アニメ「マーベル・ゾンビーズ」、監督がシーズンの結末と、来シーズンの可能性に言及

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「マーベル・ゾンビーズ」のブライアン・アンドリュース監督が、海外メディア ScreenRant とのインタビューで今週配信が始まった本作の曖昧な結末と、来シーズンの可能性について語りました。

※これより先は「マーベル・ゾンビーズ」の結末のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

最終話でスカーレットウィッチはインフィニティ・ハルクとカマラ・カーンの力を利用して、世界を作り変えたかのように見えました。

目覚めたカマラはケイト・ビショップとリリ・ウィリアムズと再会し、タピオカドリンクを楽しむ穏やかな日常が戻ったかのように見えましたが、カマラの視界には呪われた世界の映像がザッピング。ゾンビと戦うアイアンハートの姿がチラチラと映り、目を覚ますように呼びかけていました。

監督はこの曖昧な結末について「こうなるだろうと、ずっと覚悟していました。問題は、荒涼とした情景の最後にどれだけの影を見せるかでした。最初は、とても控えめなバージョンを用意していたのですが、それをリールにまとめ、編集者からフィードバックをもらった時に、『もう少し大胆にやってみたらどう? そうすれば、視聴者はもっと衝撃を受けるだろう』と言われました。」と語りました。

「その点は全く問題ありませんでした。でも、やり過ぎたり、クリフハンガーっぽすぎたりしないように気を付けていました。完璧なバランスが取れたと思います。この作品には暗い雰囲気があり、もちろんその後の展開も分かっています。だから、もし十分な数の人がこの作品を見て、大きな声で応援してくれたら、次回作を制作できるかもしれません」

世界が救われたのか、救われなかったのか、如何様にも取れるこのエンディングは海外ファンの間でも賛否両論となり、レビューサイトやSNSでも評価は割れています。

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監督に続いてアニメ部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウム氏が「ええ、ええ。ディズニープラスに加入して番組を観てください。もしかしたら、もっと物語を語れる機会があるかもしれません。ブライアンと私はこのユニバースについていつも話していて、その伝承はとても豊かです。電話で話していると、ダンジョンズ&ドラゴンズのキャンペーンを聞いているような気分になることもあります。」と補足しました。

そして「頭の中にある来シーズンのイメージの中には、皆さんを驚かせるものもあるでしょう。まだ番組には登場していませんが。だからこそ、もう1シーズン必要なんです。物語があるのが気に入っています。豊かな世界ですから、『ロード・オブ・ザ・リング』のような壮大な歴史を感じてほしいんです。」と話し、「様々な場所でたくさんの出来事が起こっていて、ほんの少ししか見えていないかもしれないけれど、その裏には壮大な歴史があります。それをさらに発展させていくのがワクワクするんです。」とシーズン2のプランの準備がある事を明かしましたが、今のところ制作にGOサインは出ていないようです。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」は全4話構成で 2025年9月24日 より、ディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Zombies Ending’s Avengers Massacre Explained By EPs & Director