アイアンマンの実現はもう間近? Gravity Industries 社が新たなデモ動画を公開

以前にも紹介したアイアンマンのように空を飛べる夢のようなスーツ「Gravity Jet Suit(グラビティ・ジェット・スーツ)」の Gravity Industries 社が新たなデモンストレーション動画を投稿しました。映像ではイギリス海軍の空母「クイーン・エリザベス」から飛び立つ兵士たちの姿を見る事ができます。

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海外メディア ニューヨーク・ポストによると、イギリス海兵隊は約2年間、アサルトチームのためにジェット スーツをテストして来たと説明しています。また、Gravity Industries 社は、ジェットパックは 1000 bhp を超えるジェット エンジンのパワーを利用して、人々に「強烈で魅惑的な光景」を提供し、「しばしば現実のアイアンマンに例えられる」と付け加えています。

Gravity Jet Suitは3Dプリンターで作られており、2020年時の公開データで重量は約27kg。時速85.06マイル(136.891km)に達するこのスーツは、腕や背中に装着した小型ジェットエンジンで飛行するシステムで、ジェット燃料のほか、ディーゼル燃料でも飛ぶことができるとのことです。

こちらは過去に公開されたスピードテストの様子を撮影した動画。

2年前にはなかったカスタムスーツのオーダーメイドの受注も始まっており、価格は£380,000+税で記事執筆時点の価格で約6400万円ほどになっています。

ジェットスーツ公式サイト

まるでアイアンマン!?高速で飛ぶジェットスーツの動画が海外で話題に

アイアンマンのように空を飛べる夢のようなスーツ「Gravity Jet Suit(グラビティ・ジェット・スーツ)」の開発者Richard Browning氏が投稿した新たな動画が海外で話題を呼んでいます。

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動画では離陸から着陸までが収録されており、空中でのUターンもできるスグレモノのスーツ。

Browning氏は、2017年にGravity Industries社を立ち上げ、Gravity Jet Suitの開発および改良に取り組んできました。Gravity Jet Suitは3Dプリンターで作られており、重量は約27kg。腕や背中に装着した小型ジェットエンジンで飛行するシステム。ジェット燃料のほか、ディーゼル燃料でも飛ぶことができるとのことです。

2019年11月14日には、自身が2017年11月に樹立したギネス世界記録「fastest speed in a body-controlled jet engine powered suit(ジェットエンジンパワースーツ装着での最高スピード記録)」の時速32.02マイル(51.53km)を大幅に更新し、時速85.06マイル(136.891km)を達成されています。

ジェットスーツ公式サイト