ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」に出演するシドニー・スウィーニーさんについて、海外メディア TotalFilm が彼女が演じるキャラクターについて言及していました。
先週も紹介した記事の中で、TotalFilm はシドニー・スウィーニーさんを「二代目スパイダーウーマンことジュリア・カーペンター役で出演する『ユーフォリア』俳優」と紹介しています。
コミックのジュリア・カーペンターは1984年の「Marvel Super Heroes Secret Wars Vol 1 6」で2代目スパイダーウーマンとして、デビューし、その後はアラクネとコードネームを変え、さらにその後に2代目マダム・ウェブとして能力を継承しました。
スポーツ万能の若いシングルマザーだったジュリアは大学時代の友人ヴァレリー・クーパーに誘われて「運動機能研究実験」に参加、しかしこれは政府の秘密組織C.S.A.による超人実験でした。クモの毒と特殊な植物から生成された血清によってジュリアは超人的な身体能力を獲得。加えて、精神を集中させることでスパイダーマンのようなウェブシューターなしにウェブを発生させる事が出来るようになりました。
初代クレイヴン・ザ・ハンターを復活させようとするクラヴィノフ家に、生贄として捕らえられたジュリアは、同じく捕らえられた初代マダム・ウェブと対面。彼女の最期の瞬間に立ち会い、盲目とその能力を継承しました。
ジュリアが2代目マダム・ウェブになるまでには「シークレット・ウォーズ」や「シヴィル・ウォー」などの大型イベントを複数またいでいる事で、映画の「マダム・ウェブ」ではスパイダーウーマン、あるいはアラクネとしての活動にとどまる可能性が高いかもしれません。
本来は老婆である初代マダム・ウェブに関しても主演のダコタ・ジョンソンさんが演じると噂されており、老婆から若い女性へと変更された事で、本作は原作コミックと大幅に違う設定となっている事も十分考えられます。
シドニー・スウィーニーさんはHBOのドラマ「ユーフォリア」やアマゾンの「観察者」などで体当たりの演技を披露し、近年人気を急上昇させています。
映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月16日 米国公開予定です。
ソース:Madame Web star Sydney Sweeney teases Sony movie’s “powerhouse of badass females”