ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に未発表のキャラクターが登場か?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にて、バッキー(ウィンター・ソルジャー)役の俳優のセバスチャン・スタンさんが自身のインスタグラムに新たな写真を投稿しました。

両端はMCUでおなじみのサムとバッキー。左から2番めがUSエージェントを演じるワイアット・ラッセルさん。
そしてもう一人写っている人物が何者なのか、現時点では判明していません。

海外ファンの間では、USエージェントの相棒となるバトルスターであるとの噂が囁かされていますが、真実がわかるまでにはもう少し時間がかかりそうです。


現在、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は一旦撮影を終えたものの、追加の撮影を延長して行っているようです。

スクーパーのマーフィー氏によると、台本の一部にバイオテロと戦う部分があり、こういった部分をコロナウイルスの感染拡大をふまえて変更した可能性が高いとの事。また、仮に本当に変更していたとして、ディズニーが「こういう話の予定でしたが、こういう理由で変更しました」と公式アナウンスする可能性はおそらくないだろうと付け加えています。

ソース:murphysmultiverse.com


本作品ではサム・ウィルソン(ファルコン)役のアンソニー・マッキーさんとバッキー・バーンズ(ウィンターソルジャー)役のセバスチャン・スタンさんの二人を主人公に、シャロン・カーター(エージェント13)役のエミリー・ヴァンキャンプさん、ジモ役のダニエル・ブリュールさんが映画より続投。
そして新たにジョン・ウォーカー(USエージェント)役のワイアット・ラッセルさんが参加。

その他、カール・ランブリーさん、ノア・ミルズさん、アデペロ・オデュイエさん、デスモンド・チアムさん、ミキ・イシカワさんなどの名前が上がっていますが、いずれも役柄は不明で続報が待たれます。

アンソニー・マッキーさんはこのドラマが「MCUの未来に大きく影響を与える」とも語っており、どのような内容になるのか期待ですね。

ドラマ 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は全8話構成で、2020年8月よりディズニー+(プラス)にて配信予定です。(日本未定)

X-MENの新たなクロスオーバー「X・オブ・ソーズ」が7月からスタート

マーベルは予告していた「X-MEN」の発表が、クロスオーバーイベント「X・オブ・ソーズ」となることをシカゴで開催中のC2E2 2020で明かしました。イベントは全15部構成となり、10人のミュータントがミステリアスな脅威に対してマーベル・ユニバースの伝説の剣を使用するとの事です。

©MARVEL

ライターのジョナサン・ヒックマン によると「X・オブ・ソーズはX-MENの物語全体を蛇行する、古き良きクロスオーバーシリーズになります」とのこと。
それ以上の詳細は今後の続報待ちですが、タイトルは「 Ten of Swords 」と発音されており、 タロットカードの小アルカナとして存在します。

カードの意味は

・正位置: 痛みを伴う結末、深い傷、裏切り、喪失、危機
・逆位置: 回復、再生、避けられない終わりへの抵抗

となっており、なかなか不穏な暗示がタイトルに込められていますね。

「X・オブ・ソーズ」は2020年7月開始予定です。

ソース:IGN

【映画紹介】「アントマン」身長1.5cmのヒーロー【MCU Vol.12】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2015年公開の映画「アントマン」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の12作目で、
フェーズ2の6作品中の最後の作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/age-of-ultron-highlight/”]

アントマンシリーズの第1弾の映画です。

冒頭のあらすじ

1989年、ハンク・ピムはS.H.I.E.L.D.の幹部たちと口論になっていました。
妻ジャネットを失うきっかけとなった自身の技術を、ハワードたちが無断で複製利用しようとしていたからです。
その後ピム博士はS.H.I.E.L.D.を脱退、ピム・テックを立ち上げて自らの研究であったピム粒子は封印してしまいました。

2015年、アベンジャーズとウルトロンのソコヴィアでの戦いから数ヶ月後、スコット・ラングは3年の刑期を終えて出所してきました。しかし世間の風は冷たく、娘のキャシーに会うことだけが心の救いでしたが、それも養育費の未払いを理由に禁じられ、スコットは再び泥棒をする決心をしてしまいます。

しかしそれは、ピム博士の巧妙な罠でした。ピム博士は弟子のダレン・クロスの陰謀を阻止するため、スコットにアントマンになるように依頼するのでした。

見どころ

アントマンのシリーズ1作めの作品。

MCUでは初となる、子持ちヒーローの単独映画になります。

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)の激戦から一転、スケールの小さな戦いが幕を開けます。

主人公のスコット・ラングはかなり普通の人。MCUでこれまでに登場したヒーローと言えば、超人兵士に神様と超天才、一流のスパイに宇宙海賊と、それはそれは特別な人たちばかりでした。スコット・ラングは正義感がある一方で、背に腹は変えられず悪事を働いてしまい、刑務所に入っていた人間。
そんな彼がヒーローとして生まれ変わる物語を描いた映画となっています。

また、これまでのMCUの映画であまり描かれてこなかった、子を愛するということ。ハワードがトニーを愛し、オーディンがソーとロキを愛していたことは描かれていましたが、どちらも主人公が愛される側でした。「アントマン」では父親のスコットが娘のキャシーを愛する様が描かれていて、非常に新鮮です。

コミカルなシーンが多いのも「アントマン」の特徴。
スコットのムショフレンド、ルイスのシーンはかなり印象的です。
そしてバトルシーンもアントマンならではのミクロな戦い。アイアンマン達とはまた違ったシーンを楽しむことが出来ます。

エンディングの後には今後の展開に絡む映像がふたつ流れるので、今回もディスクが止まるまではしっかりチェック!

キーワード

ピム粒子

ハンク・ピム博士が開発した、物体を拡大縮小させる機能を持つ液体状の化学物質です。ピム博士が僅かに残していた不完全な研究データを元に、同等の機能をもつ粒子をダレン・クロスが開発し、クロス粒子と名付けました。

アントマンスーツ

1960年代にハンク・ピム博士がS.H.I.E.L.D.でのミッションのために開発したスーツ。前述のピム粒子を用いて自身の身体を拡大縮小させます。
アイアンマンのアーマーのような兵器の類は装備されていません。

キャラクター

スコット・ラング(アントマン)/演:ポール・ラッド

ヴィスタ・コープ社の元エンジニアで、会社の不正に気づいて進言した結果クビに。正義感からその不正を世間に公表、会社に不正アクセスし、被害者に返金しました。しかし同時に窃盗や社長の車をプールに沈めるなど、度をすぎる行為をしたことであえなく逮捕。獄中で電気工学の修士号を取得し、服役を終えて更生しようとするも、受刑者差別にあい就職困難に陥っています。
投獄の結果、離婚にいたり、愛娘のキャシーとは別居中。

ホープ・ヴァン・ダイン/演:エヴァンジェリン・リリー

ハンク・ピム博士とジャネット・ヴァン・ダインの一人娘。
ピム・テックの会長を務めています。母ジャネットの事で、父ハンクとは確執中。

ダレン・クロス/演:コリー・ストール

ピム博士の元弟子兼助手。ピム・テックの現CEO。
ピム粒子とアントマン・スーツを基にした「イエロージャケット」を開発し軍事利用を企んでいます。

ルイス /演:マイケル・ペーニャ

スコットと刑務所で仲良くなった友人。陽気で気前が良く、かなりのお調子者でおしゃべり。しかし窃盗の計画から実行まできっちりこなす実力者でもあります。

キャシー・ラング /演:アビー・ライダー・フォートソン

スコット・ラングの愛娘。とにかくパパが大好き。

ハンク・ピム(初代アントマン)/演:マイケル・ダグラス

元S.H.I.E.L.D.エージェントで昆虫学と物理学のエキスパート。
原子間の距離を操作できる亜原子粒子「ピム粒子」を開発しました。
エージェント時代は妻のジャネットと共に特殊スーツを身にまとい、潜入作戦などの任務にあたっていました。
S.H.I.E.L.D.退職後にピム・テックを設立、ダレンを弟子として研究、経営をしていましたが、自分に似ていることを危惧して距離をおいた結果、会社から追い出されてしまいました。

ハワード・スターク/演:ジョン・スラッテリー

スターク・インダストリーズの創始者で、S.H.I.E.L.D.の創設メンバーであり幹部。トニー・スターク(アイアンマン)のお父さんです。
ピム博士を怒らせてしまい、S.H.I.E.L.D.脱退を止められませんでした。

ペギー・カーター /演:ヘイリー・アトウェル

戦略科学予備軍(SSR)に所属していた元エージェント。S.H.I.E.L.D.の創設メンバーあり幹部。
スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の想い人です。

ミッチェル・カーソン /演:マーティン・ドノヴァン

S.H.I.E.L.D.の元幹部。ピム博士とは仲が悪く、政府転覆を企んでいると危険視されていました。

©MARVEL

MARVELのロゴをあしらったキラキラiPhone用ケースが登場

株式会社PGAより、MARVELのロゴがデザインされたiPhone 8/7/6s/6用のケース、「グリッターケース」が、2020年3月10日に発売されます。

きらめくラメが印象的なクールな商品で、ブルーとピンクの2色が用意されています。

商品名 iPhone 8/7/6s/6用 グリッターケース [ロゴ]
カラーブルー/ピンク
参考価格2,980円(税抜)
適合機種iPhone 6 iPhone 6s iPhone 7 iPhone 8
商品サイズW70×H141×D13mm 58g
パッケージサイズW110×H190×D22mm 115g
発売日2020年3月10日

©MARVEL ©PGA

映画「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」が4月のWOWOWに登場

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の23作品目、フェーズ3の締めくくりとなる映画「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」が4月のWOWOWで放送されることがWOWOW公式サイトで公開されました。

映画「アバター」を抜いて世界興行収入1位になったMCU22作品目の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のその後を描いたストーリーで、続くフェーズ4への期待も高まる映画となっています。

放送スケジュールは以下のとおりですが、都合により変更される可能性もあるのでWOWOW公式サイトをご確認ください。

4/4(土)よる8:00 字幕WOWOWシネマ
4/5(日)午前11:30 吹替 WOWOWプライム
4/8(水)よる7:45 吹替 WOWOWプライム
4/12(日)午前7:45 字幕 WOWOWシネマ
4/30(木)よる6:45 字幕 WOWOWシネマ

劇場用予告編はこちら。冒頭でピーターからの注意がありますが、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の結末が大きく含まれる映画および予告編ですので、ご注意ください。

ソース:WOWOW

※WOWOWをご覧になるにはチャンネル契約が必要です。詳しくは公式サイトをご確認ください。

X-MENやデッドプール、スパイダーマンも参戦!アニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」一挙配信開始

ディズニーの動画配信サービス「ディズニーデラックス」にて、日本製作のマーベルアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」が2020年2月28日(金)から配信開始となります。

「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」は2014年から2015年にかけてテレビ東京系列で放送されたアニメで、日本のアニメ制作会社「東映アニメーション」が手掛けた作品です。

あらすじ

凶悪なヴィランを捕獲するために開発された装置「ディスク」。
しかしロキによって、ヴィランだけでなくヒーロー達までもがディスクに閉じ込められてしまい、ディスクが世界中に散らばってしまいます。
同じ頃、5人の子どもたちがディスクの中のヒーローを実体化する「バイオコード」を入手。
ディスクに封じられたアベンジャーズたちは、子どもたちと協力し、ディスクの回収とロキの陰謀に立ち向かって行きます。

見どころ

キャプテン・アメリカ、ソー、アイアンマン、ハルクはもちろん、他のヒーローやヴィランも多数登場。大人の事情で実写ではまだ実現されていないアベンジャーズとX-MENの共演が見られるのもポイントです。
ヴィランも多数登場し、ロキを筆頭にマグニートーやジャガーノート、ウルトロン、グリーン・ゴブリンなどなど。
マーベルきってのお騒がせキャラ、デッドプールも出演し、派手にやってくれます。

第1話はテレビ東京の公式Youtubeチャンネルにて無料公開もされていますので、気になる方はチェックしてみてください。

コミック「Aero」Vol.1の発売と共にトレーラーが公開 ─ 上海を守る女性ヒーロー

上海を中心に活動するヒーロー、エアロの単独作品となる「Aero」のペーパーバックが2020年2月25日に発売となりました。

そしてMARVELの公式Youtubeチャンネルにてそのトレーラーが公開されています。

アジア系ヒーローということで、アジアのみならず世界中で人気の高い日本のコミック調に描いたとのことです。しかし今の所邦訳版はありませんのでご注意ください。

エアロとは

中国の有名な建築家であるレイ・リンは、エアロキネシスの力で、上海を守っています。超高層ビルを建設していないときの彼女は、強力な風を作って空を飛び、空気を操ります。エージェント・オブ・アトラスのメンバーでもあります。

あらすじ

建築家として、また、時にはヒーローとして、故郷・上海の美と平和を護るレイ・リン。彼女は人々に、エアロと呼ばれていました。
仕事や恋人にも恵まれ、順風満帆な毎日を過ごし、彼女自身もこの街でこうしてずっと充実した毎日を送るのだと信じていました。
しかしそんな些細な幸せを打ち砕くように、次々とトラブルが巻き起こります。上海の街と彼女を、最大の危機が襲うのでした。


MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ではアジア系ヒーロー「シャン・チー」が2021年2月12日に米国公開予定です。エアロもいつかスクリーンデビューするのでしょうか? なお、エアロが所属するチーム、エージェント・オブ・アトラスを結成させたジミー・ウーはMCUの映画「アントマン&ワスプ」に登場済み、そしてドラマ「ワンダヴィジョン」でも登場予定となっています。

エアロの#1から#6までを収録した「Aero Vol. 1: Before the Storm」 (英語)が発売中です。
興味がある方はAmazonでも購入できるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

トム・ホランドさんが「スパイダーマン3について全部知ってます」と明かす

2019年の夏頃にディズニーとソニーの関係の悪化が報じられ、今後のスパイダーマンに関する映画がどうなるのか、ファンの間でも不安が広がりました。
その後、スパイダーマン(トム・ホランドさん)自身が間に入り双方を説得し、合意に至り、現在は良好な関係を保っているようです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での映画「スパイダーマン3」が2021年7月16日に米国公開予定となり、またSUoMC(ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)にもスパイダーマンの登場がささやかれています。

そんな中、トム・ホランドさんがピクサー映画「オンワード」のプレミア会場での、YoutubeチャンネルHeyUGuysの動画にてこう明かしました。

「僕は全部知ってますよ。マーベルとソニーと一緒に、2週間に渡って大きな会議をしました。だからすべての秘密をしってます」

ネタバレ王子としても名を馳せるトム・ホランドさんは以下のように付け加えました。

「僕も1000回はインタビューを受けたから、もうネタバレしない方法を知ってるよ!」

マーベルとソニーの会議でどのような内容が話し合われたのか未だ不明ですが、トム・ホランドさんが主演をつとめるMCU版の「スパイダーマン3」は2020年の夏にも撮影が開始されるという話です。

MCUとSUoMC、ふたつのユニバースを行き来するスパイダーマンに、今後も注目が集まりそうですね。

現在、MCUのスパイダーマンシリーズ最新映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のDVDおよびBDが好評発売中です。

【映画紹介】「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」世界を滅ぼすのはアイアンマン【MCU Vol.11】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2015年公開の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の11作目、
フェーズ2の6作品中の5作品目です。

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/gog-highlight/”]

アベンジャーズシリーズとしては第2弾となります。

[nlink url=”https://mavesoku.com/avengers-highlight/”]

また、「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」のエンドクレジット中の映像がこの作品の前フリになっていますので、未見の方は要チェック。

冒頭のあらすじ

2015年、東欧の小国ソコヴィアにおいて、かつてキャプテン・アメリカが戦った秘密結社ヒドラの残党を率いるバロン・ストラッカーがとある研究をしていました。S.H.I.E.L.D.が保管していたロキの杖を盗み出し、それを利用した人体実験をしていたのです。

それを聞きつけたアベンジャーズはヒドラの研究所を強襲。激しい戦いが始まります。その戦火に紛れて、人体実験を受けた双子が脱走してしまいました。

双子の弟ピエトロ・マキシモフによってクリント・バートン(ホークアイ)が負傷、そして双子の姉ワンダ・マキシモフによってトニー・スターク(アイアンマン)は酷い悪夢を見せられるのでした。

アベンジャーズが全滅してしまう幻覚を見てしまったトニーは、地球を守るためにウルトロン計画を進めていくのでした。

見どころ

MCUのクロスオーバー作品、アベンジャーズシリーズの2作目。

映画「アベンジャーズ」(2012年)のラストでS.H.I.E.L.D.が回収したはずのロキの杖は、ヒドラの手に渡っていました。その杖を奪還するため、アベンジャーズが出動。映画はアベンジャーズとヒドラの戦いから始まり、最初からクライマックスです。

ニューヨークのスタークタワーはアベンジャーズタワーとして改装され、そこで行われる祝勝会での、ムジョルニアのシーンも見ものです。

また、本作品ではこれまであまり描かれる事がなかったナターシャとクリントにも焦点が当てられます。この二人はここまでに単独作品がなく、戦闘シーンはそれなりにあれど、背景はあまり語られていなかったので必見です。

予告でちらっと映るアイアンマンの新しいアーマー、ハルクバスター。対ハルク鎮圧用アーマーの実力は映画の中でご確認ください。

本作品は以降の作品への伏線も多く、「アントマン」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックパンサー」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」などに関連します。MCUの中でも重要な作品なのでチェックをお忘れなく。

キーワード

セプター

映画「アベンジャーズ」(2012年)でロキがふるっていた杖。杖の宝石部分にはインフィニティ・ストーンのひとつ、マインド・ストーンが入っていました。

ヴィブラニウム

キャプテン・アメリカの盾に使われている地球にわずかしかないといわれる希少金属。かつて映画「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)において、トニーの父親ハワードが「地球にそれだけしかない」と言っていましたが、アフリカの小国ワカンダで産出されていることがわかりました。

キャラクター

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

第2次世界対戦の末期に母国アメリカを救った超人兵士。
70年後の現代によみがえり、アベンジャーズのリーダーとして地球のために戦っています。

トニー・スターク(アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

巨大複合企業スターク・インダストリーズの会長。自ら発明したアーマーをまとい、アイアンマンとしてアベンジャーズの一員に。
平和維持を目的としてウルトロン計画を独断で進めます。

ソー/演:クリス・ヘムズワース

アスガルドの王子にして雷神。愛用のハンマー「ムジョルニア」をふるって戦います。

ブルース・バナー(ハルク) /演:マーク・ラファロ

天才生化学者。トニーに頼まれてウルトロン計画を手伝います。
アドレナリン分泌が一定を超えるとハルクに変貌。わずかに味方を判別できるようになったようですが、ブルースはハルクに変身しないように心がけています。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ) /演:スカーレット・ヨハンソン

レッドルーム出身の元S.H.I.E.L.D.エージェント。
ハルクと少しだけ意思の疎通が出来るようです。

クリント・バートン (ホークアイ)/演:ジェレミー・レナー

元S.H.I.E.L.D.エージェントで弓の名手。この映画ではクリントの背景が少し描かれています。

ジェームズ・ローズ(ウォーマシン) /演:ドン・チードル

アメリカ空軍大佐でトニーの友人。トニーからもらったウォーマシンのアーマーをまとって、共に戦います。

ワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ) /演:エリザベス・オルセン

ソコヴィア出身でヒドラに改造された強化人間。幼少の頃の事件からトニーに恨みを持っています。強力なテレキネシスとマインドコントロールの能力を持っています。
コミックではワンダがお姉さんでピエトロが弟。

ピエトロ・マキシモフ(クイックシルバー) /演:アーロン・テイラー・ジョンソン

ワンダと同じくヒドラに改造されました。ホークアイでもとらえられない超高速移動が可能です。
コミックではふたりとも強化人間ではなくミュータント。大人の事情でミュータントという設定が使えずに、それに伴ってX-MENの宿敵でもあるマグニートーが父親だということも、MCUではノータッチです。
劇中に「俺のほうが少しだけ先に生まれた」というセリフがあり、ピエトロが兄でワンダが妹とする所もありますが、公式サイトには特に明記されていません。

ヴィジョン /演:ポール・ベタニー

誕生の経緯は映画にて。飛行能力やエネルギービームを操り、身体の分子構造を変化させたりできます。

ニック・フューリー /演:サミュエル・L・ジャクソン

元S.H.I.E.L.D.の長官。映画「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」(2014年)にてインサイト計画を阻止したあと、表舞台からは姿を消していました。

マリア・ヒル /演:コビー・スマルダーズ

元S.H.I.E.L.D.の副長官。スターク・インダストリーズにて社長のペッパー・ポッツ(トニーの恋人)の秘書をしています。同時にアベンジャーズの活動のサポートを兼任しています。

サム・ウィルソン (ファルコン)/演:アンソニー・マッキー

スティーブの友人であり相棒。特別制のウィングパックを使い空中戦を得意とする元落下傘兵。

ヘレン・チョ/演:キム・スヒョン

韓国のユージン遺伝研究所に務める、人工皮膚細胞専門の科学者。ブルースの友人で、ソーのファン。

ユリシーズ・クロウ/演:アンディ・サーキス

ワカンダで暗躍する武器商人。トニーとも面識がある様子。映画「ブラックパンサー」(2018年)に再登場します。

ウルトロン/演:ジェームズ・スペイダー

トニーのウルトロン計画から誕生したAI。戦争根絶、平和の為には人間が不要との極論に到達し、そのために邪魔になるアベンジャーズを排除しようとする今作のメインヴィランです。トニーのラボを使って金属の身体を作り上げました。

キャプテン・マーベルが全アベンジャーズのパワーで戦う!

公式より

3月18日に発売のコミック「Captain Marvel(2019-) #16」のカバーが公開されました。

キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースが、右手に盾を、左手にはアーマーとムジョルニアを備えた、とても印象的なアートになっています。

©MARVEL

映画でこのスタイルになる日は来るのでしょうか。楽しみですね。

映画「キャプテン・マーベル2」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5に位置し、2022年の公開を目指しています。
クリー人、スクラル人の再登場や2代目キャプテン・マーベルが登場するのかなど、続報が待ち遠しいところです。


コミック「Captain Marvel(2019-) #16」は3月18日に米国で発売です。