ブラジルのサンパウロで開催されたCCXP25に出席した、スパイダーマン/マイルズ・モラレスの共同クリエイターであるサラ・ピチェッリさんが、映画やゲームなどから一切のロイヤリティを受け取っていないと発言した事が先日話題となりましたが、これに関してメディア報道にやや誤解があると、改めて声明を発表しました。
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ピチェッリさんは「CCXPでのインタビュー後に書かれた、マイルズの著作権使用料に関する私の発言についての見出しが目に留まりました。無視しようと思いましたが、多くの方から連絡をいただいているので、事実を明確にしておきたいと思います。」と前置きし、ほとんどの記事が恥ずかしいクリックベイトだとして、会話のトーンが歪められていると指摘。
「あの会話はリラックスした皮肉を少し交えたもので、しかも私が不満を言ったり怒ったりしていた部分など微塵もなく、ビジネス業界についてほんの数行触れただけの、ごく一部の内容でした。」と明確にしました。
そして、「著作権や使用料は確かにホットな話題ですが、私や私の作品を利用してどちらかの味方になって、一方を擁護したり中傷したりしないでください。そういった事は絶対に許されない事です。また、クリエイターがイベント中(CCXPは信じられないほど忙しかった)にインタビューに応じてくれるのは寛大で親切な行為です。フォロワーを増やすために、そんな機会を利用して問題のあるコンテンツを作るような真似は絶対にしないでください。より良いものを。」と締めくくりました。
元のインタビューを行った Jamesons もピチェッリさんの声明に続いて投稿。
A entrevista com todos os trechos sobre a fala do Miles, na íntegra: pic.twitter.com/oE2ZOSWvR2
— Jamesons (@SiteJamesons) December 8, 2025
このインタビュー内容をセンセーショナルに扱うつもりではなかったと釈明、謝罪し、ニュアンスを歪曲しないで済むように動画の完全版を公開したと言います。
多くの海外メディアはピチェッリさんが「怒っている」「不満に思っている」というようなタイトルで記事にしていましたが、そういった感情的な部分は事実とは異なると今回訂正する事に。
報酬が十分か不十分かについてはまた別の議論になるようですが、多くの誤解を産んでしまったとしてインタビュー元が謝罪する形となりました。












