まべそく

マーベル速報。MARVEL関連の情報をまとめております

ドラマ

ドラマ「ムーンナイト」、監督が4話の衝撃的なラストの裏側を語る

投稿日:

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のアーロン・ムーアヘッド監督とジャスティン・ベンソン監督が、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、シーズン1エピソード4の衝撃的な結末について語りました。

sponsored link
 

ムーアヘッド監督は、エピソード4の終わりで原作コミックを再現出来た事について次のように語りました。

エピソード4の終わりは、実は脚本からの贈り物なんです。4つのエピソードで築き上げたキャラクターに完全に忠実でありながら、最も予想外のことをして視聴者を完全に混乱させたいと思ったことから生まれました。また、コミックのキャラクターについても。ジェフ・レミアが書いた「ムーンナイト」があり、グレッグ・スモールウッドがアートを担当していますが、エピソード4のラストで起こることと似たような感情やビジュアルがたくさんあります。だから、ムーンナイトを描くにあたって最も惹かれたオリジナルのコミックに敬意を表することができて、本当にうれしいです。特にビジュアルとトーンの面では、そこからインスピレーションを得ています。

ベンソン監督は、観客を不安にさせることに関して、彼らの哲学を交えながら彼らの過去の作品が下地になっていると語りました。

私たちは、人々を不安にさせたり、恐怖で満たそうとするシーンにおいて、一般的な哲学を持っています。スローは不気味、ファストはエキサイティング。ゾッとすることよりもエキサイティングなことは何でしょう?明らかに内臓を刺激するシーンではありません。運動的でもなく、速く動いてはいけない、シュールな感じでなければなりません。その瞬間のスティーヴン/マークの視点になるように感じなければなりません。そこで、10年以上にわたる私たちの過去の作品が役に立ったのだと思います。恐怖と不安でいっぱいになるような、そういう物語を作るための道具箱があったんです。

また、ムーアヘッド監督はオスカー・アイザックさんの演技について次のように述べています。

私たちがしていることの多くは、オスカーがやっていることを追いかけているのです。私たちがやっていることとオスカーのやっていることが一致するとき、この番組は最高の状態になると思っています。ムーンナイトを観ている人なら、それは一目瞭然だと思います。このシーンが水中のように感じられるのは、彼が鎮静剤を投与されているからだけではなく、視聴者全体がこのショーの世界観の転換にさらされたからだと話しています。なぜムーンナイトの最中にインディ・ジョーンズの模倣映画があるんでしょう?

そして、スティーヴンとマークが抱き合ったときの「その瞬間を獲得したかった」とも明かしました。

実は、コミックを完全にネタバレするわけではないのですが、一番最後に、私たちが最初に読んだときに完全に火がついた映像があります。マーク・スペクターが自分自身を抱きしめて、『さよなら、マーク』と言っているんです。スティーヴンとマークの間には敵対関係があり、彼らは一緒に仕事をすることを学び、相互の尊敬を得始めているように感じたのです。だから、初めて顔を合わせたとき、彼らは本能的に抱き合ってしまうのです。他のエピソードでも、そのような演出を心がけていました。その瞬間を獲得したかったんです。

ベンソン監督は、この精神病院のシーンでイーサン・ホークさんの演技について、彼のアイデアによるものだという事を明かしました。

あのシーンの準備で、イーサンはカール・ユングにインスピレーションを感じていると話していたのを覚えています。彼の最も有名な写真や、彼が誰であるかというポップカルチャー的な解釈から、何はともあれね。撮影現場に行くと、突然、口ひげを生やし、髪を伸ばし、眼鏡をかけたイーサンがいて、ハロウからなんてワイルドに変身したんだろうと思ったのを覚えていますよ。

最後にムーアヘッド監督は、イーサン・ホークさんとオスカー・アイザックさんのシーンを撮影したとき、偶然のトラブルを採用して脚本を変更したことも明かしました。

あのシーンでは、99パーセントの台詞がハロウのもので、その日は彼のシーンを最初に撮影しました。面白いのは、彼がすべて話しているので、あのシーンは彼についてだけで、マークには少しカットバックがあるだろうと考えていたことです。しかし、オスカーが話している内容を確認し、彼の目線を計算してみると、それがいかにアクティブなものであるかがわかりました。偶然、彼の手にハエがとまるという素晴らしいテイクがあります。あれは本物のハエです。彼はそれを追いかけました。面白いことに、ハロウのあたりで全部カットするつもりでいましたが、マークの体験に焦点をあわせ直すことにしました。

今回のエピソードはプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアの息子デヴィッド・ハラーを描いたドラマ「レギオン」(ディズニープラスで配信中)を思い出すような演出でした。

マークがハロウに銃撃され殺された可能性は高いですが、いっぽうで10年前に自分が死に、コンスのアバターとして蘇った事を作中に何度か語っていました。コンスが封印されてしまった今、マークかスティーヴンのどちらかがタウエレトのアバターとして仮の命を得ることになるのでしょうか?

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2022年4月27日16時 より配信予定です。

ソース:Moon Knight directors break down that mind-bending hospital sequence and Indiana Jones homage

-ドラマ
-, , ,

執筆者:

関連記事

ドラマ「ホークアイ」のファーストトレーラーとポスターが公開

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。 マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の第1弾となるトレーラーとポスターが公開されま …

【噂話】「デアデビル:ボーン・アゲイン」、ホワイトタイガー登場の計画は変わらないと言う

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。 マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は現在脚本の書き直しが行われ …

ドラマ「シークレット・インベージョン」、クリストファー・マクドナルドさんが撮影開始時期をほのめかす

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。 ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の撮影開始が迫っているかもし …

【噂話】ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」にアガサの息子ニコラス・スクラッチが登場すると言う

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。 マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」では主人公アガサ・ハークネス …

ドラマ「ミズ・マーベル」ではサイクロップスのイースターエッグが削除されていた

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。 マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の新たな未使用コンセプトアートが公開されました …

X-MEN’97関連記事

エコー関連記事

WhtaIfシーズン2関連記事

 ホワット・イフS2関連記事

ホワット・イフS2の関連記事一覧はこちら

◆2024年2月23日 SSU「マダム・ウェブ」(米2月14日)
◆2024年7月26日「デッドプール3」(日本未定)
◆2024年8月30日 SSU「クレイヴン・ザ・ハンター」(日本未定)
◆2024年10月25日 SSU「ヴェノム3」(日本未定)
◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」(日本未定)
◆2025年7月25日「サンダーボルツ」(日本未定)





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。