ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオ制作のドラマ「スパイダー・ノワール」のショーランナーが、海外メディア Variety とのインタビューで、打ち切りが発表されたこのドラマの次のシーズンのアイデアについて語りました。
打ち切り発表から数日後、エミー賞で5部門を受賞し高い評価を受けた「スパイダー・ノワール」のショーランナを務めたオーエン・ウジエルさんは「ノワール」がプライムビデオ以外のプラットフォームで継続する可能性について「まだそこまで話が進んでいないんです」とし、「正直なところ、その法的側面や複雑な事情は全く分かりません。ただ、複雑な問題になるだろうとは予想しています」と語りました。
続編制作の可能性は低いと見られているものの、ウジエルさんは実現したらという前提のもと、次のようなアイデアを語っています。
「もし自由に選べるなら、別の場所を選びたいですね。ロサンゼルスを舞台にしたノワール作品はいくらでもありますし、ヨーロッパを舞台にしたノワール作品もそうです。他にも選択肢はたくさんありました。1933年から始まるこの作品は、一体どこへ向かうのでしょうか?それは、第二次世界大戦という、まさに破滅的な時代へと向かうだけです。そこには、語るべき物語が山ほどあったはずです」
打ち切りの発表とエミー賞5冠については「最初はタイミングが悪かったのではないかと心配しました。日曜日の盛大な授賞式に、人々が何か残念なことや悲しいことを考えながら行くのは避けたかったのです。でも実際には、私たちが共に成し遂げたことを祝う大きな祭典になったのです」とコメントしました。
「私たちは非常に完結した作品を作りました。昔のノワール映画に敬意を表したのには理由があります。物語は依頼人が私立探偵事務所にやって来たところから始まり、事件が解決したところで終わります。だから、きちんと完結した作品になったんです。一つの物語を語り終えた。まるで長編映画を見ているような感覚でした。だから、このキャストやスタッフとすぐにまた一緒に仕事ができないのは、少し寂しい気持ちもあります。でも、後悔は全くありません」
「私たちはあるストーリーを語ったのですが、それはまるで『お金を使うことに投資したいですか?』という問いかけのようでした。こういうものは高額です。ちなみに、インターネットで言われているほど高額ではありません。みんな4億ドルだと言っていますが、私は『わあ!それは素晴らしいですね』と思いました」と述べ、報道されたほど高額な開発費ではなかったとしました。
また、Amazonとソニーの新企画には関わっていないと明言しました。
「彼らはそういったあらゆることに取り組んでいる人たちを抱えています。私はいつでも喜んで助言したり参加したりしたい。なぜなら、それが好きだったからです。私は、どんな課題があり、どんな報酬が得られるかを知っています」
「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。
ほか、ラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポポーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさん、ルーカス・ハースさん、キャメロン・ブリットンさん、キャリー・クリストファーさん、マイケル・コストロフさん、スコット・マッカーサーさん、ジョー・マッシンギルさん、ホイットニー・ライスさん、アマンダ・シュルさん、アンドリュー・ルイス・コールドウェルさんらがキャスティング。
番組は全8話構成が予定されています。
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