EAがクリフハンガーゲームズを閉鎖、「Marvel’s Black Panther」は開発中止へ

エレクトロニック・アーツは人員削減プランのひとつとして開発スタジオ、クリフハンガーゲームズの閉鎖を発表しました。これに伴って、このスタジオで開発中だったゲーム「Marvel’s Black Panther」も開発中止となる事が判明しました。

正式タイトル未定のブラックパンサーのゲームは2023年に発表。

これに関する公式情報はほとんどありませんでしたが、求人広告からワカンダを舞台にしたオープンワールドのゲームになる事が予想されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvels-black-panther-open-world-game/”]

クリフハンガー・ゲームズはシアトルを拠点とする新設のAAA開発スタジオで、世界最大級のゲームフランチャイズに携わった業界のベテランたちで構成されていました。モノリス・プロダクションズの元スタジオ責任者で、 ミドルアース・ゲームの開発を監督したケビン・スティーブンス氏が、ヘイロー、 ゴッド・オブ・ウォー、 コール・オブ・デューティ といったフランチャイズで経験を積んだベテランたちと共に、ブラックパンサーのゲームを制作していました。

EAはメディアに対して直接の声明を出していませんが、スタッフに送られた社内メールでは、最近の開発中止やレイオフは 「焦点を絞り、最も重要な成長機会に創造力を注ぐため」に行われていると説明されているとのこと。

EAは先月、約300から400人の従業員を解雇しましたが、それに続いて今月も大規模な解雇へ。昨年、EAのCEOであるアンドリュー・ウィルソン氏は、全社的な組織再編の一環として、従業員の約5%が影響を受けると認めていました。 

EAのブラックパンサーのゲームは中止の運びとなりましたが、スカイダンス・メディアとマーベルゲームズが共同開発中の「マーベル1943:ライズ・オブ・ヒドラ」はキャプテン・アメリカとブラックパンサーのダブル主人公のゲーム。ブラックパンサーのファンはこちらに期待をかける事になります。

ソース:BLACK PANTHER Action-Adventure Game Canceled As EA Closes Cliffhanger Games

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、ニコール・キッドマンさんがヴィランに?タランチュラが登場するとも

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」のヴィラン役にニコール・キッドマンさんの名前が報じられました。夏の撮影開始を控える本作のヴィラン候補が乱立してきています。

スクーパーの MTTSH 氏はニコール・キッドマンさんが本作で女性ヴィランを演じると報告。キャラクター名については触れられていませんが、海外ファンはコメントでレディ・オクトパス/キャロライン・トレーナーや以前に噂があったスパイダークイーン役から変更されたのではないかと考えているようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-female-villains-rumor/”]

一方でディズニー・マーチャンダイズ・カンファレンスの参加者からは「ブランニューデイ」のグッズとしてタランチュラがラインナップされていると報告されたとも。

これまでにはスコーピオン、バルチャー、ドクター・ドゥーム、グリーンゴブリン、ドクター・オクトパス、スパイダークイーン、ショッカー、ブーメラン、トゥームストーン、ミスターネガティブ、メフィスト、カメレオン、邪神ヌル、キングピン、ハルクといったキャラがヴィラン候補として報じられていましたが、タランチュラがここに加わる事になります。ヴィランに関する報道が乱立している現状は、脚本がまだほとんど定まっていない事を象徴しているようでもあります。

その他、パニッシャー、ゴーストライダー、デアデビル、スパイダーガール、ブラックキャットらが登場するといった報道も過去にはありました。

撮影開始まではまだ2、3ヶ月ほど猶予がありますが、キャスティングに必要な時間を考えると少なくともメインヴィランは確定しなければならないタイミングであると考えられます。大学生になったピーターの前に立ちはだかるのは誰になるのか、続報があり次第またお伝えする事になります。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ソー、ありがとう。クリス・ヘムズワースさんが意味深動画を投稿

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」などで雷神ソーを演じてきたクリス・ヘムズワースさんが、自身の Youtube チャンネルに「Thank You! The Legacy of Thor」と題した動画を投稿し、ソーに別れを告げているのかもしれないと話題になっています。

クリス・ヘムズワースさんは動画の概要欄で次のようにコメントしています。

ソーを演じられたことは、私の人生で最も光栄なことの一つです。この15年間、雷神をムジョルニアとストームブレイカーと共に演じてきましたが、本当に特別なのは…皆さんとこの喜びを分かち合えたことです。皆さんの情熱、応援、そしてこのキャラクターへの愛は、私にとって全てでした。マーベル・シネマティック・ユニバースでの旅を忘れられないものにしてくれて、本当にありがとう。次はドゥームズ・デイ!

動画はソーとしてのクリップ、インタビュー映像、舞台裏映像などで構成された2分ほどのもので、4つのソロ作品以外にアベンジャーズ映画からも映像が切り取られています。

海外ファンは「やめないで」、「クリス・ヘムズワース以外のソーは考えられない」、「ソー5は?」といったようなコメントを寄せていますが、この動画の真意については今のところ分かっていません。

クリス・ヘムズワースさんは現在「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影中であり、続編である「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」への出演と「ソー5」への出演が予想されていました。しかし、この動画の投稿によって「シークレット・ウォーズ」や「ソー5」がないのではないかとファンは不安になりはじめています。

クリス・ヘムズワースさんのソー15周年の記念動画だと受け取るのか、それともお別れ動画と受け止めるべきなのか、意見が分かれているようです。

なお、今月の初めには「ソー5」の監督候補も報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-netflix-extraction-director-rumor/”]

【噂話】デップー客演の新作映画は「X-FORCE」?主演はジョシュ・ブローリンさんの可能性

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演、脚本、制作を務めたライアン・レイノルズさんが現在開発中とされている新作映画が「X-FORCE」になる可能性が報じられています。

スクーパーの MTTSH 氏がサブスク会員向けに報告したところによると、ジョシュ・ブローリンさんが演じるケーブルが中心になっているとの事。ここにヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンが参加し、キャスト不明ながらストーム/オロロ・マンローも加わる予定とも言います。

コミックでは「アンキャニーX-FORCE」時代にデッドプールはウルヴァリン、アークエンジェル、サイロック、そしてファントメックスらとチームを組んでいました。

ストームはX-FORCEとあまり関連がありませんが、「デッドプール2」をベースとしてMCU向けにアレンジされたチームを取り上げる映画となるのでしょうか。

X-MENの権利がまだ20世紀スタジオ(当時の20世紀FOX)にあった頃、ライアン・レイノルズさんは「デッドプール2」の次の計画としてX-FORCEにも取り組んでいました。これはFOX版の「デッドプール3」の前に公開予定でしたが、ディズニーがFOXを買収した事で計画は白紙に。「デッドプール3」はMCU版として企画からやり直され、「デッドプール&ウルヴァリン」として3作目映画を完成させました。

MTTSH氏は今月初めに、ライアン・レイノルズさんの新作が「X-FORCE」になる事をほのめかしていましたが、今回は登場キャラについて以前よりも少し詳細に報告する運びとなりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-x-men-team-up-movie-rumor/”]

今のところはこの路線で話が進行中のようですが、アベンジャーズ映画の後でデッドプールとウルヴァリンがどこに向かっていく事になるのか、当分の間、気長に待つ必要がありそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

【噂話】映画「X-MEN」、プロフェッサーXにブライアン・クランストンさんが候補に

マーベル・スタジオが計画中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」のプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア役に、ブライアン・クランストンさんが候補になっていると報じられました。

人気ドラマ「ブレイキング・バッド」の主演を務め、多くの作品でエミー賞、アカデミー賞など数々の受賞経歴をもつブライアン・クランストンさんは、以前からスーパーヒーロー映画についても興味を公言してきました。

ただし、クランストンさんがプロフェッサーXに興味を示すかどうかは少し懐疑的に見られています。

アニメ「X-MEN’97」の配信当初のインタビューでクランストンさんは「主人公よりほんの少しだけ賢い敵役を演じたいんです。ヒーローを簡単に勝たせるために、決して馬鹿にされる ような敵役にはなりたくないんです。そういうのは見ていてイライラするし、退屈です。」とし、演じてみたいキャラについて「まさにミスター・シニスターのようなイメージ」と述べていました。

そして、「これは勝手な意見ですが、何度も演じられたキャラクターはやりたくないんです。『あの、彼のゴードン本部長は…』みたいに他の俳優と比較されたくありません。そういう役はやりたくない。まだ誰もやったことのないことをやりたいんです。」 とも語っています。

つまり順当に考えれば、パトリック・スチュワートさんとジェームズ・マカヴォイさんが演じてきたエグゼビアはクランストンさんにとってやりたくないキャラクター。スタジオが候補として考えているとしても、実現する可能性は低いかもしれません。

MCU版ではプロフェッサーがいずれヴィラン化するという計画をちらつかせてスタジオが交渉に臨む事もあるかもしれませんが、次代のX-MENを束ねる重要なキャラを誰が演じることになるのか、続報にも注目です。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、Blu-rayが初週全米1位に、日本ではディズニープラス配信も開始

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の Blu-ray および 4k UHD がアメリカで発売され、そのどちらもが全米チャート1位を獲得したと報じられました。

初週売上のうち、HDフォーマットが71%を占め、さらにそのうち32%は通常版のBlu-ray、39%は標準版とスチールブック版の両方で販売された 4K Ultra HD 版でした。そのため、4Kチャートでも1位を獲得しています。

「キャプテン・アメリカ」シリーズ全4作品を収録したコレクションは、ディスク売上チャートで25位となり、第4作を収録したディスク売上の2.35%を占めました。Blu-rayチャートでは30位となり、売上の半分はBlu-ray版によるものでした(4枚組バンドルは4Kディスクでは発売されませんでした)。

映画としては世界全体の興行収入で4億ドルを突破。数字上は大ヒット(記事執筆時点で2025年の3位の映画)と言える作品ですが、制作費、広告費を考えると厳しい結果に終わったとも言われています。作品自体の評価も賛否両論あるものでしたが、ネガティブな報道が増えていた中でBlu-rayリリースに関しては予想外の上々の結果を出すことに成功しました。

日本でのBlu-rayの発売はまだ先ですが、今週からディズニープラスでの配信がスタートしており、サブスク会員は気が済むまで何度でも見られるようになっています。

「キャプテン・アメリカ5」の制作が実現するかは不明ですが、「ブレイブ・ニュー・ワールド」の主人公サム・ウィルソンの物語の続きは来年公開予定の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」となっています。

本作は批評家からの低評価(47%)に対して、一般視聴者の評価は78%とまずまずの数値。

先代のキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんはアンソニー・マッキーさんに対して「よくやった!」と称賛のメッセージを送った事も明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-anthony-mackie-reveals-the-text-chris-evans/”]

ソース:‘Captain America: Brave New World’ Flies to No. 1 on Disc Sales Charts

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、シルヴィ再登場か、他、まさかのキャスト情報も

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にロキの変異体であるシルヴィの登場すると報じられています。演者のソフィア・ディ・マルティーノさんが現場にいる事をほのめかしているとの事。

マルティーノさんは Instagram を通じて撮影現場にいるような事をほのめかしましたが、真相は分かっていません。しかし、これに加えてマルティーノさんのスタントダブルがロンドンの撮影現場近くで目撃されたとの報告も相次いでおり、正式発表されているトム・ヒドルストンさんのロキの再登場に加えてシルヴィが戻って来る可能性はありそうです。

一方で、まさかのキャラクターが「ドゥームズデイ」で帰ってくる可能性が浮上しています。

俳優のオルガ・キュリレンコさんのトレーナーがバーレーンにいる事をSNSで報告しており、映画「サンダーボルツ*」で退場したばかりのタスクマスターが「ドゥームズデイ」に登場するのかどうか、ファンの間で議論を巻き起こしています。

ヴォイドにいるタスクマスターの変異体なのか、それとも全く別の新しいキャラクターを演じるのかは不明で、そもそも実際に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に出演するのか、まったく別の作品の撮影のためなのかもわかっていません。これに関しては続報を待つ必要がありそうです。

その他、バーレーンでのキャストたちのオフショットがSNSに登場しています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、撮影監督がバーレーンでの舞台裏写真を披露

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」はイギリスのロンドンからバーレーンへと場所を移して撮影が行われています。この砂漠の国で撮影監督を務めるニュートン・トーマス・サイジェルさんが投稿した舞台裏写真が話題になっています。

一見するとただの砂漠の夕暮れ写真ですが、左下にはエムバクと見られる杖を持つ人物の姿が。エムバクの隣の二人はブラックパンサー/シュリとシャン・チーだと見られています。

この砂漠を「ロキ」や「デッドプール&ウルヴァリン」のヴォイドの一部に見立てて撮影が行われていると考えられていますが、アベンジャーズたちはドクター・ドゥームによってヴォイドに閉じ込められたのか、それともドクター・ドゥームに対抗する戦力をスカウトするために自らこの地を訪れるのかはわかっていません。

「デッドプール&ウルヴァリン」でカサンドラ・ノヴァがやった事を考えると、ドクター・ストレンジはここへアクセスする事が技術的(魔術的)には可能なようですが、アベンジャーズはどのような経緯でヴォイドの存在を認知するのでしょうか。

今回公開された写真では確認出来ませんが、サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんもこのロケに参加している他、数名のアベンジャーズ俳優がバーレーンにいる事が分かっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-additional-cast-members-revealed-in-bahrain/”]

バーレーンのナセル・ビン・ハマド王子はアベンジャーズのファンで、この撮影を特別に見学した様子。

「いくつかのサプライズがあるよ」と、このシーンに何かが仕込まれている事を予告しています。

一方、ロンドンでは新たなセットの建築が進められている最中。「マーベルズ」でキャプテン・マーベルが使用していた宇宙船と見られるものも準備されていると報じられています。

今月初めにブリー・ラーソンさんが予告していた重大発表は新しい料理レシピ本の発売という事でMCUファンをがっかりさせましたが、キャプテン・マーベルは「ドゥームズデイ」で戻ってくることになるのでしょうか。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

【ネタバレ注意】ドラマ「ヴィジョンクエスト」に意外すぎる「スパイダーマン」キャラが再登場か【噂話】

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」に、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」から予想外のキャラクターのキャスティングニュースが報じられています。

※これより先は「ヴィジョンクエスト」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はサブスクメンバー向けにあらたな情報を提供。

それによると、エミリー・ハンプシャーさんがE.D.I.T.H.の人間態を演じると言います。

E.D.I.T.H.はピーター・パーカーがトニー・スタークから託されたサングラスに搭載されているAIで、「ファー・フロム・ホーム」ではこれを巡ってミステリオと壮絶な戦いが繰り広げられていました。

「ヴィジョンクエスト」ではこのE.D.I.T.H.がウルトロンやヴィジョンのような手足を備えた状態になるようで、これをハンプシャーさんが演じる事になるようです。ただし、「ファー・フロム・ホーム」でE.D.I.T.H.の声を演じていたのはドーン・ミシェル・キングさんであり、そういう意味では役者変更とも言えそうです。なお、日本語吹替は早見沙織さんが担当していました。

ウルトロンの人間態の登場やジョカスタの登場につづいて、E.D.I.T.H.が戻ると報じられたことで、本作はトニー・スタークが開発したAIたちが絡み合う物語になると考えられそうです。

もともとは「アーマーウォーズ」でトニー・スタークの遺産(様々なアイアンアーマー)を巡る戦いが描かれるとされていましたが、「ヴィジョンクエスト」ではトニーの自律意思をもった遺産たちを中心に描き、別のAIたちも追加参戦していくのでしょうか。

©MARVEL,Disney

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

映画「ブラックパンサー3」、アンジェラ・バセットさんがラモンダ女王死亡にも関わらず再演に熱意、「実現すれば素晴らしい」

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー3」について、過去作でワカンダのラモンダ女王を演じてきたアンジェラ・バセットさんが、ラモンダは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」で死亡したにも関わらず、再演の可能性について語りました。

「ミッション・インポッシブル/ファイナルレコニング」のプレミアイベントに参加していたアンジェラ・バセットさんは「ブラックパンサー」での共演者、エリック・キルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンさんとの再共演と関連して「もしかして(ブラックパンサー)3作目も?」と質問された際に「それは素晴らしいですね」と再演に意欲を見せました。

「それを受け入れるつもりですか?」との質問に対しては「ええと、アンセストラル・プレーン(祖先の平原)?私はそこにいるかもしれません。わかるでしょう?ありえます、絶対にそうだと思います。」と回答。

そして誰もがそう望んでいるでしょうと、ラモンダの再登場の可能性をほのめかしました。

1作目「ブラックパンサー」ではティ・チャラがアンセストラル・プレーンにて父であるティ・チャカと再会。ご先祖様達も姿をあらわしていました。

しかし2作目では、ワカンダの伝統を軽視していたシュリは平原に行くことが出来ず、家族と再会する代わりにキルモンガーとの再会を果たしていました。

ラモンダが3作目時点で平原にいることは十分に有り得そうですが、シュリはそこで家族と会えるのでしょうか。

シュリが平原を訪れるような事があれば、両親と再会するシーンが実現しますが、今度はそこにティ・チャラが出てこない理由が必要になってくることでしょう。

「ワカンダ・フォーエバー」の冒頭でティ・チャラが病死し、映画に登場しなかったのは演者のチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなったからであり、そのために止むなく脚本を大幅変更しています。せっかく役者不在という現実的な問題を回避したのに、続編で再びその問題に近づいてしまうのでしょうか。

ラモンダとシュリが再会するためには、想像よりも多くの課題が残されている可能性がありそうです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でティ・チャラがリキャストされるという噂がある中で、今年の2月、スタジオの副社長はこの噂を否定しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-t-challa-recast-rumor-debuks/”]

「ブラックパンサー」で称賛されたチャドウィック・ボーズマンさんを切り捨てるような事はしたくないという姿勢をマーベル・スタジオがアピールする一方で、ボーズマンさんの兄弟は「彼ならリキャストを望んでいるだろう。」とコメント。ボーズマンさん本人も生前にティ・チャラを「ジェームズ・ボンドのように様々な人が演じたくなるようなキャラにしたい」と語っていました。本人と親族の意思を重視するべきだとの意見も多く、ファンもティ・チャラをリキャストするべきかしないべきかで分断されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-5-and-6-black-panther-t-challa-recast-rumor/”]

アンセストラル・プレーン(祖先の平原)によってワカンダでは他にない独特の展開を描くことに成功している一方で、これが足かせになってティ・チャラを物語から完全に切り離すことが出来ておらず、3作目でどのように扱われていくのか注目となっています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」はディズニープラスで配信中です。