映画「サンダーボルツ*」の未使用に終わったキーフレーム公開、本編になかった事をファンが悔やむ

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」、あるいは「*ニューアベンジャーズ」より、新たなコンセプトアートが公開されました。映画本編に含まれなかったこのシーンは、映画のコンセプトでもあった「転落」に焦点をあわせていたとアーティストは説明しています。

アーティストのアレクシ・ブリクロットさんは自身の Instagram にてこのアートをファンに共有。次のように説明しています。

作業が本当に楽しいキーフレームでした!「サンダーボルツ*」の「Falling together」は、登場人物全員の繋がりやつながりを表現することが全てでした。これはアンディ・パーク(マーベルのヴィジュアル開発責任者)の小さなスケッチから始まりました。共通の「転落」というアイデアは、この映画のテーマの一つに完全に合致しています。

アートは落下するエレーナをアレクセイが助けようとし、そのアレクセイをバッキーとアントニアが助けようとする形に。ジョン・ウォーカーとエイヴァ・スターも後方からそれをサポートしているようなシーンになっています。

コメントでは「超クール!」、「ダイナミック!」として評価されつつも、これが本編になかった事を悔やむファンも。「タスクマスターを見て嬉しくて、そして悲しい」といったタスクマスターのファンの声も多く寄せられています。

映画「ブラックウィドウ」でデビューしたタスクマスター/アントニア・ドレイコフはコミックのアンソニー・マスターズとは性別からして全く異なるキャラクターで、当初は大きく批判を受けていました。しかし実際には着実にファンダムを築いており、「サンダーボルツ*」での退場は彼らに大きな喪失感をもたらしました。

タスクマスターは当初、この映画でかなり活躍する予定だったとされていますが、ストライキの最中に脚本が大幅変更され、彼女の運命はまったく異なるものに。

演者のオルガ・キュリレンコさんは映画の撮影のために引っ越しし、息子の学校も退学、転校となったにもかかわらず、その直後にアントニアに関する脚本が変わってしまったと最近のインタビューで明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-olga-kurylenko-opens-up-on-taskmasters-shock-exit/”]

また、このアートのジョン・ウォーカーの衣装がスティーブ・ロジャースにそっくりである事や、アレクセイの衣装がデッドプールに似ている事などもファンは気になっているようです。

削除バージョンの脚本の全貌が明かされる日は訪れるのでしょうか。

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「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売、日本は9月リリース予定です。