ソニー・ピクチャーズが展開し、計画中とされているSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の主演女優のとして、海外メディア Deadline がダコタ・ジョンソンさんが最有力候補となっていると報じました。ソニーは2ヶ月にわたる大規模な女優探しの末に彼女に絞り込んでいると記事では伝えています。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(2015年)や「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)などに出演したダコタ・ジョンソンさんは2022年で32歳。コミックのマダム・ウェブことカサンドラ・ウェブは盲目の老女である事から、現在のコミックのマダム・ウェブであるジュリア・カーペンターを演じる可能性について記事では言及しています。
カサンドラを主人公にした場合はアクションシーンは望めないため、コミックの2代目マダム・ウェブであるジュリア・カーペンターを主人公に、というのが Deadline の予想のようです。
コミック版のマダム・ウェブ/カサンドラ・ウェブはミュータントであり、スパイダーマンたちのようなクモを起源とするパワーではありません。能力的にはテレパシー、予知、透視などがメインで戦闘能力はほぼなく、スパイダーウーマンたちの司令塔のキャラクターです。S.H.I.E.L.D.のニック・フューリーやX-MENのチャールズ・エグゼビアの戦闘力を下げたポジションと考えるとわかりやすいでしょうか。
ジュリア・カーペンターはスパイダーウーマンのアラクネとして活動し、ウェストコースト・アベンジャーズなどと行動を共にした事もありますが、カサンドラがクレイヴン・ザ・ハンターに殺された際に、視力と引き換えにマダム・ウェブの能力と名を継承しました。
SSUのスパイダーウーマン作品はドラマ「シルク」なども開発中とされていますが、どちらが先にお披露目となるのか、今後の展開には要注目です。