「ワンダーマン」撮影現場の事故でスタッフが死亡

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マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」の撮影現場で、現場で働いていた男性が転落事故により死亡していた事が、海外メディア Deadline の報道によって明らかになりました。

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記事によると、当時、撮影に向けた準備のひとつとして、ロサンゼルスのCBSラドフォード・スタジオのセットの建築に携わっていたテンプルシティ在住のフアン・カルロス・オソリオさん(41)が、作業中にキャットウォークから転落、その直後に亡くなった事が警察との取材で判明したとの事。

マーベルの広報担当者はこのニュースを認め、「私たちの思いと深い哀悼の意を彼の家族と友人に捧げており、私たちの支援がこの事故の状況調査の背後にあります」と付け加えたと言います。

WGA と SAG-AFTRA のストライキにより制作が中断された後、「ワンダーマン」は来月撮影を開始する予定でしたが、今回の事故による影響はわかっていません。

本作はヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世さんが主演を務め、「アイアンマン3」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からベン・キングズレーさん演じるトレヴァー・スラッタリーが再登場。「シャン・チー」のデスティン・ダニエル・クレットン監督と「ホークアイ」のアンドリュー・ゲストさんが脚本・制作総指揮を担当。

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コミックのワンダーマンことサイモン・ウィリアムズを描く、「エコー」に続くマーベル・スポットライト作品になるとされています。

コミックではワンダーマン/サイモン・ウィリアムズは元ウィリアムズ・イノベーション社の社長の次男として生まれました。兄エリックはヴィランのグリムリーパーとなり、エリックは若くして父親を亡くし、会社を継ぐものの経営能力の不足からスターク社に敗北、会社を倒産させてしまいます。この時期にサイモンはバロン・ジモにイオンエネルギーを注入されワンダーマンへと変化します。

ワンダーマンはイオンエネルギーのボディを持つ超人で、実質的に無敵、不死身である設定ですが、にも関わらず結構死んでしまうキャラクター。ジモはワンダーマンをアベンジャーズに送り込み、内部崩壊させようと計画しますが、ワンダーマンは裏切り、アベンジャーズを助け、メンバーになりました。その後、ヴィジョンの人格モデルにもなっている人物で(MCU版のヴィジョンの人格モデルはJ.A.R.V.I.S.)、会社倒産後は俳優、スタントマンとして表の生活を送っています。

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本ドラマのリリース時期は不明です。

ソース:Crew Member Dies Following Accident On Marvel Studios’ ‘Wonder Man’ Production In Studio City