ミレニアム・フィルムズ制作の元マーベルコミック原作の映画「レッドソニア」が の公式トレーラーが公開されました。1973年のマーベルコミック「コナン・ザ・バーバリアン」で初登場し、その後もソロコミックシリーズやスパイダーマンやウルヴァリンとのクロスオーバーなどを果たしてきた彼女がスクリーンに戻る時期が近づいています。
本作は1973年のベストセラーのコミックシリーズを基にしたファンタジー映画で、蛮族の女ハンター、レッド・ソニアが、意外な戦士たちを結集して、邪悪な暴君、皇帝ドレイガンとその恐ろしい花嫁、ダーク・アニシアに立ち向かう物語。
レッドソニアは1990年代を最後にマーベルから姿を消し、2005年からはマーベルを離れ、「ターミネーター」「ロボコップ」「ザ・ボーイズ」など漫画化を行っているダイナマイトエンターテイメントの権利作品となっています。
1985年にアーノルド・シュワルツェネッガーさんとブリジット・ニールセンさんのW主演で制作された映画のリブート版になります。
トレーラーでは、レッドソニア(「リベンジ」のマチルダ・ラッツさん)が冷酷なドラガン(ロバート・シーハンさん)に捕らえられ、剣闘士のような闘技場で戦うことを強いられる様子が描かれています。ソニアはなんとか脱出し、仲間の戦士たちと力を合わせ、ドラガンとその妻ダーク・アニシア(ウォリス・デイさん)への復讐に挑むという内容に。
血みどろのアクションシーンが満載でR指定となった本作では、コミックの象徴的なビキニアーマーも登場。ただしこれまでのマーベル映画にもよくあったように、原作のコスチュームは紹介されるだけで着用する事はなさそうです。
複数の脚本家や監督が様々な段階で関わりながらプロジェクトを進めようと10年以上を費やした後、ミレニアムはついに2022年に「レッドソニア」のリブート版の製作に成功しました。当初、このレッドソニア役には「アントマン&ワスプ」、「サンダーボルツ*」のゴースト/エイヴァ・スターを演じたハナ・ジョン=カーメンさんがキャスティングされていました。
「『レッドソニア』を全国の観客にお届けできることを大変嬉しく思います。この伝説のキャラクターのファンは大きく、情熱的です。この映画が彼らの期待に応えられると確信しています」と、 SGF会長のピーター・ゴールドウィン氏は述べています。
制作はMJ・バセット監督、脚本はターシャ・フオさん。主演はマチルダ・ルッツさん。
他、出演者としてロバート・シーハンさん 、ウォリス・デイさん、マイケル・ビスピンさん、ルカ・パスクアーノさん、ローナ・ミトラさん、マーティン・フォードさん、ベン・ラドクリフさん、エリザ・マテングさん、ヴェロニカ・フェレスさん、フィリップ・ウィンチェスターさん、レバー・イヴさんらが名を連ねています。
日本での公開情報は今のところありません。