映画「アントマン3」の正式タイトル発表「アントマン&ワスプ:クァンタマニア」に ─ 征服者カーンの登場も発表

公開予定のMCUの映画「アントマン3」の正式タイトルが「Ant-Man film, Ant-Man and the Wasp: Quantumania」(アントマン&ワスプ:クァンタマニア)となることが発表されました。そして、ポール・ラッドさん演じるアントマン、エヴァンジェリン・リリーさん演じるワスプ、マイケル・ダグラスさん演じるハンク・ピム、ミシェル・ファイファーさん演じるジャネット・ヴァン・ダインの再演と、新たにジョナサン・メジャースさんが「征服者カーン」を演じることを発表しました。

公式サイトによると、スコット・ラングの娘、キャシー・ラング役を演じるのではエンドゲームで同役を演じたエマ・ファーマンさんではなく、キャスリン・ニュートンさんになる模様。

公開日についての発表はありませんでした。

ソース:Paul Rudd and Evangeline Lilly Return in ‘Ant-Man and The Wasp: Quantumania’ with Kang the Conqueror

【噂話】ジョナサン・メジャーズさんが「アントマン」の新作で征服者カーンを演じると報じられる

俳優のジョナサン・メジャーズさんが公開予定の映画「アントマン3」にキャスティングされたと、米メディアのDeadlineが報じました。スコット・ラングを演じるポール・ラッドさん、ワスプを演じるエヴァンジェリン・リリーさんとは逆サイドの主役、メインヴィランとして登場するとも記事は伝えています。

ジョナサン・メジャーズさんはノース・カロライナ・スクール・オブ・ザ・アーツを卒業後、数多くの舞台に立ち、2015年の全国文芸協会ドラマ・コンペティションで優勝するなど、高い評価を受けている人物。2017年2月にABCのミニシリーズ「When We Rise」でデビューを果たした後、「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」で注目を集め、現在はHBOのドラマ「Lovecraft County」にも出演中。作品のオファーが絶えない注目のハリウッド俳優という地位を固めています。

征服者カーン

邦訳コミックでは征服者カーンとして知られているカーン・ザ・コンカラーこと本名ナサニエル・リチャーズ。主にファンタスティック・フォーの宿敵の一人として知られるカーンは30世紀生まれの未来人。そこで入手したタイムトラベル技術を駆使して様々な時代を征服していった結果多くのマルチバースが生じ、枝分かれした世界のそれぞれにカーンが存在する事態に。しかし各々のカーンは時代背景や年齢などにもよって、同一人物でありながら性格は異なるなど、とても複雑なヴィラン。それぞれの世界にあわせて別名を名乗ることも多く、古代エジプトにわたり支配した際はラマ・タトと名乗り、後継者としてX-MENの宿敵アポカリプスを生み出してしまったこともあります。

また、カーンの中にはヒーロー活動をするものもいます。かつてカーンは若かりしナサニエルの元を訪れ、過去を変え自らの運命を教えることでカーンとしての覚醒を早めようとしました。しかしナサニエルは自身の未来に恐怖し、21世紀に渡りアイアンラッドとしてヤングアベンジャーズを結成。チームを率いてカーンと戦ったこともありました。


アントマンの映画シリーズは2作目の「アントマン&ワスプ」、そして「アベンジャーズ/エンドゲーム」を経てタイムトラベルを可能にしました。ヴィランにタイムトラベルを使いこなすキャラクターを持ってくることは、なるほど自然な流れとも思えます。

これまでアントマンの次回作に関しては、ファンタスティック・フォーやヤングアベンジャーズの登場も噂されていました。ヴィランに関してはM.O.D.O.K.の名前が上がっていましたが、カーンのほうがふたつのヒーローチームとは関連性が高いと言えます。しかしながらカーンに関してはドラマ「ロキ」にも登場の噂がありました。コミックのように複数のカーンが動き出しているのかもしれません。

いったいどのような物語が展開されていくのでしょうか。「アントマン」シリーズ第3弾は引き続きペイトン・リード監督がメガホンを取り、公開は 2022年後半以降を予定されています。

ソース:Jonathan Majors Joins Marvel Cinematic Universe, Lands Major Role In Next ‘Ant-Man’ Movie

映画「アントマン3」の公開が2022年と報じられる

映画「アントマン」シリーズの監督をつとめるペイトン・リードさんが Yahoo!Entertainment とのインタビューで、最新作となる3作目の公開時期が2022年であることを明かしました。

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記事によると、リード監督はこれ以上MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の延期がない限り、2022年の公開日のひとつに設定されていると語りました。

「アントマン3」に関してはこれまでにプリプロダクションが進行中で有ることと、2021年の前半に撮影を開始することが報じられていました。ディズニーから発表されている2022年の公開予定リストとして、2022年5月6日の「ブラックパンサー2」2022年7月8日の「キャプテン・マーベル2」があり、2022年内で現在あいているスケジュールは2022年10月7日のみとなっていますので、ここに「アントマン3」が入るものと考えられるます。

「アントマン3」に関しては様々な噂が飛び交っており、成長した娘キャシー・ラングを含むヤングアベンジャーズやヴィランのM.O.D.O.K.の登場などが話題となっています。

ソース:‘Ant-Man 3’ director Peyton Reed confirms Paul Rudd and Evangeline Lilly will share equal billing: ‘They’re a partnership’