映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」の収録が始まったという

ソニー・ピクチャーズが制作中のアニメ映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」の収録作業が開始されたと報じられました。主人公マイルス・モラレスの声を担当するシャメイク・ムーアさんが報告したと言います。

2023年公開の「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の続編で三部作の完結編にあたる「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」。

当初は「アクロス・ザ・スパイダーバース」の翌年である2024年公開予定でしたが、公開予定間近に迫っても音信不通な状態を続けた後、2027年公開の大幅延期が発表されました。

スクーパーが延期されるようだと報じた時にはプロデューサーが噂を否定したものの、結局は噂通りの延期に。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spider-man-beyond-the-spider-verse-2027-delay-rumor/”]

また、制作現場の過酷さがクリエイターに暴露されたり、シャメイク・ムーアさんが第96回アカデミー賞長編アニメーション賞をジブリの「君たちはどう生きるか」に「robbed(盗まれた、奪われた)」とSNSに投稿して物議を醸したり、少々ネガティブなイメージが増加傾向にあります。

「アクロス・ザ・スパイダーバース」は1作目の「イントゥ・ザ・スパイダーバース」に比べてややテンポが悪く、「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」への布石に執着した事で、これ単体で評価するのが難しい映画となっていました。

しかし「イントゥ・ザ・スパイダーバース」の4億ドルを超えて7億ドル近くの世界興行収入を記録し、2023年リリースの映画で「バービー」、「マリオ」に次ぐ映画となりました。

「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」はそれらを超えていけるのか注目です。

映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2027年6月25日 米国劇場にて公開予定です。

ゲーム「Spider-Man:Miles Morales」は続編ではなく、「拡張」とソニーが説明

ソニーはPS5タイトルとしてリリースされる「Marvel’s Spider-Man:Miles Morales」は、「Marvel’s Spider-Man」の続編ではなく、より規模の小さいスタンドアローン作品だと説明しました。

ソニー・インタラクティブ・エンターテイメントのサイモン・ラター氏はThe Telegraphとのインタビューで、「PS4スパイダーマンのPS5への拡張と強化」と表現しています。

ラター氏は「マイルス・モラレスの要素が大幅に追加されており、それが拡張要素となっている。ゲームエンジンが大幅に強化されており、プレイステーション5の主要な技術や機能が導入されている。誰にとっても興味深いのは、PS5の動作によって、慣れ親しんだゲームがある程度変化する可能性があることだと思う。」と説明しました。

PS4のスパイダーマンは2016年のE3で発表され、実際に発売されたのは2018年と発表から丸2年ほどかかりましたが、 このように規模を縮小したことで、Insomniacが「Marvel’s Spider-Man:Miles Morales 」を年内のホリデーシーズンに向けて開発を進めているようです。

ソース:Spider-Man: Miles Morales is a standalone game, confirms Insomniac Games

プレイステーション5で「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」が発売決定

ソニーはPS5の発表会にて、ゲーム「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」(原題)の発売を発表しました。

本作は、インソムニアックゲームズとマーベル・ゲームズ、ウォルト・ディズニー・カンパニーが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより2018年9月7日に発売されたPlayStation 4用ゲームソフト 「Marvel’s Spider-Man」の続編で、マイルス・モラレスを主人公としたゲームとなるようです。

公開されたトレーラーは約1分間で、マイルスのスパイダーマンらしいアクションが詰め込まれています。 また、本家スパイダーマンであるピーター・パーカーにはない、マイルス特有のヴェノムストライクとインビジビリティを含む能力のいくつかを披露しています。

「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」 は2020年のホリデーシーズンに発売予定です。