マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」でタスクマスター/アントニア・ドレイコフの過去が描かれる可能性が高いことが明らかとなりました。「サンダーボルツ」に関する新たなキャスティングコールがそれをほのめかしています。
Central Casting Georgia is looking for a photo double to portray a ~14 year old Caucasian girl with brown hair.
— Thunderbolts News ⚡ (@tbolts_news) March 21, 2024
This is potentially for flashbacks of Antonia Dreykov as a young girl. pic.twitter.com/6BGoTxFRpy
報告によると、スタジオは「14歳のブラウンヘアーの白人女性」のフォトダブル(もとの俳優に特徴が似ている人物)を探しているとの事で、この役割はアントニア・ドレイコフのフラッシュバックシーンとなる可能性が高いと指摘しています。
アントニアは映画「ブラックウィドウ」に登場したキャラクターで、ナターシャ・ロマノフのS.H.I.E.L.D.入隊試験としての「ドレイコフ暗殺任務」の犠牲者として登場。その事故の影響で脳チップを埋め込まれたアントニアは父ドレイコフの支配するレッドルームの操り人形として暗殺任務等にあたっていました。
「ブラックウィドウ」で幼いアントニアを演じていたライアン・キーラ・アームストロングさんは2024年現在14歳で、爆発事故から数年後のアントニアを演じる事に適しているようにも見えますが、現状では新たな役者を探している最中のようです。
現在のタスクマスターは引き続きオルガ・キュリレンコさんが演じる事になっており、「サンダーボルツ」発表以前のインタビューでは「アントニアには許す能力がある」としてナターシャを恨んでいるわけではないと語っていました。
本作はジェイク・シュライアー監督が制作、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。
映画「サンダーボルツ」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。