ドラマ「ホークアイ」のポストクレジットシーンは当初の計画から変更されたと監督が明かす

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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のシーズン1最終話が先日22日に配信されました。そのポストクレジットシーンではマーベル・スタジオからのホリデープレゼントと称して、架空のブロードウェイ作品「ロジャース・ザ・ミュージカル」のフルバージョンが挿入されていました。しかし、リース・トーマス監督によると、これはもともと予定されていなかったと言います。

トーマス監督は海外メディア Collider とのインタビューの中で、あのポストクレジットは計画になかったものである事を明かしています。

私は知りませんでした。あれがショーを締めくくる方法になるとは計画されていなかったんです。実は僕も少し暗中模索していました。マーベルの伝統として知られているように、『この枠は他の作品のために確保されるのか』みたいな好奇心がありました。それが何になるのか待っていたんです。ミュージカルを最後に持ってきたのは、正直なところ、ファンとして少し葛藤がありました。でも、チームとしては、クリスマスだし、軽い気持ちでいいんです。このエピソードにはたくさんの血が流れました。とにかく楽しいんです。最後に楽しい解放感があって、人を送り出すにはいい方法だと思います。そういう経緯で、内容的にも、あれは一部…もちろん、エピソード1で撮影したときは全体を撮影しましたが、エピソード1では明らかにジェレミーに焦点が当てられ、ミュージカルはあまり描かれていませんでした。その進化版でした。

このミュージカルは「ホークアイ」の1話で登場したものですが、監督の言うようにドラマ自体はクリント・バートンに焦点が当てられていたため、配信当初からフルバージョンを望む声が多く見られていました。

それではもともと想定されていたポストクレジットはどういうものだったのでしょうか?

この事について、The Cosmic Circus のリジー・ヒル編集長は次のように伝えています。

私の独占情報ですが、クレジットのシーンで、クリントがキングピンにローニンのカタナを送り、ケイトとその家族に近づくなという警告をするシーンが撮影されました。これは、今日公開されたフィナーレのエピソードをご覧になった方はわかりますが、フィナーレではカットされたものです。いつか削除されたシーンで見られるといいんですけどね。

この幻のシーンはクリントが新たな相棒を守るためにあってもおかしくないシーンですが、逆にキングピンの生存を明示してしまうことにもなっています。本編ではマヤとキングピンのフィナーレについて詳細に見せずに終了したため、その曖昧さを維持するためにカットされたのかもしれません。

どちらにしても「ロジャース・ザ・ミュージカル」は多くのファンに歓迎されました。ポルトガル語やスペイン語など一部の言語では吹替版が用意されていますが、残念なことに日本語吹替版はありません。

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ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Hawkeye’ Director Rhys Thomas on the Finale, the Rockefeller Plaza Fight, Hiding Big Secrets, and What He’s Heard About Season 2