ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオ制作のドラマ「スパイダー・ノワール」のシーズン2が制作されない事が決定されたと、海外メディア Deadline が報じました。視聴者数、評価ともに悪くなかったものの、新シーズンは中止になったと言います。
記事によると、視聴者数はまずまずだったものの、突出して多いわけでもなく、豪華な制作費が嵩んだ事も原因のひとつだとも。本作はもともとモノクロ作品として制作されていましたが、Amazonがカラー版の配信も決定した事で、ほぼすべてを撮影しなおした事も影響したようです。
「ストリーミングサービスは主にコストと視聴率に基づいて更新を決定するため、この比率がノワールの継続中止の決定に影響を与えた可能性が高い」と説明しています。
作品の評価の面で見ると、「スパイダー・ノワール」は批評家と視聴者の両方から高い評価を受け、Rotten Tomatoesでは批評家スコア92%、視聴者スコア90%を獲得し、2026年のPrime Videoシリーズの中で最多となる11部門のエミー賞ノミネートを獲得しました。
配信初週にニールセンの米国オリジナルシリーズトップ10で2位にランクインし、8億5100万分の視聴時間を獲得する好調なスタートを切りました。ニールセン・ストリーミング・コンテンツ・レーティングによると、このコメディドラマは最初の6週間で米国で26億分の視聴時間を記録していると言います。
しかし、本作は、「オフ・キャンパス」、「リーチャー」 、「ライド・オア・ダイ」といった他のPrime Videoの最近のリリース作品ほどの持続力はなく、プラットフォームのデイリートップ10ランキングから比較的早く姿を消しました。
これらを総合的に見て、Prime Videoは、「スパイダー・ノワール」のシーズン2を制作しないことを決定したとの事。
「スパイダー・ノワール」は、Amazon MGM StudiosとSony Pictures TelevisionがSony Picturesのマーベル・キャラクター・ユニバースのIPを基に締結した複数タイトル契約に基づき、発注された2番目のシリーズであり、最初に映像化された作品で、最初の作品であるスパイダーマンのスピンオフ「シルク:スパイダーソサエティ」は最終的に制作中止となりました。
記事はまた、Amazonとソニー・ピクチャーズのテレビ共同制作は継続されると説明。
「両社は複数のプロジェクトの開発を続けており、そのうちの1つはシリーズ化が間近に迫っていると言われている。この契約に基づくすべての番組は、AmazonのMGM+プラットフォームで先行配信された後、姉妹プラットフォームであるPrime Videoでストリーミング配信される予定だ。」と報じています。
ドラマ「スパイダー・ノワール」は Amazon Prime Video で配信中です。
