徴的なノワール(黒)のスパイダーマンとなっています。

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記事によるとこのシリーズは、1930 年代のニューヨーク市を舞台に、熟年のスーパーヒーローを描くとの事。ショーは独自のユニバースに設定され、主人公はピーター・パーカーではないと言います。

コミックのノワールは1933年が舞台で主人公はメインのユニバースと同じくベンおじさんとメイおばさんに育てられたピーター・パーカーで、モノクロで描かれるハードボイルドな作品。しかし、ドラマ版は独自のキャラクターが設定される事になるようで、モノクロ作品になるのかカラー作品になるかは不明です。

アニメ「スパイダーマン:スパイダーバース」ではニコラス・ケイジさん(日本版は大塚明夫さん)が声を担当しており、普通のピーター・パーカーにはない渋い魅力をもつキャラクターとして描かれていました。

ソニーは先日、ドラマ「シルク:スパイダーソサエティ」を正式に認めた所であり、映画「ヴェノム」からスタートしたソニー独自のマーベルユニバースを拡張する計画を進めています。「シルク」と「ノワール」以外のドラマシリーズも開発中との噂がありますが、映画自体がまだひとつのラインにまとまっておらず、まずは「モービウス」に続くSSU映画「クレイヴン・ザ・ハンター」や「マダム・ウェブ」の展開に注目する必要があるようです。

ドラマ「スパイダーマン・ノワール」の配信日は未定です。

ソース:Spider-Man Noir Live-Action Series in the Works at Amazon (EXCLUSIVE)