マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」などでミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じているイマン・ヴェラーニさんが、海外メディア Polygon とのインタビューで今後の再登場について言及しました。
2024 アニメアワード に出席したヴェラーニさんは次のプロジェクトについて質問された時、「(マーベルに)保証されています。でもそれ以上の事は私もわかりません。彼らは私にパン粉をくれるので、それを使って料理しようとしている所です。」と明かしました。
アニメの「マーベル・ゾンビーズ」などは一旦保留しておいて、実写での再登場が具体的にいつ、何の作品になるかは我々と同様に分からないようで、アベンジャーズ新作映画、ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン2、噂のヤングアベンジャーズ作品、そして昨年からスタートしたコミックと同様にX-MENへの参加など、候補は多岐にわたるようです。
アベンジャーズ映画に再登場する可能性は非常に高いほか、コミックではミズ・マーベルはヤングアベンジャーズではない事を考慮しても、「マーベルズ」のラストはミズ・マーベルがヤングアベンジャーズの発起人である事を示していたため、こちらに登場する可能性も同様に大きなものです。
ドラマ「ミズ・マーベル」のシーズン2についてはやや不透明な部分がありますが、プロデューサー、監督は乗り気な姿勢を見せていました。一方でディズニーはMCUドラマを削減したいと言う中で、2023年末、シーズン2は6話よりも長い構成での計画が進んでいるとも報じられていました。
X-MENに関しては、ドラマのシーズン1でカマラがミュータントである事が判明し、ヴェラーニさんが脚本に加わっているコミックの新展開なども含めて、MCU版でも同様の展開が予想されています。しかし、MCUのX-MENプロジェクト自体がまだまだ不透明であるため、ここでの再登場は不安定だと考えられそうです。
現状では多くの可能性が残されているミズ・マーベルですが、直近の実写作品で再登場の余地があるものは2024年配信にディズニープラスで配信予定の「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」でしょうか。ここではワンダの息子ビリーが再登場するとされている事で、彼をヤングアベンジャーズに勧誘するポストクレジットシーンが導入されるかもしれません。
映画「マーベルズ」はディズニープラスで配信中です。
ソース:Ms. Marvel star Iman Vellani has ‘been assured’ by Marvel she’ll return to the MCU