まさにドッグ・アベンジャーズ!?コミック「マーベル・マッツ」が始動、スーパーわんこ達がアッセンブル!

マーベル・コミックがインフィニティ・コミック・シリーズの最新作として「マーベル・マッツ」を公開しました。マッツ(Mutts)とは雑種の意味で、マーベルに登場するスーパーヒーロードッグ達が大集合する作品として、全6号のミニシリーズとして描かれます。

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インフィニティ・コミックスの「フライデー・ファニーズ」の最新作となる「マーベル・マッツ」では、新顔のミトンズを加えたわんこ達がいたずら好きな大冒険を繰り広げると言います。

「ガチのネコ好きな(マーベル・コミックス編集長の)CB・セブルスキーは、ある日私に電話してきて、マーベルの犬たちについての『フライデー・ファニーズ』シリーズを書くことに興味がないか尋ねてきたんです。」と作家のマッケンジー・ケイデンヘッドさんがシリーズ誕生の経緯を振り返っています。

「そして、彼が『MARVEL MUTTS』という名前になると言ったとき、私は参加しました。正直に言って、彼が私にアプローチしたのは、私が熱烈な犬愛好家であることを知っていたからだと思います。」とコメントしています。

チームメンバーは以下の通りです。

ミトンズ

初登場:MARVEL MUTTS #1
好きなもの:ミズ・マーベル、パズルのピースを食べること
嫌いなもの:スーパーヴィランズ
犬種:コッカープー(アメリカンコッカースパニエル x トイプードル)

2歳の女の子ミトンズは、珍しい犬種であり、生粋のニューヨーカーです。ベスト・バズ動物保護施設で過ごしていたミトンズをミズ・マーベルが一目惚れし、その場で彼女を引き取りました。

このわんこはケイデンヘッドさんの飼い犬がモデルになっているとの事です。

©MARVEL

ラッキー・ザ・ピザ・ドッグ

初登場:ホークアイ (2012) #1
好きなもの:ホークアイ、ピザ
嫌いなもの:トラックスーツ・マフィア
犬種:ゴールデン・レトリバー

ホークアイことクリント・バートンが片目の犬をトラックスーツ・マフィアから救い、最初はアロー、そしてピザドッグというあだ名を付けていましたが、後にラッキーと命名しました。ホークアイはラッキーを愛しており、その愛情は弟子のケイト・ビショップも同様で、しばらく後にケイトがラッキーを引き取りました。

©MARVEL

バッツ

初登場:ドクター・ストレンジ (2015) #381
好きなもの:ドクター・ストレンジ
嫌いなもの:ロキ
犬種:バセットハウンド、幽霊

ドクター・ストレンジが獣医師をしていた頃に出会ったバッツ。患者の一匹だった老犬バッツにストレンジは愛着を覚え、養子に迎えることにしました。愛するあまりに魔法で英語を喋ることが可能となったバッツはより親交を深めました。

その後、ロキが新しいソーサーラー・スプリームになってストレンジと対峙した際、ロキの攻撃に対してバッツが割って入り、ロキの魔法によって宙に持ち上げられ拘束されました。殺傷能力のない魔法でしたがバッツはストレンジを守るために威嚇し、興奮した結果、心臓発作によって亡くなりました。

ロキとストレンジの対決の果てにストレンジが勝利し、ロキがソーサーラー・スプリームの座を返上したあと、ロキはバッツの死について謝罪し、バッツの亡骸をユグドラシルに捧げました。その後、幽霊となったバッツはストレンジの元へと戻ってきました。

©MARVEL

ロックジョー

初登場:ファンタスティック・フォー (1961) #45
好きなもの:テレポートすること、フェッチ(取ってこい)してもらう事
嫌いなもの:マキシマス
犬種:ブルドッグ

ロックジョーはインヒューマン王室の忠実なペットで、通常は飼い主とともに月面のアティラン王国に住んでいます。インヒューマンズの実験で、ロックジョーは異常に大きくなり、超人的な力と持久力を発達させ、自分自身と彼の仲間を瞬時に宇宙の果てまでテレポートする能力を獲得しました。ロックジョーは、ブラックボルトとクリスタルに特別な愛情を持っている他、ミズ・マーベルにも懐いている単なるフレンドリーでフェッチ大好きなブルドッグです。

©MARVEL

コスモ・ザ・スペース・ドッグ

初登場:NOVA(2007)#8
好きなもの:頭で物事を動かすこと
嫌いなもの:スペースゾンビ
犬種:ゴールデンレトリバー x ラブラドール

1960年代の宇宙開発競争の最盛期に、ソ連はロケットのテストのため、コスモを宇宙の奥深くに送り出しました。しかし、この惑星間の航海中に、コスモは大量の宇宙線を浴び、テレパシーと念動力の能力を獲得し、さらに老化が大幅に遅くなりました。

数十年後、ノヴァ/リチャード・ライダーは宇宙ステーションのノーウェアでコスモと出会い、トランスモードウイルスに打ち勝つのを助けました。コスモはその後もノーウェアでガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのシェルターを提供し、それ以来チームにとって貴重な仲間となっています。

©MARVEL


チームのうちコスモとラッキーはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で、ロックジョーはドラマ「インヒューマンズ」で実写化されていますが、実写版の「マーベル・マッツ」の可能性はあるのでしょうか。

©MARVEL,Disney,ABC

コミック「マーベル・マッツ」は Marvel Unlimited で配信です。

ソース:MARVEL公式

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、コスモはガン監督のせいで撮影気分にならなかったと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」に登場するコスモ・ザ・スペースドッグを演じるスレートちゃんは、ジェームズ・ガン監督のせいで撮影モードに入れなかったと、制作スタッフによって明かされました。

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本作のVFX制作スーパーバイザーのステファン・セレッティさんは海外メディア Comicbook.com とのインタビューにて、俳優犬のスレートちゃんについて次のように述べています。

彼はほとんど参考資料程度でした。彼をスキャンして、この毛皮も何もかも参考にしたんです。彼にいろいろなことをやってもらって、質の良い素材を使って、あらゆるものの動きやカメラの使い方を研究しました。コスモのシーンがあるたびに、スレートにカメラの前に来てもらって、彼が光の中でどんな風に見えるかとか、そういうことがよくわかるように考えたのです。

俳優犬である彼がこのような状態になったことについて、ステファン氏はガン監督の影響があった事を明かしました。

スレートは撮影に使えるような状態ではありませんでした。でもとても美しい犬でした。ジェームズは犬が大好きなんです。だからスレートが現場にくるとジェームズはスレートと遊び始めるんだけど、撮影が始まる頃にはスレートは『ああ、監督どっか行っちゃった。僕知らないよ。僕はもっと遊びたいんだ。』というような感じでした。でも撮影現場にスレートがいるのは素晴らしいことでした。私たちはいつも彼を見て、参考にすることができたのです。

本作のコスモがほぼほぼCGだった原因は、スレートちゃんの遊び心に火を付けてしまった監督が原因だったようですが、今後のMCUでコスモが再登場する際に、彼が演技に集中できるのか、それともまた遊んでしまうのか注目となりそうです。

スレートちゃんはMCUでフィーチャーされる2匹目の犬で、もう1匹、ドラマ「ホークアイ」でラッキー・ザ・ピザドッグ役でデビューしたジョルトちゃんがいます。過去にはスレートちゃんとジョルトちゃんのプライベートツーショット写真なども公開されていました。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Guardians of the Galaxy Vol. 3’s On-Set Cosmo Didn’t Want to Work After James Gunn Distracted Him (Exclusive)

映画「ガーディアンズ Vol.3」、監督はコスモのデザインを「ホリデースペシャル」から微妙に変更していた事が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」に登場したコスモ・ザ・スペースドッグが、2022年末のディズニープラスで配信された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のデザインから変更されていると、VFX担当のステファン・ネイズさんが明かしました。

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海外メディア Befores&Afters とのインタビューの中で、Framestore社のVFXスーパーバイザーを務めるステファン・ネイズさんは、ジェームズ・ガン監督から「Vol.3」のコスモに対してとある変更を求められたと次のように述べました。

「コスモのスピーカー(首輪状の翻訳機)については、さまざまなコンセプトがありました。光が動いたり、波打つようなカーブがあったり、いろいろな案があったんです。面白いことに、『ホリデースペシャル』では、襟元に大きなアンテナをつけていました。でもその後、ジェームズは「『ホリデースペシャル』では良かったが、将来はそうはいかない。違うデザインにしよう』と言ったんです。」

©MARVEL,Disney

そして「ジェームズは、女優の演技を維持する事にとても熱心でした。『雰囲気を保ちたい、キャラクターの中に女優を感じたい』と言っていました。だから、リアルな犬でありながら、その背後にいる俳優を感じるようにしなければなりませんでした。しかも、犬がスピーカー装置を通して会話をする。リップシンクも何もありません。そして、やはりフォトリアルである必要があったのです。」と語りました。

この目標に対して漫画やロボのような表現をする事はキャラクターのスピリットを壊してしまうと判断し、コスモを描くに当たって本物の犬に宇宙服を着せるというデザインに落ち着いたとネイズさんは明かします。

「正直なところ、犬に宇宙服を着せたことは、最適化という点では役に立ちました。なぜなら、その下の毛並みを処理する必要がなかったんです。宇宙服そのものは、CFXで処理しました。厚みや剛性については、何度も話し合いました。宇宙飛行士の動きや、スーツの厚さなども参考にしました。現実的なものから始めて、ある種の折り目をつけて、ビジュアル的にもカッコよく見せる必要がありました。また、動き方に関しても、かなりアートディレクションされています。まさに、宇宙服を着た犬なんです!」

コスモの宇宙服はかなりのこだわりを込めて制作されたようですが、映画のラストでは新しい服を手に入れており、この白い宇宙服が再び登場する可能性は低いかもしれません。

コスモは今後のMCUで再登場が予感させられていますが、次の舞台などは一切不明な状態にあります。MCUではコスモの他に同じ犬種からケイト・ビショップのラッキー・ザ・ピザドッグがデビューしており、俳優犬として友達同士の彼女たちの共演の機会にも注目されています。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のディズニープラス配信日に関して、ジェームズ・ガン監督は後少しと説明、8月上旬頃になるのではないかと見られています。

ソース:‘OK, but we want to see a test’

マーベルがラッキー・ザ・ピザ・ドッグの動画でクリスマスを祝う

マーベル・スタジオの公式InstagramがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の一周年とクリスマスを祝して、ラッキー・ザ・ピザ・ドッグの動画を公開しました。キャスト用の椅子に座って大人しく出番を待つ愛らしい姿が映されています。

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「ホークアイ」は2021年のクリスマスものの作品としても分類されており、2022年のクリスマスものである「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」ではラッキーと同じくレトリバーのコスモ・ザ・スペース・ドッグがMCUデビューしています。

ラッキーを演じたジョルトちゃんとコスモを演じたスレートちゃんはオフでは友人でもあり、ツーショット写真なども公開されています。

今後のMCUでラッキーとコスモがクロスオーバーする機会は訪れるのでしょうか。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1、ドラマ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」はディズニープラスで配信中です。

ゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy」よりコスモのシネマティックトレーラーが公開

スクウェア・エニックス・グループのスタジオEidos-Montréalが開発し、米マーベル・エンターテインメントと共同で制作したアクションアドベンチャーゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy(マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)」よりコスモ・ザ・スペースドッグのシネマティックトレーラーが公開されました。

本作はシングルプレイのアクション・アドベンチャーゲーム。開発はデウスエクスシリーズ、ヒットマンシリーズ、トゥームレイダーシリーズなどに携わるイギリスのゲーム会社 Eidos-Montréal が担当しています。

スターロードことピーター・クイルを主人公に、オリジナルの物語を描く作品。結成してまだ1年ほどのガーディアンズたちは、一見何事もない些細な事件を起こし、それがやがて銀河を巻き込む大きな危機の引き金になるというあらすじになっています。

プレイヤーはスター・ロードとなり、三人称視点で探索や戦闘をおこなうシステム。ガモーラやロケット、グルート、ドラックスに対して的確な指示を出す必要がありますが、しばしば彼らは独自に行動するため、何よりも適応力、対応力が必要になるようです。

ゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy(マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)」は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、10月26日発売予定です。