MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」がパキスタンで劇場公開される事が発表されました。ドラマ「ワンダヴィジョン」の配信以降、ディズニープラス限定だったMCUドラマ作品として初めて劇場公開となる事を、本作のシャーミーン・オベイド=チノイ監督が自身のInstagramにて報告しました。
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監督は次のような内容の投稿をしました。
重大発表
エキサイティングなニュースをお伝えします。パキスタンにイードプレゼント! 私たちはミズ・マーベルを国中の映画館で公開します!マーベル・スタジオの「Ms.マーベル」がパキスタンの映画館で公開されることになりました。ウォルト・ディズニー・カンパニーとマーベル・スタジオから、特別なお知らせがあります。マーベル・スタジオの新しいオリジナル・シリーズ「ミズ・マーベル」が、ライセンシーのHKC Entertainmentを通じて、パキスタンのみで映画館独占公開されることが決定しました。
ディズニーとマーベルは、6つのエピソードからなるこのシリーズを、以下のように3つのパートに分けてパキスタン向けに特別に映画館版を制作する予定です。
エピソード1と2は6月16日に公開予定、エピソード3、4は6月30日、エピソード5、6は7月14日公開予定です。
これは、パキスタン人初のマーベル・スーパーヒーロー、カマラ・カーン(演:イマン・ヴェラーニ役)がMCUに登場することを記念して決定されたものです。また、このシリーズは、カメラの前と後ろの両方に多様なキャストを起用しています。ディズニーとマーベルは、まだDisney+が開始されていないパキスタンのファンがミズ・マーベルと彼女の物語を見る機会を逃さないようにしました。
今回は主人公がパキスタン人である事と、そのパキスタンではディズニープラスのサービスが始まっていないことを理由に特別に劇場公開に至ったようです。
MCUのディズニープラスシリーズは今のところ物理メディアでのリリース情報もなく、引き続きディズニープラス限定で展開されていくものと思われます。
本作の公式概要は以下の通りです。
アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。
「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」
切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。
妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。
ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。