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映画「マーベルズ」のサプライズカメオはなぜCGだったのか

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」のミッドクレジットシーンでは古くからのマーベル映画ファンにとっては嬉しいカメオが含まれていました。しかしそれはフルCGのキャラクターであり、声だけの出演となっていました。

※これより先は「マーベルズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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このミッドクレジットシーンにはテヨナ・パリスさんが演じるモニカ・ランボーの他に二人のキャラクターが登場。

ひとりは予告映像にも登場していたバイナリーで、これは神聖時間軸のマリア・ランボーを演じているラシャーナ・リンチさんが演じていました。

そしてもうひとりがX-MENのビーストことハンク・マッコイで、2006年の映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」と2014年の映画「X-MEN:フューチャー&パスト」に登場していましたが、「マーベルズ」のビーストはややぎこちない動きのCGキャラクターでした。いずれもケルシー・グラマーさんが演じており、今回のCGビーストの声もグラマーさんが担当しています。

キャラクターをフルCGにする主な理由は以下のような3つが考えられます。

  • 秘密を完全に守るために声の収録だけで済む方法を採った。
  • 俳優が数秒のシーンのためだけの何時間もの特殊メイクを拒否した。
  • 急遽登場する事になった。

理由がひとつとは限らず、全て該当するという可能性もありますが、ビーストの登場は映画公開一ヶ月を切った段階で報道され、急遽クレジットシーンの再撮影が行われたとされていました。そのため、3つ目の理由は特に大きいと考えられます。

それ以前に試写会で採用されていたのはカマラ・カーンとケイト・ビショップの「アイアンマン」のポストクレジットシーンをオマージュしたシーンでしたが、これはクレジット前のエンディングシークエンスのひとつとして組み込まれ直されていました。

このミッドクレジットシーンが急遽制作された理由は今のところ不明で、以降の作品のためにどうしてもここに入れる必要が出てきたか、あるいはストライキによるプロモーション不足が原因で苦戦が予想されていたため、観客を呼び込むために無理やり制作されたのではないかなどの憶測が飛んでいます。

シーンの内容としてはモニカ・ランボーが迷い込んだ別の現実ではX-MENと思しきチームがいて、姿こそ登場しなかったもののチャールズ、つまりプロフェッサーXもいる事が判明しました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でもプロフェッサーXは登場しましたが、Earth-838ではマリアはキャプテン・マーベルだったため、マリアがバイナリーとして活躍するこの世界はEarth-838ではない別のマルチバースだと考えられそうです。

「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」までにモニカは神聖時間軸に戻れるのか、ビーストたちが今後どのように関わってくるのか注目となっています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。