ファゾム・エンターテイメントとソニー・ピクチャーズが今秋、共同でサムライミ監督の映画「スパイダーマン」3部作を北米で再上映する事を発表しました。そのうち、「スパイダーマン2」はディレクターズ・カット版となる「スパイダーマン2.1」の4kバージョンが史上初の劇場公開となる事も発表されました。
海外メディア Variety の報告によると、9月26日の「スパイダーマン」上映で幕を開け、続いて9月27日に「スパイダーマン2.1」、9月28日に「スパイダーマン3」が上映されるとの事。
翌週末の10月3日、4日、5日にはアンコール上映が予定され、チケットは7月25日より発売されると言います。
ファゾム・エンターテインメントのCEO、レイ・ナット氏は「2002年の『スパイダーマン』の成功は、現代のスーパーヒーロー映画の幕開けとなりました。今日に至るまで、トビー・マグワイアが描くスパイダーマンは世代を超えて共感を呼んでいます。ファゾム・エンターテインメントはファンの皆さんを心から歓迎しており、『スパイダーマン2.1』が4Kで劇場公開されることを大変嬉しく思います。長年のファンにとっては真の贈り物となり、新しいファンにとっては胸躍る発見となるでしょう。」と述べました。
2024年、ソニー・ピクチャーズがコロンビア・ピクチャーズの創立 100 周年を記念して、サム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」(2002年)からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)までの映画8作品を米国の劇場で毎週再上映するキャンペーンを4月から実施し、「スパイダーマン2」が最も多くのチケットを売り上げました。
「スパイダーマン2.1」は日本では「スパイダーマン2プラス1 エクステンデッド・エディション」として 2007年にDVDが発売されましたが、数量限定のために現在での入手は難しくなっています。
今回の上映にあわせて、4k UHDバージョンのリリースが実現するのかは分かっていません。