マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)としてリブートを計画中の映画「X-MEN」に関して、スタジオのケヴィン・ファイギ社長と、ディズニーのボブ・アイガーCEOの意見が対立していると報じられました。
Feige wanted a more grounded X-Men story with a plot that really focused on social issues and disagreements about what it means to be a mutant. He wanted a powerful dramatic movie that really showed what the X-Men were all about, with the Brotherhood of Mutants as the bad guys.
— Main Middle Man (@mainmiddleman) May 19, 2025
スクーパーの報告によると、「ファイギは、社会問題やミュータントであることの意味についての意見の相違に焦点を当てた、より地に足のついたX-MENの物語を望んでいました。彼はブラザーフッドを悪役として、X-MENの本質を真に描いた力強いドラマチックな映画を望んでいました。」と投稿。
続けて、「しかし、アイガーとディズニーが望んでいるのはそれではありません。抑制の効いた映画の興行成績の低迷(特に『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』や『サンダーボルツ*』のような興行成績の低迷)を認識し、より幅広い観客の注目を集めるために、脚本は壮大なイベント映画に焦点を当てるよう求められました。」とMCUの「X-MEN」に求めるものが食い違っていると言います。
最後の投稿では「ですから、MCU初のX-MEN映画は、イベントが盛んで興行収入に重点を置き、アクションやファンサービスも充実するでしょう。イデオロギー的な問題は今後も続くでしょうが、より大きな問題への取り組みに比べれば、それほど重要ではないでしょう。」と締めています。
20世紀FOXが制作した「X-MEN」シリーズもコミックと同様に社会問題に焦点を当てた作品でしたが、MCU版もその路線を維持したいとファイギ社長は考えているようです。親会社であるディズニーの考えはそうではないようですが、この対立は開発に対して悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか?
フェーズ7から始まるとされる「X-MEN」の本格始動に向けて、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でメンバーの何人かが紹介されると以前から報じられていましたが、最近になってその計画はなくなったとも言います。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-and-secret-wars-x-men-new-cast-rumor/”]両社がうまくアイデアの着地点を見つけられるのか、続報にも注目です。