「スパイダーマン4」、アニャ・テイラー=ジョイさんのブラックキャットの噂にプロデューサーが反応

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ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」のエイミー・パスカルプロデューサーが、アニャ・テイラー=ジョイさんがブラックキャットを演じるのではないかという噂に対し、会見中にコメントしました。

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噂について直撃されたパスカルPは「彼女はファンタスティックだわ。そしてアメイジングだけど、まだその段階には達していません。素晴らしい女性キャラクターはたくさんいますが、そのすべてについて話すことはできません。」と述べ、起用段階ではないと否定しました。

昨日はアニャ・テイラー=ジョイさんの起用報道を受けて、彼女がブラックキャット/フェリシア・ハーディーか、ゴーストスパイダー及びスパイダーグウェンのグウェン・ステイシーを演じるのではないかと話題になっていました。

海外メディア TCC はこの噂に関連して、「(グウェン・ステイシーは)ピーターが大学に入学するまでの間、3部作の新しい女性主人公として登場し、ゼンデイヤ演じるMJの後釜になる予定だと聞いていましたが、それは少し前の事でした。」と報告。本作の最新バージョンのプランではグウェンが除外されている可能性を示唆しました。

ソニーはアニメ「スパイダーバース」シリーズやプレイステーションのゲームを通じてマイルズ・モラレス(「スパイダーバース」ではマイルス・モラレス)というキャラをじっくりと育ててきましたが、これは今後MCUで実写デビューする予定のキャラクターとなっています。

そのため、ソニーは100%自社で実写化を行うために、そしてスパイダーマンの次の看板にするために、スパイダーグウェンを大事にしていきたいと考えている可能性は高く、当初のプランから遠ざかっているとしてもある程度うなづける部分は認められそうです。

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一方、ブラックキャットは2000年代にサム・ライミ監督が制作予定だったトビー・マグワイアさんの「スパイダーマン4」で登場するはずで、アン・ハサウェイさんがキャスティングされていましたが映画そのものが中止され、以降ソニーはずっと実写化に挑戦してきましたがまったく形になっていませんでした。

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20年近くうまく行かなかったこのキャラをマーベルに任せてしまうというのは、楽な選択肢のひとつと言えそうです。

しかし結局のところ、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の計画は「クレイヴン・ザ・ハンター」で一旦中止される事になり、スパイダーグウェンとブラックキャットの双方をマーベル・スタジオにひとまず預けてしまう可能性も十分に残されており、続報があり次第、またお伝えする事になります。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定です。