ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン」(2002年)のヒロイン、メリー・ジェーン・ワトソンはキルスティン・ダンストさんが演じていましたが、ケイト・ハドソンさんがその役を断っていた事を明かしました。Watch What Happens Live に出演した際に、当時の事を振り返っています。
Did Kate Hudson turn down *this* iconic role? #WWHL pic.twitter.com/DBtVmGoFBn
— Watch What Happens Live! (@BravoWWHL) December 23, 2025
「メリー・ジェーン役を断ったって本当?後悔してる?」と質問されたケイト・ハドソンさんは「映画のキャストはすごく良かったし、人生は起こるべくして起こると思うから、これについて話すのは嫌だけど・・・ええ、その通りです」と回答しました。
ケイト・ハドソンさんは当時、「スパイダーマン」よりも戦争映画「The Four Feathers」(邦題:サハラに舞う羽根)への出演を選択していました。
「『スパイダーマン』に出演すればよかったと思うことがあります。でもあのとき、『フォー・フェザーズ』という作品に出演してヒース・レジャーと出会い、大切な友人になりました。それに得難い経験もできたんです。」
ヒース・レジャーさんをはじめとして、ジャイモン・フンスーさんやウェス・ベントリーさんらも出演した「フォー・フェザーズ」は「スパイダーマン」の数カ月後に公開されましたが、批評家たちの反応は賛否両論で、興行収入はわずか2900万ドルに。「スパイダーマン」は約8億ドルを売り上げ、2作目と3作目も同程度の興行収入で、遠く及ばない結果となりました。
ハドソンさんは、「『ものごとは起こるべくして起こる』と信じていますから、人生に感謝しています。だけど、『メリー・ジェーンを演じていたら、楽しかっただろうな』とも思う事もあります。」と語りました。
ハドソンさんはマーベルを含むコミック映画に出演した事はありませんが、2022年 にComicBook.comとのインタビューでMCUに参加することに興味を示していました。
「もしそれが正しい選択だったら、喜んで引き受けます。実際、私はマーベルの世界にすごく向いていると思っています。でも、それにふさわしいタイプの女性でなければなりません。すごく元気いっぱいのスーパーヒーローかスーパーヴィランになれると思います。どんな役になるかは分かりませんが。でも、もしそれが正しい選択だったら、もちろん喜んで引き受けます。すごく乗り気です。」
なお、ケイト・ハドソンさんはヒュー・ジャックマンさんと共演した最新作「Song Sung Blue」で、ゴールデン・グローブ賞のコメディー/ミュージカル部門女優賞にノミネート。久々のオスカー候補入に注目されています。
